「写真」を使った英語表現はたくさんあります。
その中で代表的なのが「picture(ピクチャー)」と「photo(フォト)」ですが何が違うのでしょうか?
詳しくは後ほど説明しますが、下記が主な違いです。
- picture:写真、絵、画像など幅広い表現
- photo:「photograph(フォトグラフ)」の略で、「写真」のみを指します
また、他にも「image」や「shot」などの表現もあります。
外国人に写真を撮ってほしい時、また写真を撮る時の「合図」は英語で何というかご存知ですか?
日本人が使っている「はい、チーズ」で通じるのでしょうか?
「写真」を使った英語やフレーズや、証明写真などの関連英語は、今すぐにでも使えるものばかりです。
「写真」の英語と読み方や違い・例文
※このページには広告が含まれています。
「写真」の英語として使われる表現をそれぞれ見ていきましょう。
写真の英語|picture
写真、絵、画像など幅広く使われる単語が、「picuture(ピクチャー)」で、複数形は「pictures」となります。
写真に限定していません。
似顔絵(portrait)や風景画(landscape painting)なども、「picture」の中に含まれます。
写真の英語|「picture」の略とスペル
また、SNSやメールなどでよく使われる略語は「pic.」です。
写真の英語|「picture」を使った例文
下記が例文です。
- I take a picture.(写真を撮ります)
- Thank you for sending pictures.(写真を送って頂きましてありがとうございます)
- I need to develop pictures.(写真を現像する必要があります) ※「develop(ディべロップ)」は現像するという動詞です。
- Please see the attached picture.(添付写真を見て下さい) ※「Please refer to the attached picture.」でも同様です。
- Copy pictures.(写真を焼き増しして!)
- I like this picture.(この写真いいですね) ※Instagram(インスタ)やFacebook(フェイスブック)でいいねボタンを押す際の表現などは、『「いいね」の英語|1つだけじゃない!様々な表現一覧』を参考にしてみて下さい。
- I put up the picture on my website.(その写真をホームページに貼ります) ※紙などに貼る場合は「paste(ペイスト)」という動詞を使います。
など。
写真の英語|photo
写真のみに限定しているのが、「photo(フォト)」です。
ピンポイントで「写真」と言いたい時に「photo」を使うと間違いないですね。
写真の英語|photoの複数形とスペルは?
「photograph」(フォトグラフ)の略でもあり、複数形は「photos」となります。「photoes」ではないので注意しましょう。あくまで「photograph」の略ですので「photos」が正しくなります。
因みに、写真家は「photographer」(フォトグラファー)ですね。
「写真を撮ります」は「I take a photo.」や「I take a photograph.」でも表現できますが、後者は少しフォーマルな言い方に聞こえますね。
写真の英語|photoを使った例文
下記がその他の例文です。
※「photo(s)」の部分は、もちろん「picture(s)」に置き換えることもできます。その逆も同様です。
- I save photos.(写真を保存します) ※コンピューターなのに使う場合の「保存する」は「save」でOKです。
- It’s better to trim this photo.(この写真はちゃんと切り取った方がいいですね)
- I’ll enclose those photos.(それらの写真を同封しますね)
- Give me some time to edit photos.(写真を加工するのに少々時間を下さい。
- Lots of people make composite photos.(多くの人が写真を合成します)
- I’ll sort out photos this weekend.(今週末、写真を整理します) ※「organize photos」でも同様です。
など。
また、予期せぬ人物や物が写る、または自分が写る際のスラングは「photobomb」(フォトバム)と言います。
写真の英語|snapshot
「snapshot(スナップショット)」は、何の下準備もない、また写真に写る対象者が、自然に動いているものを撮ったりする写真のことを言います。
これらを日本語では「スナップ写真」と呼びますね。集合写真(group picture)や証明写真(ID photo)のようなものではありません。
写真の英語|snapshotの略語
「snapshot」は、次の口語の略語でよく使われます。
- snap
- shot
※小さなカメラ(camera)で撮る写真もこの表現を使います。
写真の英語|image
pictureやphotoに比べると、少しフォーマルな言い方が「image(イメージ)」です。
写真だけではなく、図や画像を指すことが多い単語です。
また、「take an image」で「写真を撮る」にはならないので、その点は注意が必要です。
旅行で役立つ!「写真」を使った英語フレーズ一覧
外国人の観光客や海外旅行先で、「写真を撮って下さい」などのフレーズは覚えておくだけで、とても便利な英語です。
- 「(私たちの)写真を撮って頂けますか?」:「Would you please take a picture/photo of us?」 ※pleaseは無くてもOKです。「Would」を使うと丁寧な言い方になります。
- 「写真をお撮りしましょうか?」:「Would you like me to take your picture/photo?」
- 「一緒に撮りませんか?」:「May I take a picture/photo with you?」 ※「May」は「~してもよろしいでしょうか?」と言う丁寧な言い方になります。カジュアルには、「Let’s take a picture/photo together(一緒に写真撮りましょう!)」となり、こちらでも全く問題はありません。
- 「もっと寄って下さい」:「Squeeze in」や「Squeeze more」などでOKです。
- 「背景も入れて撮って下さい」:「Please take a picture/photo with the background.」
- 「腰から上(上半身)を撮って下さい」:「Please take a picture/photo from the waist-up.」
- 「縦向き(横向き)に写真を撮ってください」:「Please take a picture/photo vertically(または、verticallyの代わりに、in the portrait mode) ※「横向き」は「horizontally」か「in the landscape mode」となります。
- 「写真がブレています・ぼけています(ピンぼけ)」:Photos are blurry. ※「Photos are blurred.」でもOKです。Blurry(形容詞)は、「ぼけている(ピントがずれている)」の単語です。「blur(ぼけさせる)」はその動詞となります。
- 「写真が上下反対です」:The photo is upside down
- 「写真ができました」:The photos are ready. ※「I already have photos developed.」でもOKです。
- 「記念に写真を撮ります」:We take a commemorative photo.
- 「写真を撮るのが上手い(下手)」:I’m good(bad) at taking photos.
- 「写真送って!」:Send me photos. ※メールで送って!という場合は「Mail me photos」で構いません。
- 「いいアングルで写真を撮って」:Take a photo from a good angle.
- 「ここでは写真は許可されていません(撮影禁止)」:We are not allowed to take photos here. ※「Taking photos here is prohibited.」も同様です。
「写真」以外の英語も言えるようになろう!オンライン英会話5選
「写真」に関する英語表現を言えるだけでなく、日常シーンでよく使う英語もすらすら話せるようになりたい場合には、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
ここでは、日常英語が上達するオンライン英会話を厳選して5つご紹介します。
- レアジョブ
- Native Camp(ネイティブキャンプ)
- クラウティ
- kimini英会話
- hanaso
それぞれ順番に見ていきましょう。
レアジョブ
レアジョブは、講師数6,000名を超える日本最大級のオンライン英会話です。
1レッスンあたりの費用は脅威の約170円〜、毎日1回以上レッスンを受けることができます。
レアジョブで用意されているカリキュラムは幅広く、日常英会話をはじめとして、海外旅行英語、ビジネス英語、その他シーンに合わせた英語など、自分の学びたいカリキュラムを自由に選択できます。
また、講師数6,000名の中には、本場のネイティブ講師も在籍しているため、より本場に近い英語を学びたい方にもぴったりです。
「オンライン英会話を受講したいけど、どのサービスを選んで良いのか分からない」という方は、第一候補としてレアジョブを検討してみてはいかがでしょうか。今なら2回の無料体験レッスンを受講することも可能です。
Native Camp(ネイティブキャンプ)
Native Camp(ネイティブキャンプ)は、業界初のレッスン受け放題システムを採用しているオンライン英会話です。ネイティブキャンプにログインするだけで、24時間365日、いつでも好きな時間にレッスンを受けることができます。
また、一般的なオンライン英会話は「1回のレッスン時間は25分〜」と制限を設けられていることも多いですが、ネイティブキャンプは5分だけレッスンを受けることも可能。
朝の通勤前にレッスンを受けるも良し、寝る前に少しだけ英語を勉強するのも良し。
さらに、自習用のコンテンツとして「読み放題」「聞き放題」機能も搭載されており、リーディングやリスニングの強化も自由に行うことが可能です。
これだけ充実したコンテンツが用意されているオンライン英会話は他に存在しないため、低価格でボリューム感のあるレッスンを受けたい方はネイティブキャンプを受講してみましょう。今なら1週間の無料体験レッスンを受けられます。
クラウティ
クラウティは、家族でシェアできることで有名なオンライン英会話です。
1つのアカウントで、最大6名までアカウントを共有できます。6名で利用したとしても、かかる費用は1アカウントのみの月額4,950円〜。
レッスン回数は1日2回〜4回を選択できるので、「今日はママが英語を勉強する日」「明日は子どもに英語を勉強させる日」という形で、シェアしながら家族全員で英語を学べるのがクラウティのメリットです。
通常のオンライン英会話は「Zoom」や「Skype」といった外部アプリを使ってレッスンを行いますが、設定をしたことがない人にとっては難易度が高いもの。
その点、クラウティは独自のレッスンシステムを採用しているので、クラウティにログインするだけでレッスンを行うことができます。
圧倒的に低価格で、家族全員で英語を楽しく学びたい方は、一度クラウティの無料体験レッスンを受講してみてはいかがでしょうか。
kimini英会話
kimini英会話は、子どもから大人まで細かにレベルが設定されたカリキュラムで学べるオンライン英会話です。
教育業界で70年以上の実績を誇る学研が運営しており、高校・大学など200以上の教育機関で導入されているレベルの高いカリキュラムが用意されています。
「レベルが高くてついていけないかも」と不安に感じている方も、受講をスタートしたタイミングで、スピーキング力を確かめられるテストを受けられます。
こちらのテストの結果に合わせてカリキュラムを提案してくれるため、自分のレベル以上に難しいカリキュラムでレッスンが進むことはありません。
さらに、月額料金も1,100円(税込)〜と、業界最安値クラスです。
子どもから大人まで、品質が担保されたカリキュラムで英語を学びたい方は、kimini英会話を選んでみてはいかがでしょうか。
hanaso
hanasoは、英語の復習に特化したオンライン英会話です。
- レッスンで学び口になじませる
- 復習システムにより効率よく定着させる
- 音声教材で会話での使い方を練習する
上記3つのステップでレッスンが進むので、日常的に使っている英語を効率よく覚えられるのがhanasoのメリットです。
レッスン教材も豊富に用意されており、日常英会話をはじめとして、おもてなし英会話、特定のシーンに特化したトピックトーク、自由に英語を話すフリートークなどがあります。
「一度覚えた英語を忘れてしまった」「学習の二度手間を減らしたい」と考えている方は、hanasoを選んでみてはいかがでしょうか。
写真を撮る際の英語の掛け声は?
「はい、チーズ!」は日本だけの合図!?
海外でも「Say cheese!(チーズと言って!)」というのがありますが、一般的には、「Smile!(笑って!」や「One, two, three!」と合図して、写真を撮るのが多いですね。その前に、「Are you OK?(いいですか?)」や「Are you ready?(準備大丈夫ですか?」という挨拶を入れてもOKです。
次のフレーズも覚えておくと会話に役立ちます。
「写真」を使った関連英語一覧
「~写真」などの英語はどういうのでしょうか?
下記にて主な英語をご確認下さい。
- 「写真アルバム」:photo album ※「album」だけでもOKですが、切手などを入れる「アルバム」も含まれるので、正式には「photo」を付けた方がいいです。
- 「卒業写真(アルバム)」:yearbook ※「graduation album」などというケースがありますが、「yearbook」が一般的です。
- 「集合写真」:group picture
- 「合成写真」:composite photo ※「composite(コンポジット」は、「合成の」という形容詞です。モンタージュ写真もこの表現でOKです。
- 「記念写真(記念撮影)」:commemorative photo ※「commemorative(コメモラティブ)」は「記念の」という形容詞です。
- 「白黒写真」:black and white photo ※「white and black」にはならないので、語順が重要です。必ず「black」が先にきます。
- 「カラー写真」:color photo
- 「結婚写真」:wedding photo(wedding picture)
- 「全身写真」:full-body photo ※「full-length photo」でも同様です。
- 「写真集」:photo book ※「a collection of photos」という表現もあります。
- 「後姿(後ろ向き)の写真」:back shot photo ※「rear view photo」でも通じます。
- 「ドアップ写真」:close-up photo
- 「写真の背景」:background ※因みに、「写真の背景を切り取る」は「trim away the background of the picture」となります。
- 「証明写真」:ID photo
- 「履歴書用の写真」:photo for CV ※「CV」は履歴書の英語です。「photo for resume」でも同様です。
- 「パスポート用の写真」:passport photo
- 「夕食会の写真」:photo of the dinner party
- 「望遠レンズ写真」:telephoto
- 「プライベート写真」:private photo
- 「プロモーション写真」:profile photo
- 「逆光」:against the light ※「backlit(逆光の)」という単語もOKです。「I took a picture against the light.」の文で表現します。
- 「写真はイメージです」:Image is for illustration purposes (only).
- 「著作権フリーの写真」:copyright-free picture ※この写真に著作権はありますか?は「Is this photo copyright-free?」となります。
など。
写真の英語を翻訳するアプリでおすすめは?
また、写真の中の英語を翻訳したい時には、『無料翻訳|正確な英語に自動翻訳するコツとおすすめアプリ』でも紹介していますが、以下の翻訳カメラアプリがあります。
翻訳カメラアプリ|Google 翻訳
Google翻訳には、カメラ翻訳や画像翻訳といった機能があります。
スマホのカメラレンズにメニューをかざすだけで翻訳ができて、撮影した画像やスクリーンショットとして保存している画像も翻訳できます。
翻訳カメラアプリ|Microsoft翻訳
Microsoft翻訳は、翻訳の精度も高く、Google翻訳と同様にカメラを向けるだけで翻訳できたり、画像を翻訳できたりします。
翻訳カメラアプリ|Naver Papago翻訳
Papago翻訳も多様な機能を持つ翻訳アプリです。アプリ内のカメラを向けて写真を撮影し、翻訳したい箇所を指でなぞると翻訳されます。子ども向けなどの英語学習にも使えます。
翻訳カメラアプリ|セカイフォン
スマホ越しに聞こえてくる外国語が自動的に翻訳されるという同時通訳のようなアプリで話した言葉をリアルタイムに翻訳します。例えば、日本語で話すと、英語に翻訳し音声で読み上げます。逆も同様です。カメラで写真を撮るだけで、撮った写真の中の文字が自動的に翻訳される機能もあります。
まとめ:「写真」の表現は日頃から英語で考えてみよう!
日常生活の一部と言っても過言ではない「写真」の英語表現は日常会話でも必須のものです。
また、「写真」と同じように動画(movie, moving picture, video)の英語も知っておくと役立ちますね。
海外旅行先などで写真を撮ってもらったりする時に、すっと英語が出てくるように、「写真」の英語に関しては常日頃から英語で考えてみる癖を付けてみましょう!
スムーズに表現できたら本当にかっこいいですよ。
コメント