
外国人も参加するパーティーなどで、乾杯の音頭を頼まれたら、ぜひ気持ちよく引き受けたいものです。
でも、英語で「乾杯!」の掛け声を、Cheers!(チアーズ)ぐらいしか知らなかったり、いまいち発音に自信がなければ、折角の乾杯も遠慮がちになってしまいます。
目次

1.「乾杯」を英語で正しく発音
2.「乾杯」を頼みたい時の英語表現
3.「乾杯」を頼まれた時の英語表現
4.まとめ
1.「乾杯」を英語で正しく発音
一般的に、英語で「乾杯」という場合には、「Cheers(チアーズ)」が使われますが、もう1つ覚えておくと便利な単語があります。
「Toast(トースト)」です。Toastは、トースト(焼いたパン)の他に、「乾杯」という意味を持ちます。
西洋で古代、ワインやお酒に焼いたパンを入れて行事を祝したそうで、その文化が由来だと言われています。
それでは、早速、この2つの発音を確認していきましょう。
単語 | 読み方 | 音声 | 発音記号 |
Cherrs | チアーズ | tʃɪəz | |
Toast | トースト | tóust |
2.「乾杯」を頼みたいときの英語表現
あなたがパーティーの幹事をしていた場合など、誰かに乾杯をお願いすることがあります。
その時に使う定番の英語フレーズが「Will you make a toast?(乾杯の音頭を取ってくれませんか)」です。
藤永さん、乾杯の音頭を取ってくれませんか?
make toast と言ってしまうと、「トースターでパンを焼く」という全く別の意味になってしまうので、気を付けましょう。
「make」と「toast」の間に、必ず「a」の冠詞を入れることを忘れずに!
3.「乾杯」を頼まれたときの英語表現
逆に、突然あなたが乾杯を頼まれても、スマートに英語で「乾杯」ができる表現をご紹介します。
Step1:乾杯前のフリ
- We are all together here.
皆さん、お揃いですね。 - Thank you very much for coming today.
今日は来てくださって、どうもありがとう。 - Thank you for making time in your busy schedule.
お忙しい中、お集りいただき、ありがとうございます。 - Let’s just have a good time!
皆さん、楽しいひと時を過ごしましょう!
Step2:乾杯の合図
- Let’s make a toast.
では、乾杯しましょう。※「make a toast to~」としてtoの後に、「our success(私たちの成功)」などを入れる場合もあります。 - Shall we make a toast, now?
それでは、乾杯をしましょうか? - Why don’t we make a toast, now?
それでは、乾杯をしましょうか?
Step3:乾杯の掛け声
- Cheers!(乾杯!)
- Toast! (乾杯!)
※一般的には「Cheers!」が広く使われています。
4.まとめ:もう英語の「乾杯」で悩まない!
いかがでしたか?
これなら、いつでも英語で「乾杯」を依頼できるし、あなたが「乾杯」を英語で依頼されても、自信を持って音頭を取れますよね。
あなたの素敵な「乾杯」の場面に、ぜひ役立ててください!