
「携帯電話」を英語で言えますか?
また、日本語のようにスマホという言い方はせずに、「cell(cell phone)」や「mobile(mobile phone)」という表現が一般的です。
携帯電話は海外旅行へ行っても手放せないアイテムですが、携帯に関する英語は意外と知らないものも多いと思います。
「機種変更する」や「私の携帯電話は防水です」、「電波が圏外です」など、会話の中でも使うものばかりです。
因みにスマホ(携帯電話)を使った勉強法については、『スマホで英語の勉強|今日から出来る!4つの方法とおすすめアプリ』を参考にしてみて下さい。
目次:
1.「携帯電話」の基本英語と略
1-1.「cell phone(アメリカ英語)」
1-2.「mobile phone(イギリス英語)」
1-3.「phone(共通)」
1-4.名刺になどに携帯番号を表記する場合の注意点
2.「携帯電話」のスマホやガラケーは英語で?その他の電話の種類の英語
2-1.携帯電話の「スマホ」の英語
2-2.携帯電話の「ガラケー」の英語
2-3.「携帯電話」以外:「固定電話」の英語
2-4.「携帯電話」以外:「公衆電話」の英語
2-5.「携帯電話」以外:「プリペイド携帯電話」の英語
3.今すぐ使える!「携帯電話」で使える関連英語フレーズ集
3-1.携帯電話の「電源を入れる」は英語で?
3-2.携帯から「電話をかける」は英語で?
3-3.携帯の「電話が切れる」は英語で?
3-4.携帯電話を「充電する」は英語で?
3-5.携帯電話を「契約する」は英語で?
4.「携帯電話」の関連英語
1.「携帯電話」の基本英語と略

アメリカ英語とイギリス英語で多少言い方が異なります。
1-1.「cell phone」
アメリカ英語で「携帯電話」は英語で「cell phone(セル・フォン)」です。
会話では略して「cell」と言うことが多いです。「phone」も「電話」の「telephone」を略した言葉です。
「cell phone」の「cell」は「cellular(セリュラー)」の略で、元々の意味は「細胞の」となります。細胞のように小さいことこから、携帯電話の表現に使われるようになりました。
- Where is my cell?(私の携帯電話どこ?)
- I’ll buy a new cell phone.(新しい携帯電話を買います)
- Cell phone stands for cellular phone(cell phoneはcelluar phoneの略です)
など。
地域を区切って、その地域ごとに電波基地を立てて、その基地と繋いで無線電話をするシステムが「cell phone」で、日本でも以前使われていた「セルラーフォン」という言葉の語源です。
この他に衛星通信を使った移動電話がありますが、これは「cell phone」ではなく「satellite phone(サテライト・フォン)」となります。
因みに、「携帯する」という動詞は「carry」を使います。
1-2.「mobile phone」
イギリスなどヨーロッパでは、「mobile phone」という言い方が一般的です。
この場合も、会話では「mobile(モーバイル)」と略すことが多いです。
また、同じヨーロッパでも、ドイツやフランスなどでは「handy(ハンディー)」という言い方が一般的です。
1-3.「phone」
アメリカ英語か一般的な会話では、携帯電話(スマホ・ガラケー)を総称して、「phone」のみを使うこともとても多いです。
- My phone rang.(携帯電話が鳴りました)
- I picked up my phone.(私の携帯電話を拾いました)
など。
1-4.名刺になどに携帯番号を表記する場合の注意点
名刺などに携帯電話番号を記載することも多いですね。
特に海外とのやり取りがある場合は、「+81(日本の国番号)」を頭に付けて、最初の「0(ゼロ)」を省略して付けることを忘れないようにしましょう。
これは固定電話番号も同じです。
例えば、あなたの電話番号が「080-xxxx-xxxx」という場合は、「+81-80-xxxx-xxxx」となります。
また、それが携帯電話番号であることを示す「Cell」や「Mobile」を付けると分かりやすいですね。
下記が表記の例です。
Cell:+81-80-xxxx-xxxx
など、参考にしてみて下さい。
イギリスなどヨーロッパ圏の取引が多い場合「Mobile」と記載してもよいです。
尚、アンケートや書類などの設問も、携帯電話を記載する欄には「Cell」または「Mobile」と記載されています。
2.「携帯電話」のスマホやガラケーは英語で?その他の電話の種類の英語
ここでは、スマホやガラケーだけではなく、固定電話などの言い方も確認しましょう!。
2-1.携帯電話の「スマホ」の英語
「スマートフォン(スマホ)」は英語でそのまま「smartphone」です。
直訳すると「頭がいい電話」、または「多機能電話」となります。イメージがしやすいですね。
しかし、会話の中でわざわざ「smartphone」という事は基本ありません。「cell」や「cell phone」でOKです。
2-2.携帯電話の「ガラケー」の英語
「ガラケー」は英語で「feature phone」(フィーチャー・フォゥン)です。
ただしこれも、一般的な会話では特に「スマホ」か「ガラケー」かを特定する必要がある場合を除いて「cell」や「cell phone」を使います。
2-3.「携帯電話」以外:「固定電話」の英語
固定電話は「landline phone」が一般的です。
土地という意味の「land」が入っているのでこちらも想像しやすいですね。
「home phone(家の固定電話)」や「office phone(会社の固定電話)」と区別する場合はそれぞれの呼び方もあります。
2-4.「携帯電話」以外:「公衆電話」の英語
公衆電話は「public phone」または「pay phone」です。
固定電話の子機は「portable phone(ポータブル・フォン)」または「cordless phone(コードレス・フォン)」といいます。
日本同様、英語圏でも固定電話や公衆電話は激減していて、「phone」といえば「携帯電話」を思い浮かべる人がほとんどです。
2-5.「携帯電話」以外:「プリペイド携帯電話」の英語
事前に電話料金を支払った分だけ使える「プリペイド携帯」は英語で「prepaid phone」(プリペイド・フォン)です。
英語圏では日本よりもプリペイド式の携帯を使っている人が多いです。
プリペイド携帯に、「チャージをする」という動詞は英語で「recharge(リチャージ)」です。「re」は「再度」という意味で、購入時にチャージされている料金を「再度チャージする」という意味です。
3.今すぐ使える!「携帯電話」で使える関連英語フレーズ集
英会話でも欠かせない英文をここでご紹介しますので、是非覚えましょう!
3-1.携帯電話の「電源を入れる」は英語で?
「電源を入れる」は英語で「turn on(ターン・オン)」です。「電源を切る」は「turn off(ターン・オフ)」です。
「携帯電話の」と付け加える場合は、「turn」の後に「phone」や「cell」入れて、「turn the phone on」か「turn the phone of」となります。または、「turn on the phone」、「turn off the phone」でも同様です。
3-2.携帯から「電話をかける」は英語で?
「携帯電話から電話をかける」は英語で「call from (the) cell phone」です。
「携帯電話に出る」は、英語では「答える」の「answer」をつかって「answer the phone」となります。
「携帯電話がなる」の「なる」は「ring」を使います。「The phone rings」となります。「ring」は不規則変化動詞で、過去形は「rang」となるので要注意です。「着信音」は「ringtone(リングトーン)」です。
3-3.携帯の「電話が切れる」は英語で?
携帯電話で会話中に通話が切れてしまった場合の「電話が切れる」は「get cut off」です。ほとんどの場合、「切れた」と過去形で使うので、「get」が過去形になり「got cut off」となります。
自分が電話で話していて、電話が切れてしまった場合主語は「I」で「I got cut off.」です。
「phone」を主語にして「My phone got cut off.」としてしまう間違いが多いです。この文だと、「携帯電話(の回線)を停められた。」という意味になってしまいます。
3-4.携帯電話を「充電する」は英語で?
「携帯を充電する」は英語で「charge the cell phone」です。
バッテリーは英語でもそのまま「the battery」です。よって、「充電が切れる」は口語では「死んでいる」という意味の形容詞「dead」を使って「the battery is dead」といいます。
「電池が切れそう」は「The battery is about to die」で、これもカジュアルな口語表現です。「The battery is low.」も同じような意味です。
3-5.携帯電話を「契約する」は英語で?
「契約する」は英語で「contract(コントラクト)」です。「新しい携帯を契約する」は「contract to buy new cell phone」です。「I have a contract to buy new cell phone」でも同様の意味です。
「携帯を解約する」は「cancel(キャンセル)」を使って「cancel the phone contract」です。
【契約・解約の関連表現】
- 「解約金」:termination fee
- 「通信業者」:carrier
- 「定額制」: fixed rate plane
- 「2年契約」:2year contract
- 「月額料金」:monthly bill
4.「携帯電話」の関連英語
ここでは「携帯電話」の関連表現を確認しましょう。
- 「留守電」:massage
- 「不在着信」:missed call(ミスドゥ・コール)
- 「マナーモード」:silent mode(サイレント・モード) ※「マナーモードにする」は「set the cell phone to client mode」です。
- 「携帯ケース」:cell phone case ※一般的な会話では「case」と略すことが多いです。
- 「スクリーン」:screen ※「スクリーンをタップする」は「tap the screen」です。
- 「絵文字」:emotion(イモーション)
- 「QRコード」:QR code ※「QRコードを読み取る」は「read QR code」です。
- 「SMIカード」:SIM ※「データ通信専用のSIM」は「date-only SIM」です。
- 「着信拒否する」:block (the) number
- 「知らない電話番号」:unknown number
- 「迷惑メールフィルターをかける」:filter spams ※「迷惑メール」は「junk mail(ジャンク・メール)」または「spam(スパム)」です。フィルターにかけられるメールは複数なので「spam」を複数形にします。
- 「電話番号を登録する」:register one’s phone number ※「one’s」のところは「his」や「her」などの所有格を入れます。
- 「赤外線通信」:IR communication ※「赤外線」は「IR ray」といわれ「IR」は「infrared」の略です。
- 「イヤホンマイク」:earphone microphone
- 「携帯ストラップ」:strap ※「ストラップをつける」は英語で「attach a strap」です。
- 「タブレット端末」:tablet
- 「充電器」:charger
- 「携帯を無くした」:lost one’s phone
- 「防水対応」:water proof
- 「機種変更」:cell phone upgrade ※日本のようにお決まりの表現がないので、「get a new cell(新しい携帯にする)」などでも伝わります。
- 「メール」:e-mail
- 「SMS(ショートメッセージサービス)」:text ※メールではなく、携帯番号に直接メッセージを送るSMSは「text」で、この「text」は「SMSを送信する」という意味の動詞としても使えます。
- 「写真をメールに添付する」:attach a photo to the e-mail
- 「インターネット」:internet
- 「パスワード」:passcode ※ロック画面などのパスワードのことです。
- 「無制限」:unlimited
- 「圏外」:out of service ※「電波」は「reception(リセプション)」で、「電波状況が悪い」は「reception is bad」または、「bad connection」です。
まとめ:「携帯電話」の英語は身近な会話の表現からマスターしよう!
携帯電話は、ほとんどの人が持っていて毎日持ち歩くものですよね。
日常会話でもよく出てくる表現なので、覚えたらすぐに使える表現です。
とても良く使う表現なので、関連表現もたくさんありますが、すぐに全て覚える必要はありませんが、日本語での携帯電話の話の時、これは英語で何て言うだろう?などチェックすると更にスピーディーに身に付いていきます。
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