「~さんと知り合いです」や「~さんは知り合いですか?」などを英語で表現できますか?
この「知り合い」という表現は、英会話の中でも頻繁に使う1つです。
ビジネスや友達付き合いなど様々な場面で、第三者の「知り合い」について話す機会がありますよね。
目次
「知り合い」の 基本英語
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一般的に使われているカジュアルな表現と少し硬い2つの表現をみてみましょう。
英語の「friend」で「知り合い」を表現
良く使われる「知り合い」は英語で「friend」です。
「friend」は「友達」と覚えている人も多いと思いますが、日本語の「友達」よりも幅広い表現です。
例えば、単なるご近所さんなど、それほど深い仲でなくても「friend」でOKです。
「friend」の発音と発音記号は下記となります。
英語の「acquaintance」で「知り合い」を表現
日本語の「知人」を直訳すると「acquaintance」ですが、堅い表現で「acquaintance」と紹介されると少し冷たく感じてしまう人もいますので注意が必要です。
「acquaintance」の読み方(カタカナ)・発音
「acquaintance」の発音は下記となります。
しかし、公的な書類で緊急連絡先などに知人の名前を書くと、本人との関係の欄には「friend」と書きます。それくらい「friend」が表す幅は広いので、普通の「知り合い」であれば「friend」でOKです。
すぐに使える!「知り合い」に関する英語フレーズ
ご紹介した通り、「知り合い」は「friend」や「acquaintance」ですが、「知っている」や「知り合いである」という場合には「知る」や「知っている」という意味の「know」が使えます。
「知り合いです」は英語でなんて言う?
「知り合いです」は「have known」を使います。現在完了形を使うことで、過去から今まで知っているという表現をします。
主語は「He」や「She」などの場合は、「has known」となります。
【例文】
- 英語:I’ve known John for 10 years. ※「I’ve」は「I have」の略です。
- 日本語:ジョンとは10年前からの知り合いです。
「for」の代わりに「since + 年(2000年など)」を使えば「~年から知り合いです」という意味になります。
「長年の知り合い」は「for many years」でOKです。
少し堅い表現にはなりますが「acquaintance 」の動詞形「acquaint(アクウェイント)」の受け身を使うこともできます。
【例文】
- 英語:Mr. Smith is acquainted with President Bush.
- 日本語:スミスさんはブッシュ大統領と知り合いです。
「知り合いになる」は英語で?
「知り合いになる」は「get to know ~」のフレーズが使えます。
【例文】
- 英語:I got to know Jim. 日本語:ジムと知り合いになりました。
- 英語:I’m glad to get to know you. 日本語:知り合いになれて幸せです。 ※「be動詞+glad(グラッド)+to ~」で「~で(出来て)幸せです」という表現です。
「知り合いですか?」は英語で?
「~は知り合いですか?」と聞くときには「Do you know ~?」のフレーズが使えます。
【例文】
- 英語:Do you know Mari?
- 日本語:マリは知り合いですか?
目の前に2人ともいて、「お互い知り合いですか?」という場合は「each other(イーチ・アザー)」を使います。
- 英語:Do you know each other?
- 日本語:お互い知り合いですか?
「知り合いではないけど、単に知っている場合は?」
有名人などを「知っていますか?」と聞く場合は、「Do you know ~?」のフレーズを使うと間違いです。
これで聞いてしまうと「知り合いですか?」という意味になってしまって、名前は知っているけれど知り合いではないので「No.」という回答が返ってきます。
有名人の場合は、「Do you know of ~?」のフレーズで聞きます。
【例文】
- 英語:Do you know of Haruki Murakami?
- 日本語:村上春樹を知っていますか?
有名人でなくても、「~さんの名前知ってる?」や「~のこと聞いたことある?」くらいのニュアンスの場合、「know of~」を使います。
また、その人について詳しく知っているかどうか聞く場合は「know about ~」を使います。
肯定文でも、有名人や名前を知っている程度の人であれば「know of~」、詳しく知っている場合は「know about ~」が使えます。
「知り合い」の関連英語
「知り合い」の関連表現を確認しましょう。
- 「隣人」:neighbor(ネイバー)
- 「親友」:close friend ※この場合、「close」は「クロース」と発音します。「近い」という意味です。
- 「間柄」:relationship(リレイションシップ) ※「関係」という意味です。
- 「(知り合いを人に)紹介する」:introduce(イントロデュース)
- 「連絡先」:contact information
まとめ:「知り合い」の英語は簡単に表現してみよう!
「知り合い」の表現は、「friend」や「know」など誰もが知っている単語を使った簡単な表現です。
でも、実際の場面で急に「知り合い」を英語に訳そうとすると、難しく考えてしまって、何と言ったらいいかわからなくなってしまう人も多いです。
「知り合い」に限らずですが、英語にするととっても簡単な単語で表現できてしまうことも多いです。
新しい単語を覚えることも大切ですが、知ってしまえば簡単に使える表現で会話できることを増やすことを意識すると会話で話せる幅がグン!と広がります。
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