
「秘密」の英語は1個だけではありません。
それぞれの英語に含まれる意味や使い方が微妙に違うのですが、ネイティブはそれらを把握してちゃんと使っています。
使い方1つで、相手に伝わる意味や強さなども変わってきます。
目次:
1.「秘密です」の英語の使い方
2.良く使う!「秘密」に関連した英語表現
1.「秘密です」の英語の使い方

基本である「それは秘密です」という表現の英語はどのようになるのか?
「It is ~.」という「~」の部分が下記の英単語に変わりますが、それぞれの使い方とニュアンスを確認してみましょう。
- secret:「It is secret」 ※小さな秘密~重要な秘密までを示す、一般的な「それは秘密です」になります。
- confidential:「It is confidential」 ※社内や書類など少しフォーマルな場面、また「secret」よりも重要な秘密という場合に使われます。
- classified:「It is classified」 ※「国家機密情報」を「classified information」とい表現するくらい、ものすごく大事な秘密を指す時に使います。また、書類や情報の場合に使われるのが一般的です。
- private:「It is private」 ※「プライベート」は日本語でもあるので分かりやすいかも知れません。個人的な秘密の場合に使うことが多いです。
2.良く使う!「秘密」に関連した英語表現
「内緒にして!」や「ひそひそ話」などは「秘密」に関連した英語表現で、ネイティブも良く使います。
「それは秘密です」とう表現だけではなく、是非それらの英語も覚えましょう!
- Zip!:「お口チャック!」 ※上記写真のようなジェスチャーを入れるとベターです。「Zip your mouth」や「Zip it」、「Zip your lips」でも同様です。周りがうるさい時にも使える表現です。
- I (will) keep it to myself:「秘密にします」 ※「秘密にして!」と相手にいう時は、「Keep it to yourself」となります。
- keep a secret:「秘密を守る」 ※「Keep it a secret」も同様です。
- closed-door:「秘密の」 ※非公開と言う意味でも使われます。閉じられたドアという英語でイメージしやすいですね。closed-door meeting(非公開の会議)など。
- behind one’s back:「陰で」 ※「behind my back(私に隠れて)」など、「秘密に」というよりも「ひそひそとしている」ネガティブなイメージです。
- top secret:「極秘」 ※「秘密の中でも一番の秘密」というニュアンスになります。
- 暴露する:「disclose」や「reveal」を秘密を暴露する際に使います。
- ひそひそ話:「whispering」や「whispered talk」 ※「whisper」は「ひそひそと話す」という動詞としてよく使われます。
- 秘密兵器:「secret weapon」
- 秘密結社:「secret society」
まとめ:「秘密」の英語は正しく使えるとかっこいい!
大した書類でもないのに「It is classided!」などと仲間同士で表現して、冗談ぽく言うのも面白いですよ。
また、「closed-door」や「behind one’s back」のように、イメージから表現できる英語は多くあります。始めて聞いた英語でも、イメージする癖を付けると英語のリスニングの時に大変役立ちます。
ここでご紹介した「秘密」の英語から少し意識して英語に触れてみましょう!
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