「水」の英語である「water(ウォーター)」は、日本人には聞き慣れた英語だと思います。
しかし、英会話には「硬水」や「軟水」、「炭酸水」などの英語も必要になってきます。
「水」の英語は知っているから大丈夫!ではないのです。是非この機会に様々な「水」の英語表現をマスターしてみて下さい!
目次
「水」の英語と発音(読み方)
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「水」の英語は「water」で、不可算名詞(数えられない名詞)ですが、発音はそのまま「ウォーター」でネイティブにも通じます。
しかし、アメリカ英語では(ウォラー)とう感じで、「t」の発音の際に舌を弾いて「ラ」のような発音になります。
下記がその音声になります。実際に話さなくてもリスニングには役立ちます。
- 発音:ウォラー(舌を弾いた場合の発音)
- 音声:
waterの発音(カタカナ)はイギリス英語とアメリカ英語で違う?
「water」の発音は、一般的な単語でありながら、イギリス英語とアメリカ英語で微妙な発音の違いがあります。
- イギリス英語の発音: /ˈwɔː.tər/(「ウォーター」に近い)
- アメリカ英語の発音: /ˈwɑː.t̬ɚ/(「ウォラー」に近い)
この違いは、特に母音の発音で見られます。イギリス英語では「ɔː」(「オー」に近い音)が使われ、アメリカ英語では「ɑː」(「アー」に近い音)が使われます。ただし、これは一般的な傾向であり、実際の発音は地域や個々の話者によっても変化することがあります。
「水」の英語|waterの複数形は?
複数形は「waters」ですが、通常は複数形を使う場面は限られており、一般的には「water」が単数形として使用されます。
aqua(アクア)も「水」の英語で使う?
「aqua」も水を指す英語です。この単語はラテン語由来で「水」や「水色」といった意味で使われます。英語では、「aqua」は主に形容詞として使われ、水に関連するさまざまなコンセプトや製品に関連しています。
例えば、「aqua blue」は水色を指し、「aqua park」は水の遊び場やプールを指すことがあります。
ネイティブが日常的に使う「水」の関連英語と種類
「水」には、単純な「water」以外に様々な英語があります。
「~水」など色々な英語と種類
「水道水」など「水」に関連した英語は日常的に多く存在します。ここではそのような英語表現をご紹介しています。
- 「上水」:service water ※「clean water」でもOKです。
- 「下水」:sewer ※「drain」でも同様です。
- 「浄水」:clean water ※浄水器は「water purification device」、浄水場は「water purification plant」になります。
- 「蒸留水」:distilled water ※「distill」は蒸留するという動詞です。レストランなどでも「distilled water」なので安心して下さい、というところが多いです。
- 「水道水」:tap water ※上水としても使える英語です。
- 「炭酸水」:soda water ※「sparkling water」や「carbonated water」でも同様です。炭酸抜きの普通の水は「still water」とレストランなどで表現します。
- 「常温水」:water ※「room temperature water」でもいいですが、通常の「water」のみでOKです。
- 「温水」:warm water ※「heated water」や「hot water」でも大丈夫です。
- 「冷水」:cold water
- 「軟水」:soft water
- 「硬水」:hard water
- 「水素水」:hydrogen water ※活性水素水は「active hydrogen water」です。
- 「温泉水」:hot spring water
- 「ミネラルウォーター」:mineral water ※日本に良くあるペットボトルの水を指す時は「bottled water」などになります。
レストランで使える「水」の英語と日本語独特の表現
海外旅行先のレストランなどで使えるフレーズと日本語では「水」が付いた表現を英語にしています。
- 「一杯の水」:a glass of water ※正しい表現になります。
- 「水をいただけますか?」:May I have a glass of water? ※友達同士であれば、「Give me some water」でもOKです。また、水を2つ欲しい場合は、「2 glasses of water」となります。「もう1つ水を頂けますか?」は「May I have another glass of water?」でOKです。
- 「水のお代わりをいただけますか?」:I like some more water, please. ※「refill(再度満タンにするという単語)」という英語を使って、「Would you refill my glass?」でも同様です。
- 「アイス抜きの水をください。」:I’d like to have a glass of water with no ice. ※「氷水」や「氷入りの水」を指す場合は、「with ice」と言います。
- 「水をこぼしました」:I spilled water ※「spill」は「~をこぼす」という英語で水以外でも使えます。
- 「水に流す」:let bygones be bygones ※「forget(忘れる)」や「forgive(許す)」という単語でも十分通じます。
- 「水臭い」:a stranger ※「他人」という単語で表現しています。「Don’t be such a stranger(そんな他人になるなよ)」の英文で「水臭い」を表現しています。「Why」などの単語を使って、色々な表現を組み合わせてもOKです。
- 「水入り」:break ※ここでは「休憩」という単語で表現しています。
- 「湯水のように使う」:spend like water ※「Johnは湯水のようにお金を使っている」は「John spends money like water」となります。「spend」を「waste(浪費する)」に変えても同様です。
「水」を連想させるかっこいい英語・単語
また、ネーミング案を考える時など、「Water」とは違う単語で、水を連想させるかっこいい英語の例は以下です。
- Aqua:「水」を指す一般的な単語。
- Liquid Silk:「液体のシルク」。滑らかで美しい流れを表現した表現。
- Neptune(ネプチューン):古代ローマ神話における海の神。海、波、地震といった海洋と関連した要素を支配する神。
- Hydro:ギリシャ語の「hydor(ὕδωρ)」に由来し、水を指します。主に科学や技術、化学の文脈で使用され、水に関連するさまざまな事柄を表すのに使われます。
- Ripple:水面に広がる小さな波。水のさりげない美しさや影響を表現。
- Cascading:瀑布のように連続的に流れ落ちる様子。水の力強さや美しさを表現。
- Aqua Marine:水のような透明で美しい青色。宝石やカラーとしても使われる。
- Zenith Waters:最高点や頂点の水。水の穏やかな美しさや高揚感を表現。
- Luminous Lagoon:輝くようなラグーン。水の輝きや輝く場所を表現。
- Crystal Clear:宝石のように透明で清澄な。非常に透明で澄んだ水を表現。
- Abyssal Depths:深海の底。深淵や深い水域を表現。
- Ephemeral Springs:一時的な泉。短い間だけ湧き出る泉を表現し、儚さや美しさを含む。
- Aqueous Symphony:水のような響きや音楽を連想させる。
- Serene Oasis:静かなオアシス。穏やかで安らぎのある場所を表現。
- Deep Sea:深海。水の深い領域や深い海洋を指します。
これらの単語は水に関連する場所や環境を示し、水を連想させます。
まとめ:「水」だけのトピックでも英会話が弾む!
「この水は美味しいよ!」とか、「この水は~でとれているとても貴重な水で健康にいいんだよ!」など、「水」をテーマにして英会話を楽しむことも出来ます。
日常生活の中で、色々な「水」に触れる機会の際には、是非その都度英語に訳す癖を付けてみて下さい。とっさの時に役立ちます。
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