「so that構文」は主に下記を表現する場合に使います。
- 目的
- 結果
- 程度と結果
これでけ言っても難しいですよね?
口語でも文語のどちらでも役立つのが「so that構文」なので、この使い方を習得すると英語の幅が確実に広がります。
目次:
1.目的を表現!「so that」構文の意味
・「so that」節で使われる助動詞は?
・カジュアルに「so」や「that」を省略できる
・「in order that/in order to」への言い換え
2.結果を表現!カンマを使った「, so that」構文の意味
3.程度と結果を同時に表現!「so ~ that」構文の意味
・「so ~ that」の倒置
・「such 名詞 that」との違い
・「too 形容詞 to」との違い
1.目的を表現!「so that」構文の意味
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この場合の形は、「英文A(SV)so that 英文B(SV)」となります。
2つの文を繋げるので接続詞的な役割となります。
意味は次のようになります。
- BをするためにAをする
- AをすることでBになる
- Aをする、それでBが出来る
など。
言葉じゃ難しいですよね。例文を見てきましょう。
下記がその例文です。
- He studied hard so that he could pass the exam.(試験を合格するために、彼は一生懸命勉強しました)
- Keep quiet so that everyone can listen.(黙って下さい、そうすることでみんなが聞けます)
など。
あくまで、「Bをすることが目的で、そのためにAをする」という場合に使うのが「so that」構文の1つの使い方となります。
「so that」節で使われる助動詞は?
「so that」の後ろ、つまり英文Bのところでは「will(~するように)」、「can(~できるように)」、「may(~するかもしれないから)」の助動詞を基本的に使います。
「may」は少し丁寧な言い方になります。
基本的に英文Bには、助動詞が必須となります。「主語+動詞+so that+主語+助動詞+動詞 」というのが正しい形です。
例文を見ながらその意味と使い方を見てみましょう。
- I’m making dinner now so that it will be ready soon.(すぐに食べれるように、今夕食を使っています。)
- Please come to our party so that we can enjoy more.(もっと楽しめるから、是非パーティに来てください)
- We should arrange the meeting so that they may propose another offer.(彼らが別のオファーをするかもしれないから、打合せを持つべきです)
など。
カジュアルに「so」や「that」を省略できる
「so that」構文をカジュアルに口語、文語でも省略して表現することがありますが、フォーマルな場合は避けるようにしましょう。
しかし、省略できるとも、「so」か「that」のどちらかで、「so that」の両方省略されることはありません。
下記がその例文です。
- He is doing his homework now so(that)we can go out.(外出できるために、彼は今宿題をしています)
- I will buy formal wears(so)that I may go to her wedding party.(彼女の結婚式に行くかもしれないから、正装を買います)
「in order that/in order to」への言い換え
「in order that」構文は、「so that」のフォーマルな言い方で、文語的表現だと思って下さい。
また、英文Aと英文Bで主語が同じであれば、「in order to/to不定詞」とすることも多いです。
下記がその例文です。
- I will give you a clue in order that you can discuss the problem.(その問題について議論するために、あなたにヒントを与えますね)
- I went there in order to meet him.(彼に会うためにそこに行きました) ※「I went there to meet him.」のto不定詞よりもフォーマルな言い方になります。
など。
2.結果を表現!カンマを使った「, so that」構文の意味
この構文は、「~をした、だから~になった」という結果となります。
「カンマ(,)」があるだけで全然意味が変わりますね。
この場合は、「so that」の後ろの文に助動詞は必須ではなくなりますが、別の助動詞を使うこともあります。
下記がその例文です。口語であれば、「that」を省略することも多いですね。
また、3つ目の例文のように、仮定法のような使い方もできます。
- I slept naked, so that I got cold.(裸で寝たので、風邪を引きました)
- My phone got broken, so(that)I had to go buy new one.(携帯が壊れたので、新しいのを買いに行かなくてはいけませんでした)
- Work harder, so that you could get promoted.(もっと働きなさい。そうすれば昇進するかもしれないよ) ※「if you work harder, you could get promoted.」と同じ意味になりますね。
カンマ(,)があるだけで、目的の「so that」とは違うことを意味しています。
3.程度と結果を同時に表現!「so ~ that」構文の意味
「とても~だからーです」という場合に使うのがこの形です。
「so」と「that」の間には、形容詞か副詞を置くのが基本です。
下記がその例文です。
- He walks so fast that I cannot follow him.(彼はとても早く歩くから、追いつけません) ※この場合の「fast」は副詞です。
- She is so beautiful that everyone wants to have a date with her.(彼女がとても美しいので、誰でも彼女とデートがしたい) ※ここでは「beautiful」が形容詞です。
など。
「so ~ that」の倒置
soとthatの間に入る、形容詞・副詞を強調したい場合は、倒置法を使います。
この場合の形が形容詞か副詞(動詞を修飾している)によって形が異なります。
- 形容詞の場合・・・So 形容詞+動詞+主語 that ~
- 副詞の場合・・・So 副詞+do+主語+動詞の原形 that ~ ※文が過去形の場合は、「do」は「did」に変化します。
これも基本形だけを見ても難しいですね。
下記がその例文です。
- 形容詞の場合・・・So sad is he that he cries all day.(彼はとても悲しんでいたので、一日中泣いています)
- 副詞の場合・・・So hard did she work that she looked tired.(彼女はとても一生懸命働いたので、疲れているようでした)
など。
倒置の形は初心者の方は難しいかもしれませんが、慣れてきたら使ってみましょう!
「such 名詞 that」との違い
「so ~ that」の意味や使い方は全く同じですが、間に入るのが「名詞句(形容詞+名詞)」の場合は、必ず「such ~ that」構文となります。
下記がその例文です。
- It was such a terrible mistake that I was very disappointed.(それはとてもひどいミスだったので、とても落ち込みました) ※「The mistake was so terrible that I was very disappointed.」と同じ意味となります。
- He is such a kind person that we all like him.(彼はとても優しい人なので、みんな好きです) ※「He is so kind that we all like him.」と同じ意味です。
「too 形容詞 to」との違い
「so ~ that 主語 cannot(否定形)」と同じ意味になるのがこの形です。
意味は、「~しすぎてーが出来ません」となります。
下記がその例文です。
- It was too boring to concentrate on the story.(とても退屈過ぎて話に集中できませんでした) ※「It was so boring that I (we) could not concentrate on the story.」と同じになります。
- The problem is too difficult to answer.(その問題は難しすぎて解けません) ※「The problem is so difficult that we (I) cannot answer it.」と同じです。
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まとめ:「so that」構文を使い分けれるようになると便利!
「so that」構文はネイティブもよく使う形です。
用途別に使い分けができれば、英語初級者から次のステップに行けます。是非、この機会に習得しましょう。
しかし、最初は間違って使うこともあります。トライ&エラーで英語は上達します。間違えを恐れずにドンドン使ってみましょう!
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