
「英語で告白ってなんて言うんだろう」と思ったことありませんか?
SNSが普及して海外の人と繋がる機会が増えました。海外の人に想いを伝える時に何て言ったらいいのかと困っている人もいるかもしれません。
自分が告白しなくても英語圏の人から告白されるかもしれない場合もフレーズを知っておいたほうがよいですね。告白されているのに、なんて言われているのかわからない!なんてことがないように・・・
よく、日本では英語で告白といえば「I love you.」という言葉が知られていますが、これは家族にも使うので日本人が思う愛と「love」には少し隔たりがあります。
目次:
1.英語で告白するって何て言うの?
2.英語で告白する前に「探りを入れる」
3.英語で告白する前に「アピールする」
4.実際に英語で告白する
5.英語の告白に対して「断る」
6.付き合ってから使える英語の告白フレーズ
7.英語で告白「プロポーズ編」
1.英語で告白するって何て言うの?
告白に使えるフレーズを確認する前に、そもそも「告白」って英語でどう言ったらよいのでしょうか?
直訳的に告白を英語にすると「confess love」(愛を告白する)ですが、ネイティブはほとんどこの言い方はしません。
ネイティブは「ask someone out」がよく使う「告白」というフレーズです。
- 例1.I asked her out./私は彼女に告白した。また、この「ask someone out」はデートや映画などに誘うという意味でも使うことができます。
- 例2.I asked her out on a date yesterday./昨日、彼女をデートに誘ったんだ。 他に、I asked her out to a movie./彼女を映画に誘ったんだ。などもあります。
告白して、付き合っている場合は、似たフレーズで「going out」といいます。例文として、Jessica and Tom are going out. /ジェシカとトムは付き合っている。などとなります。
その他にも、「seeing each other」というフレーズを使う場合もあります。
欧米では、日本のような「告白」はあまりなく、気付いたら付き合っているというパターンが多いようです。よく遊んでいて、気付いたら付き合っているパターンが多く、告白されないという場合も多いです。友達に「girlfriend/boyfriend」と紹介されて初めて、そうだったのか・・・と気付くパターンや、最近ではSNSのフェースブックなどで関係が更新されて、なんとなくから、付き合っているに変わるというパターンも多いようです。
2.英語で告白する前に「探りを入れる」
告白する前に、「誰かと付き合っているの?」、「彼女いる?」、「彼氏いる?」などと確認したい時に使えるフレーズです。
直接的に、告白するよりこれらのフレーズを使って、なんとなく探りを入れて、結果的に付き合うというパターンも多いです。
- Do you have anyone in your mind?/誰か好きな人いるの? ※探りを入れている言葉ですが、日本語でもこれを聞かれたら相手が好意を持ってくれているとわかる言葉ですね。
- Are you seeing anyone?/誰かと付き合っているの? ※これも、上のパターンと似ています。ここでは「seeing」は会う→よく会う→付き合うという意味で使われています。
- Are you going out with anyone?/誰かと付き合っているの? ※これは、ほとんど直接的ですが…。going out with…で、~と付き合っているという意味です。
3.英語で告白する前に「アピールする」
直接的な告白をする前に、アピールする時に使えるフレーズです。直接的によりも、こういうアピールのほうが実際には多いかもしれません。
- You’re my type./あなたは私のタイプだわ!
- It’s fun to be with you./あなたといるととても楽しい!
- Why is it so much fun to be with you?/なんであなたといるのがこんなに楽しいんだろう?
- You are really cool!/すごくかっこいいね!
- I want to know more about you./あなたのこともっと知りたいな。
日本語でも、なんとなく似ている言い方をするのでわかりやすいかと思います。英語自体も簡単なものばかりなので覚えやすいですね。
4.実際に英語で告白する
直接的な告白に関するフレーズです。
- I want to go out with you./あなたと付き合いたいです。
- I cherish you./あなたを大切にします。
- I’m sweet on you./あなたに恋してる。 ※「sweet」はいろんな意味がありますが、ここでは「恋」の意味で使っています。
- You take my breath away./息ができないほどあなたに夢中。 ※直訳では、「あなたが私の息を奪う」でそれほど夢中だということを言っています。
- I think I fell in love with you./恋に落ちちゃったみたい。 ※日本語で「恋に落ちる」という言葉がありますが、英語も「fell in love」で同じ表現があります。
- I have special feelings for you./あなたに特別な想いを抱いています。
- I have a crush on you./あなたに夢中。
- I want to be more than just your friend./友達以上になりたいんだ!
- I can’t get you out of my mind./あなたのことが心から離れないの。
- No words can express my love for you./言葉で表せないほどあなたを愛しています。
- All I see is you./あなたしか見えない。
どのシチュエーションでも使えるわけではなく、時と場面に応じて選んで使いましょう。それほどの関係でもないのに、使うと重すぎるという場合もあるので要注意です。
5.英語の告白に対して「断る」
告白のフレーズと一緒に覚えておきたいのが、断り方です。告白されるのは嬉しいけど、でも付き合うのは・・・という場合ってありますよね。
- I like you but I’m not that in to you./好きなんだけど、そこまで惚れてないの。 ※あえてloveではなくlikeをつかいます。「人としては好きなんだけど…」とか「友達としては好きなんだけど・・・ごめんね。」というニュアンスです。I like you but…は他の文とも組み合わせて色々使うことができます。
- You’re nice person but you are not my type./いい人なんだけどタイプじゃないの。 ※「not my type」はタイプじゃないという意味です。You’re nice person, but…も上の文同様、後ろの部分をいろいろな言葉に変えて使うことができます。その他にも、nice personをvery sweet person(とても優しい人)と置き換えることも可能です。
- Thank you for caring me, but…/私を想ってくれてありがとう、でも・・・
- We had fun together but…/一緒にすごせて、楽しかったけど・・・
- I have someone who I’m love in with./愛する人がいます。
- I already have a boyfriend(girlfriend)./既に付き合っている人がいます。
- I’m not ready for it./まだ、恋愛できる状況じゃないの。
- I’m not right person for you./私はあなたにふさわしい人間じゃないと思う。
- I can’t get hurt again./傷つくのはもういや。
- I don’t think we’re there yet./まだ私たちはそんな段階じゃないと思う。
- Let’s take it easy and see how it goes./慌てないで、少し様子を見てみましょう。
- I’m enjoying single life./独身生活を楽しんでいるから。
どれも、単体で使うとすごくきつい言い方になってしまうので、最初にクッション言葉を入れながら少し和らげて使うことが必要です。英語ははっきり言う文化ですが、それでも相手が傷つかないように気づかいは必要です。
6.付き合ってから使える英語の告白フレーズ
アメリカ人や西洋人は、「好き」ってはっきり言うというイメージがあるかも知れませんが、付き合う前より付き合ってからの方が愛の告白が多いかもしれません。
色々な表現がありますが、いくつかご紹介します。
- You are special to me./あなたは私にとって特別な人。
- I can’t tell you how much I love you./どれだけ好きかって言葉に表せないくらい好き!
- I can’t live without you./あなたなしでは生きられない!
- I sincerely love you./心から愛しています。
- You are my everything./あなたは私の全てです。 ※日本の歌の歌詞にも出てくる言葉ですね。その言葉の通り、「あなたが全て!」という意味です。
- I like you very much just as you are./そのままの君が好きだよ。
- I love you, sweetheart./大切な人(恋人)、大好きだよ。 ※sweetheartは大好きな人(恋人)という意味です。他の場面でも使えるので覚えておきましょう。
- Love me do./私を愛して!
- (メールで)xoxo/キス & ハグ ※xがキスでoがハグです。メールやチャットで恋人同士が最後に書く略語です。英語の顔文字18選一覧|メールやSNSなどで大活躍するの記事にその他の略語がるので、是非参考にして下さい。
7.英語で告白「プロポーズ編」
恋の告白だけじゃなく、結婚のプロポーズもありますね。結婚のプロポーズで使えるフレーズもご紹介します。
- Will you marry me?/結婚してくれる? ※一番シンプルでよく使われるフレーズです。映画などでも出てくるフレーズですね。省略して「Marry me!」という場合もあります。
- Won’t you marry me?/結婚しない?
- Will get married./結婚しようか。
- I’ll stand by you all the time./あなたの支えになりたいです。
- Please keep holding my hands./この手を離さないで!
- Why do not you become my family?/家族になってくれない?
- Will be a family./家族になろうよ。(結婚しよう)
まとめ:英語の告白は相手と関係を考えて
英語の告白は、なかなか使う機会はないかもしれませんが、外国人の友達ができたら知っておいたほうが良いですね。
あなたが告白したりされたりしなくても、身近な周りでそういうシチュエーションができるという場合もあるので、知っておいたほうが良いでしょう。
また、リアルなシチュエーションじゃなくても映画などでは、告白のシチュエーションが良く出てきます。そんな時にフレーズをたくさん知っていると楽しめる幅が広がります。
全て覚える必要はありませんが、目を通して気になるのをいくつか覚えてみてください。