「努力すればするほど上手くなる」、「知れば知るほど面白い」など会話で使うことがありますよね。
そのような「~すればするほど」という英語表現はどのような形になるのでしょうか?
そこにははっきりとした構文、文法のルールがあります。
また冒頭のように色々な言い方がありますね。
目次
「~すればするほど」の英語構文
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先ず基本の文法ルールですが、下記となります。
「the more(比較級)+ 主語 + 動詞、the more(比較級)+ 主語 + 動詞」となります。
例えば、次のような例文になります。
- 日本語:知れば知るほどその面白さが分かります。
- 英文:The more you know about it, the more interesting you find it.
また、「the more」の反対の「the less ~、the less ~.」の形もあります。
しかし、主語と動詞が「it is」の場合、または既に話していることが分かっている場合は、主語と動詞を省略することも多いです。
- 早ければ早いほどいいです。
- The sooner, the better. ※「The sooner it is, the better it is.」の「it is」を省略しています。英会話ではこの表現を使うケースも多いです。「The more, the better.」は「(量などが)多ければ多いほどいい」など。
また、基本的に形容詞の比較級(または副詞)を使うのですが、後ろに「er」などが付くもの(soonerなど)、形が変わるもの(betterやworseなど)、またそれ以外のもの(more + 形容詞・副詞)に分かれます。
ここでは「more(またはless)」が付くもの、またそれ以外の組み合わせの例文でこれから見ていきます。
『英語の比較級|基本の3つのパターンや比較級一覧・例文など』でも記載していますが、下記でも一部を例としてそれぞれの形容詞をご確認下さい。
「規則変化形(erを単に付けるだけ)」の比較級
語尾が「e」で「r」をつける比較級
語尾が「y」で「i」に変えて「er」をつける比較級
語尾を重ねる比較級
More(less)を使う比較級
「More」を使い比較する場合は、「more(less) + 形容詞(副詞)の原形」となり、その単語一覧が下記となります。
例えば、「more beautiful(less beautiful)」や「more expensive(less expensive)」などです。
「more(less)」を付けるのか、比較級にするのか迷った際に参考にして下さい。
「The more ~、the more ~.」で表現する英語例文
- 練習すればするほど上達する:The more you practice, the more you will improve. ※「will」と未来形の助動詞を使ってもOKDえす。
- 努力すればするほど認められる:The more efforts you make, the more you are recognized.
「The 比較級 ~、the 比較級 ~.」で表現する英語例文
「more」以外で表現できる比較級の形ですね。
- 遅ければ遅いほどいい:The later, the better.
- 彼に優しくすればするほど、彼は幸なはずです:The kinder you are to him, the happier he will be. ※主語が違うパターンです。
「The more ~、the 比較級(またはその逆)」で表現する英語例文
moreの反対の「less」も使います。
- 寝不足になればなるほど、体調が悪くなる:The less you sleep, the worse you’ll be.
- (場所が)近ければ近いほど、多くの人を招待できるでしょう:The closer it is, the more people you can invite.
色々なパターンがあるので、「早く起きれば起きるほど、~」など、上述の形容詞(副詞)の比較級の表を参考にして自分の身の回りから英文にしてみましょう!
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