英語学習の一環として日記を書くことは、日々のアウトプット練習として非常に有効です。
これは、「英語で日記は効果的!初心者でもすぐに書ける21の基本例文」の記事でも書いています。
そこでは、日付の書き方、書くネタなど、様々な基本も解説しています。
しかし、日記を書いていると「この単語で合っているのかな?」とか「もっと適切な表現があるかも?」と感じることもあるはずです。
そんな時に活躍するのが辞典(辞書)です。
辞典はただの単語帳ではなく、語彙力や表現力を豊かにするツールとして使えます。
辞典を使って英語日記のための語彙力を強化する
※このページには広告が含まれています。
日記を書く中で、同じ表現を繰り返し使ってしまうことはよくあります。
これを防ぐために、辞典を使って新しい単語を積極的に取り入れることが大切です。
例えば、「楽しい」という言葉を毎回「fun」で表現していると単調になりますが、辞典を活用して「enjoyable」や「delightful」といった言い換えを見つけることで、表現の幅が広がります。
類義語辞典を活用する
類義語辞典(シソーラス)は、特定の単語の代わりになる表現を探す際に非常に便利です。
日記に登場する頻度が高い単語を多彩な言葉で表現することで、文章がより魅力的になります。
たとえば「beautiful」を毎回使う代わりに、「gorgeous」や「stunning」といった言葉を取り入れることで、同じ内容でも異なるニュアンスが伝わります。
シソーラスを活用して、単調な表現を避け、豊かな文章を書きましょう。
例えば、ネットでもできる「Cambridge Thesaurus」で、先ほどの「fun」や「beautiful」を入力すると、それらの類義語が一瞬で表示されるのでとても便利です。
おすすめの辞典で後ほど紹介します。
コロケーション辞典で自然な表現を身につける
コロケーション辞典は、単語同士が自然に結びつく組み合わせを教えてくれる辞典です。
例えば、「make a decision」は正しい組み合わせですが、「do a decision」は不自然です。
こうした細かなニュアンスは、コロケーション辞典を使うことでより深く理解できます。
日記を書く際に、自然な表現を使いたい場合、こうした辞典が大いに役立つでしょう。
こちらも、おすすめの辞典で後ほど紹介します。
辞典に書いてある発音も確認する
日記を書く際、辞典を使って単語の発音も確認しておくと、後で音読するときに役立ちます。
オンライン辞典やアプリの辞典の多くには発音を確認できる機能があり、特に初めて使う単語の発音を正しく覚えることができます。
発音が正確であれば、スピーキングのスキルも向上し、実際の会話でも自信を持って使えるようになるでしょう。
その前に基本中の基本の発音記号などを予習したい場合は、「「英語の発音記号」25選(動画付一覧)とおすすめアプリ・本」の記事を参考にしてみて下さい。
辞典に書いてある例文を参考にする
辞典には多くの場合、その単語を使った例文が掲載されています。
この例文を参考にすることで、自分の文章にどう適用できるかがイメージしやすくなります。
例えば「productive」という単語を調べた際に、「I had a productive day at work」という例文を見つければ、自分の文章に「Today was a productive day because I finished several important tasks」といった表現を取り入れることができます。
この場合は、「a productive day」をそのままコピペしていますね。
こうした具体的な例文は、英語日記を書くときの大きな助けになります。
辞典で語彙を増やすためのコツ
辞典を使って語彙力を高めるためには、頻繁に新しい単語を学び、それを日記に取り入れる習慣をつけることが重要です。
学んだばかりの単語をそのまま使うだけでなく、関連する表現や使い方も一緒に覚えることで、英語力が飛躍的に向上します。
また、一度調べた単語を複数回日記に使うことで、記憶に定着しやすくなります。
英語日記に最適なおすすめ辞典
「おすすめ英語辞書16選|TOEIC満点者が教える正しい使い方・選び方」にも様々な辞書をおすすめしていますが、特に今回は英語日記を書く際に役立つ辞典として、以下のものをおすすめします。
先ほど少し解説した、類義語辞典やコロケーション辞典も含まれます。
「Oxford Advanced Learner’s Dictionaries」
「Oxford Advanced Learner’s Dictionaries」は、初学者向けにわかりやすい定義や例文が豊富で、日記に使える自然な表現が多く学べます。
紙ベースの辞書は、「Oxford Advanced Learner’s Dictionaries」をご確認ください。
ポケットサイズのものもあるので持ち運びには便利です。
常に携帯スマホや音声も確認したい方は、アプリがおすすめです。
下記からダウンロードできますが、英語辞典は基本は有料になります。
また、Oxfordが出している「Oxford Learner’s Thesaurus: A dictionary of synonyms」の日本語版の類義語辞典、「小学館 オックスフォード英語類語辞典」もおすすめです。
それと、これもOxfordが出している「Oxford Collocations Dictionary for students of English」の日本語版のコロケーション辞典、「小学館 オックスフォード 英語コロケーション辞典」も確認してみましょう!
「Collins COBUILD Advanced Learner’s Dictionary」
語彙だけでなく、文法やコロケーションもカバーしているため、文章全体の流れを意識して学習できる辞書です。
紙ベースの辞典は、「Collins COBUILD Advanced Learner’s Dictionary」をご確認ください。
また、アプリは下記からダウンロードできます。
「Webster’s Thesaurus for Students」
類義語を探す際に便利な一冊です。
言い換え表現を豊かにすることで、英語日記がより洗練されたものになります。
紙ベースは、「Webster’s Thesaurus for Students」をご確認ください。
アプリは下記から入手できます。
辞典を使って英語日記を続けるためのアドバイス
辞典を使って新しい語彙や表現を学びながら、英語日記を書くことは、英語力の向上にとても効果的です。
ただし、辞典の使いすぎは書くペースを遅くしてしまうこともあります。
必要なときだけ辞典を使い、普段は知っている表現を使って書くことがバランスの良い学習方法です。
また、学んだ単語はその日のうちに他の文章にも活用してみると、より定着が進みます。
まとめ:辞典を味方にして英語日記を豊かに!
辞典は、英語日記を書く際に欠かせないツールです。
語彙力を強化するだけでなく、自然な表現や新しいフレーズを学ぶことで、文章が豊かで洗練されたものになります。
辞典を使って得た知識を日記に反映させながら、少しずつ自分の表現力を高めていきましょう。
日々の学習が積み重なれば、自然と自信がついてくるはずです。
ぜひ、今日から辞典を上手に活用して、英語日記を書き続けてみてください!