英語で「面積」を表現できますか?
面積と一言で言っても、「表面積」、「延べ床面積」、「断面積」など色々な種類があります。
また、「平方メートル」や「平方フィート」など国によって面積表現の単位も異なります。
それと、「三角形」や「台形」など算数(数学)の計算時の面積の公式など英語で表現できますか?
目次
「面積」の英語と発音|関連表現
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面積を英語で表現すると「area」という単語で代表的です。
「area」の発音と発音記号は下記となります。
アクセントが頭にあるのがポイントです。
他にも「square measure」や「space」、「size」なども面積の英語として表現する場合もありますが、基本は「area」でOKです。
また、面積を知りたい時などによく使うフレーズは次のようなのがあります。
- 面積はどれくらいですか?:What’s the area? ※何の面積なのか特定したい場合は、「What’s the area of A?」などになります。
- 次の図形の面積を求めなさい:Find the area of the shape below. ※数学などで使う表現ですね。図形の英語やその面積の求め方については後述します。
など。
会話ではあまり「What’s the area?」とは言わない?
しかし、ある面積を知りたい時は、フォーマルなビジネス口語など以外は、次のようなフレーズを使うのが一般的です。
- How big is it?(広さはどれくらいですか)
- What’s the size?(大きさ・サイズはどれくらいですか)
どうでしょうか?
こちらの方がより日常会話的になりますね。
「What’s the size of the shape?(その図形の面積はどれくらい?)」や「How big is the land?(その土地の面積はどれくらい?)」など。
また、次のような「~面積」という言葉もありますね。
- 土地面積:land area
- 延床面積:total floor area ※「space」でもよく使います。床面積は「floor space」など。
- 表面積:surface area
- 断面積:area of the cross section
- 国土面積:national land area ※「日本の国土面積」は「Japan’s land area」で表現できます。
など。
何故、面積の単位は「S」?
何かの設計図、または数式で、面積は「S」と表記される場合があります。
例えば、体積(volume)は「V」、長さ(Length)は「L」と略され表記されることが多いですが、面積の英語は「area」なので、通常「A」で表現されます。
しかし、「S」は何の略なのでしょうか?
上述の「表面積」の英語を押さえてるのであれば、ピンときますね。
そうです、「S」は「Surface area(表面積)」の略という事です。
よって、「A」でも「S」でも基本は面積の事だということを押さえておきましょう!
面積に欠かせない図形と公式の英語例
さて、面積と深い関連性があるのが図形(shape)ですね。
最低限、下記の図形の英語は押させておくようにしましょう。
- 三角形:triangle ※正三角形は「equilateral triangle」です。
- 正方形:square ※単純に四角形という場合は、「quadrilateral」という英語がありますが、その場合も「square」というネイティブが多いですね。
- 長方形:rectangle
- 台形:trapezoid ※イギリス英語では「trapezium」と表現されます。
- 丸:circle ※楕円形は「oval」です。
それと、日本語での面積の求め方の公式は言えるけど、その英文はどのようなフレーズになるのでしょうか?
下記がその一例です。
- 三角形の面積の求め方(日本語):底辺かける高さ割る2
- 英語:the height times the base divided by 2
また、次も確認しましょう。
- 円の面積の求め方(日本語):円周率かける半径の二乗
- 英語:pi times radius squared ※「pi(パイ)」が円周率、半径が「radius(レイディアス)」、二乗は「squared」となります。 ※因みに三乗は「cube」、四乗は「to the fourth power」、10乗は「to the tenth power」という表現をします。
4.色々ある!面積の単位とその英語表記(記号)
最後になりますが、代表的な面積の「平方メートル(日本など)」と「平方フィート(米国など)」で見てみましょう。
10m²や100ft²などの表記がりますが、どれくらいの大きさで、どのような言い方(口語的表現)になるのでしょうか?
- 平方メートル(平米):m²(square meter) ※「sqm」、「sq m」で表現されることもあります。
- 平方フィート:ft²(square feet) ※「sqf」、「sq ft」も表現できます。
100ft²が約9.3m²となります。
またこれ以外にも色々な面積を表現する記号と呼び方があります。
- ha(ヘクタール/hectare)
- ac(エーカー/acre)
- a(アール/are)
- sq mi(スクエア・マイル)
- sq in(スクエア・インチ)
など。
これ以外も、ルード(rood)、ロッド(rod)、また日本独特の帖(畳)、坪、などがあり混乱しますよね。
そんな時に役立つサイトがあります。
面積の単位を変換するお役立ちサイト
これらの面積の単位を自分が使いやすい単位に変換して理解するのに役立つのが、keisanというサイトです。
外国人に説明する時に、20坪を平方フィートで説明したい時、また、10 sq inを平方cmで知りたい時などすぐに計算出できるのでとても便利で、おすすめです。
特に数字を多く扱う職業に就いていらっしゃるのであれば、お気に入りなどで保存していつでも計算できるようにしておきましょう!
まとめ:面積の単位(記号)の読み方にも慣れよう!
いかがでしょうか?
特に計算式、または英字新聞などで面積の単位を見た時にパッと英語で表現できないものです。
日本語からの情報でもいいので、「英語でどう表現するんだろう?」と常に意識してみて下さい。
難しい単語やビジネス表現ばかり覚えることに集中して、面積のようなとてもシンプルな表現を見落としがちです。
この機会に、英語の数字とその関連表現に慣れることも意識しましょう!『英語の数字一覧表|0~100以上の英語表記の書き方・読み方など』の記事もご参考下さい。