
「水」の英語である「water(ウォーター)」は、日本人には聞き慣れた英語だと思います。
しかし、英会話には「硬水」や「軟水」、「炭酸水」などの英語も必要になってきます。
「水」の英語は知っているから大丈夫!ではないのです。是非この機会に様々な「水」の英語表現をマスターしてみて下さい!
目次:
1.「水」の英語と発音
2.「水」に関連するネイティブが日常的に使う英語とは?
2-1.「~水」など色々な英語
2-2.レストランで使える「水」の英語と日本語独特の表現
1.「水」の英語と発音
「水」の英語は「water」で、不可算名詞(数えられない名詞)ですが、発音はそのまま「ウォーター」でネイティブにも通じます。
しかし、アメリカ英語では(ウォラー)とう感じで、「t」の発音の際に舌を弾いて「ラ」のような発音になります。
下記がその音声になります。実際に話さなくてもリスニングには役立ちます。
2.「水」に関連するネイティブが日常的に使う英語とは?
「水」には、単純な「water」以外に様々な英語があります。
2-1.「~水」など色々な英語
「水道水」など「水」に関連した英語は日常的に多く存在します。ここではそのような英語表現をご紹介しています。
- 「上水」:service water ※「clean water」でもOKです。
- 「下水」:sewer ※「drain」でも同様です。
- 「浄水」:clean water ※浄水器は「water purification device」、浄水場は「water purification plant」になります。
- 「蒸留水」:distilled water ※「distill」は蒸留するという動詞です。レストランなどでも「distilled water」なので安心して下さい、というところが多いです。
- 「水道水」:tap water ※上水としても使える英語です。
- 「炭酸水」:soda water ※「sparkling water」や「carbonated water」でも同様です。炭酸抜きの普通の水は「still water」とレストランなどで表現します。
- 「常温水」:water ※「room temperature water」でもいいですが、通常の「water」のみでOKです。
- 「温水」:warm water ※「heated water」や「hot water」でも大丈夫です。
- 「冷水」:cold water
- 「軟水」:soft water
- 「硬水」:hard water
- 「水素水」:hydrogen water ※活性水素水は「active hydrogen water」です。
- 「温泉水」:hot spring water
- 「ミネラルウォーター」:mineral water ※日本に良くあるペットボトルの水を指す時は「bottled water」などになります。
2-2.レストランで使える「水」の英語と日本語独特の表現
海外旅行先のレストランなどで使えるフレーズと日本語では「水」が付いた表現を英語にしています。
- 「一杯の水」:a glass of water ※正しい表現になります。
- 「水をいただけますか?」:May I have a glass of water? ※友達同士であれば、「Give me some water」でもOKです。また、水を2つ欲しい場合は、「2 glasses of water」となります。「もう1つ水を頂けますか?」は「May I have another glass of water?」でOKです。
- 「水のお代わりをいただけますか?」:I like some more water, please. ※「refill(再度満タンにするという単語)」という英語を使って、「Would you refill my glass?」でも同様です。
- 「アイス抜きの水をください。」:I’d like to have a glass of water with no ice. ※「氷水」や「氷入りの水」を指す場合は、「with ice」と言います。
- 「水をこぼしました」:I spilled water ※「spill」は「~をこぼす」という英語で水以外でも使えます。
- 「水に流す」:let bygones be bygones ※「forget(忘れる)」や「forgive(許す)」という単語でも十分通じます。
- 「水臭い」:a stranger ※「他人」という単語で表現しています。「Don’t be such a stranger(そんな他人になるなよ)」の英文で「水臭い」を表現しています。「Why」などの単語を使って、色々な表現を組み合わせてもOKです。
- 「水入り」:break ※ここでは「休憩」という単語で表現しています。
- 「湯水のように使う」:spend like water ※「Johnは湯水のようにお金を使っている」は「John spends money like water」となります。「spend」を「waste(浪費する)」に変えても同様です。
まとめ:「水」だけのトピックでも英会話が弾む!
「この水は美味しいよ!」とか、「この水は~でとれているとても貴重な水で健康にいいんだよ!」など、「水」をテーマにして英会話を楽しむことも出来ます。
日常生活の中で、色々な「水」に触れる機会の際には、是非その都度英語に訳す癖を付けてみて下さい。とっさの時に役立ちます。