英語学習において、英語で日記を書くことはアウトプットを強化する非常に効果的な手法です。
これは、「英語で日記は効果的!初心者でもすぐに書ける21の基本例文」の記事でも書いていますし、日付の書き方、書くネタなど、様々な基本も解説しています。
しかし、自分で書いた英語日記を「声に出して読む」ことも同じくらい重要です。
つまり、「音読」ですね。
「声に出さないで読む黙読」よりも、断然「音読」をおすすめしています。もちろん、黙読でも過去の自分を振り返り、英語上達の具合などの確認や復習にもなるのですが、「音読」はそれにプラスαの効果をもたらしてくれます。
「リスニングを鍛えるには音読もあり!?3つの効果・理由と正しい勉強法」の記事にもありますが、「英語日記を読む」という音読は次のような効果があります。
- 自分の音を聞くので発音が身に付く
- 単語を自然と知ろうとするので語彙力が身に付く
- 語順で読むので英文法力が身に付く
よって今回は、日記を使って音読につなげる方法やその効果やメリットについて詳しく解説します。
目次
英語日記を定期的に「読む」習慣をつける
※このページには広告が含まれています。
まずは、英語日記を毎日または定期的に書き、その内容を声に出して読むことを習慣にしましょう。
日記を書くことがアウトプットの練習である一方、それを「読む」ことで、自然な発音やリズム感を身につけることができます。
書いたことを声に出すことで、自分が使った表現や単語の使い方が正しいかどうかを確認する絶好の機会になります。
英語日記全体の流れを意識して読む
英語はリズムやイントネーションが非常に大切な言語です。
英語日記を読み上げる際には、単語単体ではなく、文全体の流れを意識して音読してみましょう。
英語特有のリズムに慣れることで、リスニング力も向上します。
日記の内容が日常的なものほど、会話でも使える実践的な英語が身につきやすくなります。
英語日記を読むための環境を整える
リラックスできる環境を作り、自分の声に集中できる場所で音読を行いましょう。
音読中には声をしっかり出すことが重要です。
通勤通学中は難しいので、自宅で書いた直後、朝起きた後、寝る前など、自分だけの空間が維持できる場所で音読しましょう!
自分が書いた以外の日記も読んでみる
音読の練習には、自分で書いた英語日記を使用するのが一番ですが、以下のようなオリジナル例文を用意し、日々の練習に取り入れてみましょう。
This morning, I woke up earlier than usual and decided to go for a jog.
The fresh air and quiet streets helped me clear my mind, and I felt ready to tackle the day ahead.
このように、簡単な出来事を自分なりに表現し、それを声に出して読むことで、自然な発話の練習が可能です。
日常的な話題ほど実生活でも役立ちます。
オリジナル例文を作るのに最適なのが、ChatGPTなどのAIです。
読み上げる英語日記を録音してみる
音読の練習では、録音することで自分の発音やリズムを客観的に確認することができます。スマホなどでも簡単にできます。
録音を定期的に行い、例えば、数週間後に最初の録音と比較することで、自分の進歩を実感できます。
また、最初に書いた日記と最近のものを比較することで、文法や表現の変化、発音の改善に気づくことができ、自信を持って学習を続けるモチベーションにつながります。
まとめ: 英語日記を読むことで得られるメリット
英語の日記を「読む」ことは、ただ文章を確認するだけでなく、音読を通じて発音やリズム感を向上させるための強力なツールです。
自分が書いた内容を声に出して読むことで、英語のイントネーションやリズムを自然に身につけ、実生活での会話に役立つスキルを養うことができます。
さらに、音読を録音して聞き返したり、ネイティブスピーカーの音声を参考にしたりすることで、より一層の改善が期待できます。
毎日の練習が少しずつでも、確実に自信へとつながります。
英語学習の一環として、ぜひ今日から英語日記を「読む」習慣を取り入れてみてください。
継続することで、リスニング力やスピーキング力が飛躍的に向上するはずです。