野菜の「なす」を英語で何というかわかりますか?
トマトや、イモなどの野菜は、知っている人も多いと思いますが、意外にしられていないのが「なす」です。
また、「なす」はアメリカ英語とイギリス英語では単語が違います。
目次
茄子(なす)は英語でなんて言う?
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冒頭でもお伝えしていますが、「なす」にはアメリカ英語とイギリス英語の2つがあります。
それぞれの発音などを見てみましょう。
アメリカ英語の「なす」
アメリカ英語で「なす」は「eggplant」です。
なすの英語|「eggplant」の読み方(カタカナ)・発音
「eggplant」の発音などは下記となります。
イギリス英語の「なす」
イギリス英語で「なす」は「aubergine」です。
なすの英語|「aubergine」の読み方(カタカナ)・発音
「aubergine」の発音などは下記となります。
豆知識:どうして「eggplant」というの?
アメリカ英語で「なす」は「eggplant」ですが、直訳すると「卵の植物」です。「なす」から卵は想像がつかないですよね。
なぜ、「卵の植物」と言われているのでしょうか。
日本のナスは細長いものがほとんどですが、アメリカの「なす」は丸型で卵の形のようです。
最近は米ナスといわれる品種で、日本でも販売されているので想像がつくかもしれません。日本で売っている米なすは紫が多いですが、アメリカで一般的に販売されている「なす」は白色です。白く丸い形の「なす」は、まるで卵のようです。
まさに、アメリカの「なす」は卵のような植物で、その形から「eggplant」と呼ばれています。ちなみに、日本でよく見る紫色の米なすは「black beauty」という品種です。
「なす」の関連英語
「焼きなす」など、「なす」に関する料理名や調理方法など、関連英語を確認しておきましょう。
特に、料理名は英語で外国の方に説明できるとかっこいいですよね。
- 焼きなす:grilled eggplant:「grill(グリル)」は「網焼きする」や「直火で焼く」です。
- なすの揚げ浸し:deep-fried eggplant in soy and mirin broth ※「deep-fry(ディープ・フライ)」は「油を使って揚げる」です。「mirin(みりん)」は日本独特の調味料なので、「sweet sake(スウィート・サケ)」という表現でもOKです。「broth(ブロス)」は「だし」や「煮汁」です。
- なすをいためる:fry eggplant ※「fry(フライ)」は炒めるで、揚げる場合は、上述の「deep-fry」です。特に「fry」の「r」の発音を意識ましょう。
- マーボーなす(麻婆茄子):fried eggplant with Chinese chili sauce
- なすのへた:the tip of eggplant ※「tip(ティップ)」は「先端」や「先」という意味です。
- 朝採りのナス:eggplant harvested early in the mooring ※「harvest」は「収穫・収穫する」の英語です。「early in the morning」は「早朝の」となります。
「なす」以外の野菜の英語名
「なす」以外の野菜の英語名もついでに確認しておきましょう!
ここで覚えると一石二鳥ですね。
意外に知らない単語も多いのではないでしょうか。スーパーで買い物する時や、料理の時など日常生活で使うので、知っておくと便利です。
ここでは、普段多く使う野菜をまとめました。
- 野菜:vegetable(ベジタブル)
- レタス:lettuce(レタス)
- にんじん:carrot(キャロット)
- トマト:tomato(トメイト) ※発音に注意です。
- ピーマン:green pepper(グリーン・ペッパー) ※「sweet pepper(スウィート・ペッパー)」や「bell pepper(ベル・ペッパー)」と呼ばれる場合もあります。欧米ではカラーピーマンのように肉厚なピーマンが多いです。
- きゃべつ:cabbage(キャビッジ)
- かぼちゃ:pumpkin(パンプキン) ※アメリカの「pumpkin」は、ハロウィンで見る黄色い大きいかぼちゃです。日本のかぼちゃは、欧米では「Kabocha」として販売されていることもあります。
- いも:potato(ポテイト) ※発音に注意です。
- さつまいも:sweet potato(スウィート・ポテイト)
- だいこん:Japanese radish ※「radish(ラディッシュ)」は二十日大根のことです。
- 玉ねぎ:onion(オニオン)
- ブロッコリー:broccoli
- とうもろこし:corn(コーン)
- にんにく:garlic(ガーリック)
- しょうが:ginger(ジンジャー)
- ホウレン草:spinach(スピニッチ)
- きのこ:mushroom(マッシュルーム)
- 椎茸:shiitake ※「shiitake mushroom」でも同様です。
- メロン:melon
- スイカ:watermelon(ウォ-ターメロン)
- カリフラワー:cauliflower
- きゅうり:cucumber(キューカンバー)
- オクラ:okra
- カブ:turnip(ターナップ)
- ごぼう:burdock(バードック) ※欧米の人はめったにごぼうは食べません。木の根っこなので、食べるというと驚かれます。野菜としてこの単語を使う時は多少説明が必要かもしれません。
- 大豆:soybean(ソイビーン) ※大豆を使ったしょう油は「soy sauce」、豆乳は「soymilk」、豆腐は「soybean card」または「tofu」、納豆は「fermented soybeans」または、「natto」です。「ferment(ファーメント)」は「発酵する」です。大豆を使った食品はヘルシーでアメリカでも人気です。
- 筍:bamboo shoot ※「bamboo(バンブー)」は「竹」、「shoot(シュート)」は「芽」の意味です。
- 白菜:Chinese cabbage
- ニラ:leek(リーク)
- ズッキーニ:zucchini ※イギリス英語では「courgette(コージェット)」で、フランス語風の発音です。
- もやし:bean sprout ※「sprout(スプラウト)」のみでもOKです。
- セロリ:celery
- パセリ:parsley(パースリー) ※日本語とちょっと発音が異なります。
- バジル:basil(ビーゾー) ※こちらも発音が注意です。
- アスパラ:asparagus
- レンコン:lotus root ※「lotus(トータス)」が蓮で、「root(ルート)」が根の意味です。れんこんは漢字で「蓮根」と書くのでそのままですね。蓮根は欧米では食べないので、食用の意味で使う場合は説明を加える必要があります。
野菜は、日本の野菜と欧米のものが大きさや形がちがうこともあります。
また、ごぼうや蓮根など、欧米では食用として食べる習慣がないものもあるので、単語としてはここで紹介したものが使えますが、説明を加えないと理解してもらえない場合もあります。
野菜の単語はすべて覚えなくてもOKですが、だいたい英単語を見たら何の野菜かわかる程度になると良いでしょう。特に、日々使う野菜は知っておくとよいですね。
まとめ:「なす」の英語はポイントを押さえるだけ!
「なす」はアメリカ英語が「eggplant」で、イギリス英語は「aubergine」ということと、発音を覚えておけばOKです。
「なす」に関する関連英語は、余裕があれば知っておくと日本食を説明する時などに便利ですね。「なす」以外の野菜の英語名も、意外に知らないものもあると思います。
海外旅行などで、スーパを見物、または実際に買い物に行く時など知っておくと便利なので、普段使うものはできれば覚えておきましょう。
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