「お腹いっぱい」の英語は、外国人と話す機会がある時や海外旅行に行く時に知っておきたい表現です。
特に海外での食事では日本より食事の量が多めの場合が多いので、レストランやホームステイ先などで出される食事が食べきれないことが結構あります。
目次
「お腹いっぱい」は英語でなんて言う?
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基本である「お腹いっぱい」の英語は、形容詞の「full」(フル)を使います。
「full」は容器が満杯になるイメージです。そこから「満杯の」、「完全な」、「全部の」等の意味で使います。
「お腹いっぱい」で使う場合は、「お腹が満杯になっている」というイメージです。
よって、相手に「お腹いっぱい」を伝える時は、下記の表現でOKです。
- 日本語:お腹いっぱいです。
- 英語:I’m full.
「すごくお腹いっぱいです」は英語で?
「すごくお腹いっぱい!」という場合は、「I’m so full.」や「I’m really full.」でOKです。
また、「完全に」という意味の「completely」を使って、「I’m completely full.」という言い方もできます。
相手に聞く「お腹いっぱいですか?」は英語で?
相手に、「お腹いっぱい?」と聞く場合は、「I’m full.」を疑問文にするだけでOKです。
- 英語:Are you full?
- 日本語:お腹いっぱいですか?
とっても簡単ですが、会話でよく使える表現です。
まだまだある!「お腹いっぱい」の様々な英語表現
「お腹いっぱい」は「I’m full」以外にも様々な表現があります。
色々な言い方を覚えておくと、リスニングの向上や英会話の仕方がネイティブに近づきます。
英語の「I’m stuffed.」で「お腹いっぱい」を表現
「I’m stuffed.」は「I’m full.」と同じくらいよく使う表現です。
「stuffed(スタッフドゥ)」は「いっぱいに詰まっている」という意味で、お腹に食べ物がいっぱい詰まってお腹いっぱいであることを表します。
お腹にぎゅうぎゅうに詰まっていてこれ以上食べられないというニュアンスが含まれていて、「I’m full.」より少し満腹度が高めです。
「I’m stuffed.」も疑問文にすると、「Are you stuffed?」で「お腹いっぱい?」という意味で使えます。
肯定文も疑問文もカジュアルな表現なので、正式な場や目上の人には使わないようにしましょう。
英語の「I’ve had enough.」で「お腹いっぱい」を表現
「I’ve had enough.」の「enough(イナフ)」は「十分」で、直訳すると「十分食べました」となります。
「I have had enough.」という現在完了形で使うのが一般的です。
満足するほど食べてお腹いっぱいで、もうこれ以上食べられないというニュアンスが含まれています。
カジュアルな表現が使えない場では、この表現がおすすめです。
単語を少し足して以下のような表現もあります。
- I’ve had quite enough.「直訳:かなり十分にいただきました。」
- I’ve had more than enough.「直訳:十分以上にいただきました。」
英語の「I can’t eat anymore.」で「お腹いっぱい」を表現
「I can’t eat anymore.」で、「もう食べられない」とそのまま言っても「お腹いっぱい」を伝えることができます。
基礎単語ばかりなので、覚えやすい表現ですね。
「I’m full. I can’t eat anymore.」などあわせて使ってもOKです。
英語の「I can’t take another bite.」でお腹いっぱい」を表現
「I can’t take another bite.」は、先ほどの「I can’t eat anymore.」と同じような表現です。
「bite(バイト)」は「噛む」という動詞ですが、名詞だと「1かじり」という意味があります。
「another bite」は「もう1かじり」で、直訳的には次のひと口が食べられないほどお腹いっぱいだということを表す表現です。「take」を「eat」で表現しても同様です。
英語の「I’m about to explode」で「お腹いっぱい」を表現
「I’m about to explode.」の「explode(エクスプロード)」は「爆発する」で、「お腹が爆発しそうなくらいいっぱい!」という意味でユーモアを込めた表現です。
もう、これ以上入らない「お腹ぱんぱん!」「食べ過ぎて苦しい」という時に使えます。
また、「explode」は、「頭がパンクしそう!」という時にも使えます。
英語の「There’s no more room.」でお腹いっぱい」を表現
「There’s no room anymore.」の「room(ルーム)」は、ここでは「お腹の空きスペース」のことを指します。
「もうこれ以上入るスペースがない」、つまり「お腹いっぱい」という意味です。
「お腹いっぱいにならない」の英語
量が少なくて「お腹いっぱいにならない」という場合は、「お腹が空く」という意味の「hungry(ハングリー)」を使って「I’m still hungry.」などが使えます。
「どんなに食べてもお腹いっぱいにならない」という時は、「どれだけ~しても」という意味の「No matter how much ~」の表現が使えます。
【例文】
- 英語:No matter how much I eat, I’m still hungry.
- 日本語:どれだけたべてもお腹いっぱいにならない。
ここでは「hungry(お腹が空く」を使っていますが、「お腹いっぱい」の「full」などを使って「I’m never full.」でもOKです。
知っていると役立つ!「お腹いっぱい」の関連英語
「お腹いっぱい」の関連表現を確認しましょう。
- 「外食する」:eat out
- 「食欲がある」:have a good apatite ※「apatite(アパタイト)」とは「食欲」です。
- 「食欲がない」:have no apatite
- 「食べ過ぎる」:eat too much
- 「適度に食べる(腹八分)」:eat moderately ※「moderately(モデレットリー)」は「適度に」という英語です。
- 「美味しい」:delicious
- 「召し上がれ」:Bon appétit.(ボナペティ) ※英語では「いただきます」の言葉がありません。その代わりにフランス語のこの表現を使うことが多いです。使えるとかっこいいですね。
まとめ:「お腹いっぱい」の英語は様々な言い方を覚えておこう!
「お腹いっぱい」は日常よく使う表現なので、様々な言い方があります。
「I’m full.」や「I’m stuffed.」はネイティブもとてもよく使う表現なので押さえておきましょう。
誰かに食事をごちそうしてもらった時や、レストランなどで使う時はお礼の気持ちもこめて、「It was so delicious.(とてもおいしかったです)」や「Thank you.(ありがとう)」を添えると満足してお腹がいっぱいであることが伝わります。そのような一言も添えましょう。
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