メールなどの「文字化け」を英語で言えますか?
海外から送られてきたメールが「文字化け」で見られないと、相手に伝えて再度送ってもらうなどの対応が必要ですね。
また、相手に正しく伝えるための表現を【英語のビジネスメールの書き方|恥をかかない7つの注意点】で詳しく解説していますので、ついでに確認しておくと役立ちます。
また、メールだけではなく、ショートメッセージやSNSなど友達とのやりとりでも起こりうることです。
目次
「文字化け」の英語
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「文字化け」は大きく分けて2つの言い方があります。
カジュアルで一般的に使うものと、ビジネスのITで専門職的に使うものがあります。
英語の「text garbling」で「文字化け」を表現
よく使われている「文字化け」は英語で「text garbling」(テキスト・ガーボリング)です。
「garble(ガーブル)」は「事実を曲げる」、「誤って伝える」等の意味があり、動詞だけでなく名詞、形容詞でも使えます。
「garble」の発音を確認しましょう。
「文字化け」を相手に伝えたい時は動詞形の受動態「garbled(ガーブルドゥ)」を使った表現が一般的です。
下記の例を見てみましょう。
- The text on the website is garbled.:ウェブサイトが文字化けしています。
- I couldn’t read the e-mail because the characters were garbled.:文字化けしていてメールが読めませんでした。 ※「character(キャラクター)」は「文字」という英語です。「text(テキスト)」でも同様になります。
「website」と「homepage」の違いとは?
日本語ではサイトのことを「ホームページ」ということが多いですよね。
英語でも「homepage」という言葉はあるのですが、伝えたい言葉と少し違う意味で伝わってしまうかもしれません。
「homepage」は、そのサイトのトップページのことです。
会社の「homepage」であれば、「メインのページ」だけを指す表現です。
一般的なサイト全体という意味で使いたいのであれば、「website」が適切な英語です。上記の例文では「サイト全体が文字化けしている」というニュアンスになります。
英語の「character corruption」で「文字化け」を表現
「character corruption」(キャラクター・コラプション)といういい方もあります。
この表現は、少し専門的で堅い表現で、「IT関係の専門職」などで使う表現です。
「character(キャラクター)」は、ここでは「文字」という意味です。「corruption(コラプション)」は「改悪」「変造」等の意味があります。
「文字が変な形になってしまっている」つまり、「文字化け」という意味になります。
日常生活など、一般的にはあまり使われないので覚えているだけでOKです。
「文字化け」は英語で「mojibake」で通じる?
日本語に比べ英語は文字が単純なので、文字化けが起こる率が少なめです。
そのため、「karaoke」や「sushi」などのように日本語がそのまま英語か「mojibake」が英語になって通じる場合があります。
ただし、エンジニアなど一部の人にしか通じない表現なので、一般的な会話では「text garbling」など「garble」を使った表現がベストです。
文字化け同様に多い「ファイルの破損」を英語で表現
「文字化け」と同じように、メールやWebを使ったやりとりで起こりやすいトラブルが「ファイルの破損」です。
メールに添付されてきたデータファイルが破損していて開けない場合に相手に伝えるフレーズを確認しましょう。
「ファイルが破損している」は、英語で「File is corrupted.」です。
「corrupt」(コラプト)は、「文字化け(character curruption)」で出てきた「corruption」(改悪)の動詞形です。ここでは、受動態(受け身)で使っています。
しかし、メールなどで相手に使う場合は、あえて「ファイルが壊れていた」と伝えなくても、日本語と同じように「ファイルが開けませんでした」と伝えればOKです。
「ファイルが開けませんでした」と伝える場合は下記のフレーズが使えます。
- 英語:I couldn’t open the file you sent. ※「送ったこと」と「開こうとしたこと」はどちらも過去なので、「can → could」(できる)と「send → sent」(送る)で過去形になります。また、現在形で「I can’t open your file.(あなたのファイルが開けません)」でも通じます。
- 日本語:送っていただいたファイルが開けませんでした。
まとめ:「文字化け」は相手にちゃんと英語で伝えよう!
「文字化け」は、先ず「text garbling」で覚えておきましょう。
「文字化け」は特に日本と海外でのやり取りでは切っても切り離せないものです。原因は色々あるかもしれませんが、先ずはテキストがどうなってるのかを正しい英語で相手に伝えることがスタートです。
いつでも起こり得ることですので、ここの記事でしっかりマスターしておきましょう!
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