「ありえない!」と驚いて表現する場合がありますよね。
しかし、この「ありえない」ですが、色々な言い方に変えて変更することもあります。
下記のような表現です。
- 信じられない!(私は信じません、など)
- うそでしょ!
- まさか!
- 絶対無理!
など。
また、「実際にはありえません」や「普通ではありえません」という言い方もあります。
目次
「ありえない」の意味は?
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そもそも日本語の「ありえない」の意味は何なのでしょうか?
「ありえない」をフォーマルに書くと、「有り得ない」となります。
また、直訳するとあってはならないで、起こりえない、あるはずがない、ありそうもない、可能性がない、信じられない、などの意味にもなります。
要するに、冒頭でもお伝えしていますが、それに該当する日本語を探してそれを英語表現にすれば簡単に会話で使えます。
絶対に1つの表現ではないのが、英語の特徴です。様々な表現を使いこなせるようになりましょう!
翻訳機を使って1個だけ出てきた表現だけが「ありえない」というのではありませんので、留意しておいてください。
色々ある!「ありえない」の英語表現と使い分け・スラング
「ありえない」の表現にはたくさんの言い方があるのですが、ここではネイティブがよく使う厳選したものをピックアップしました。
No way!
スラング的な言い方になります。
もともと文章の中で使うことがある表現です。
- I have no way out(逃げ場がない)
- There is no way that he does it.(彼は決してそんなことはしない)
など。
その「No way」だけを使って表現します。
意味としては次のような時に使えます。
- 嫌だ
- それはないわ(そんなことない)
- 最悪
- まじでありえない
また、意味は全くないのですが、リズムというか韻を踏む感じで、「No way, Jose.」という場合があります。
Jose(発音はホーゼイ)と人名を「No way」の後ろに付けてネイティブが表現する場合がありますので覚えておきましょう。
I can’t believe it.
直訳すると「それを信じることが出来ない」となります。
次のような場合の「ありえない」です。
- 信じられない
- まさか
- そんな馬鹿な
また、「Unbelievable!(アンビリバボー)」という表現もありますが、この場合はポジティブな表現の場合で、「すごい」というニュアンスを含んだ「ありえない」となります。
「I can’t believe it.」と似た表現で、「I don’t buy it.」(直訳:私はそれを買わない)というスラング的表現がありますが、それはネガティブで、「そんなこと俺は信じないよ」という場合の「ありえない」になります。
You must be ~
「あなたは~に違いない」という場合に使う表現になります。
これを使って「ありえない」を表現すると下記のようになります。
- You must be kidding.
- You must be lying.
- You must be joking.
どれも「あなたは嘘をついているに違いない=ありえない!」となります。
- 冗談だろ
- 嘘って言えよ
という場合に使います。「I can’t believe it.」にニュアンスは近いですね。
また、「You must be」のところを「You’ve got to be」や「You gotta be(カジュアル)」とするネイティブも多いです。
スラング的な表現として、「For real(本当?)や「本当にするの?ありえないよ」という場合の「Are you serious?」という言い方もあるので覚えておきましょう。
That’s impossible.
直訳すると「それは不可能だ」となります。反対は「possible(可能な)」ですね。
そんなことありえない、嘘だ、信じられないというニュアンスが含まれた表現です。
また、スラングで友達同士では「In your dream!」(直訳:あなたの夢の中で)という表現も使います。
「ありえない、ほざけ!」というニュアンスになります。
It can’t be ~
「It can’t be.」とそのままでも「ありえない」という表現で使えます。
『5つの意味がある「can」と「can be」の正しい使い方や違い』でも解説していますが、「cannot be」とすると「~のはずがない」という表現になります。
しかし、ビジネスなどフォーマルな言い方では「can be」の後に単語を繋げるケースがあります。
下記がその例文です。
- It can’t be happening.(直訳:それが起こっているはずがない)
- It can’t be true.(直訳:それが本当のはずがない)
どちらも「ありえない」という意味です。
因みに「It can’t be help.」とすると「助けようがない、仕方ない(しょうがない)」という表現になります。会話でも使うので覚えておきましょう。
unlikely
可能性が低い、ありそうもないという場合の「ありえない」に使います。
他の表現よりも少し弱く、ビジネス英語としても使えます。全否定はしないけど、まずありえないと思っているというケースですね。
次のような英文として使われます。
- It’s unlikely.
- It seems unlikely.
常識的にありえません
単純に「ありえいない」と言わないケースが次ですね。少しフォーマルな言い方です。
こちらも全否定はしないのですが、やんわりと相手に伝えるケースで使うことが多いですね。
- 常識的(論理的に)にありえない(It’s not logical) ※または、「It’ not right.(それは違う・正しくない)」という言い方もあります。
- 普通はありえない(It’s unusual.) ※「It sounds unusual.」などにすると更に柔らかい表現になります。
まとめ:「No way!」だけ使わないようにしよう!
「ありえない」という表現を見てきましたが、それぞれニュアンスが少し異なります。
一般的には「No way!」がよく使われますが、それだけでは英会話力は伸びません。違う表現を使うことで表現が豊かになります。
是非参考にしてみて下さい。
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