「不具合」を英語で言えますか?
身体の不具合や機械などコンピューターの不具合と、様々な不具合がありますよね。
英語では不具合の状態などにより、異なる英語を使い分ける必要があります。1つの単語だけ使いまわすと、誤った情報が相手に伝わるので注意が必要です。
目次
「不具合」は英語で?
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日本語の「不具合」は、機械や身体など幅広く使える便利な表現です。
しかし、英語では何の不具合なのかによって、単語を使い分ける必要があります。
ここでは一般的に良く使われる様々な「不具合」の表現を確認しましょう。
機能に欠陥がある「不具合」の英語
機械や身体などの機能に「不具合」がある場合に使う表現が「defect」です。
その他に「欠点」や「欠陥」の意味もあります。
「defect」の発音は下記となります。
身体の障害などにも「defect」を使います。
【例】
- 「身体の不具合」:physical defect ※「physical(フィジカル)」は「身体の」という英語です。
- 「言語障害」:speech defect
「体調が悪い」の英語は?
「体調が悪い」は英語で「not feeling well」です。
風邪などで気分がすぐれない時や、吐き気やめまいがする場合などに使えます。
【例文】
- 英語:Are you not feeling well?
- 日本語:具合悪いの?
「under the weather」も「体調が悪い」の意味でネイティブがよく使う表現です。「weather(ウェザー)」は天気という英語です。「天気がすぐれない」というイメージですね。
この表現は、風邪など病気による体調不良以外にもストレスや過労などでの不良でも使えます。
【例文】
- 英語:I’m under the weather.
- 日本語:体調が悪いです。
※「be動詞」の代わりに「feel」を使ってもOKです。「I feel under the weather.」となります。
故障や障害の「不具合」の英語
元から欠陥があるわけではなく、故障したり障害が起きた場合に使うのは「failure」です。
「failure」の元々の意味は「失敗」という意味で、不具合にも使える表現です。
「failure」の発音は下記となります。
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【例】
- 「エンジンの不具合(故障)」:engine failure
- 「停電」:power failure ※「power(パワー)」は「電力」という意味もあります。
障害によって起こる異常の「不具合」の英語
障害によってシステムなどに起こる異常は「error」です。
「error」の発音は下記となります。
「error」の元々の意味は「誤り」や「間違い」です。
日本語では、主にシステムエラーなど機械系に多く使いますが、英語では一般的な「間違い」に幅広く使います。
コンピューターの「不具合」の英語
コンピューターの不具合は日本語の「バグ」と同じで「bug」でOKです。
「bug」の発音は下記となります。
「bug」の本来の意味は「虫」です。
コンピューターが使われ始めた初期の頃に、コンピューターの本体に虫がよく入り込んでしまい動かなくなるという事態が発生したことから、コンピューター関連の不具合を「bug(虫)」が「不具合」の意味でそのまま使われるようになりました。
尚、「システムの不具合」は「system malfunction」です。「malfunction(マルファンクション)」は「機能不全」という英語です。
「不具合」の関連英語
「不具合」の関連表現を確認しましょう。
- 「修理する」:fix(フィックス)、repair(リペア)
- 「原因」:cause(コーズ)
- 「本当の原因」:root cause ※「root(ルート)」は「根」という英語です。
- 「(不具合の)症状」:symptom ※「symptom(シンプトム)」は病気の「症状」の意味でも使える表現です。
- 「初期不良」:internal failure, early failure
- 「原因調査中」:under investigation ※「investigation(インヴェスティゲイション)」は「調査」です。
- 「リコール対象製品」:recalled product
- 「電車の車両不具合」:train fault ※線路の異常の場合は「track fault(トラック・フォールト)」です。
- 「機材の不具合」:mechanical problem ※「mechanical(メカニカル)」は「機械の」という英語です。飛行機などの機材不具合の場合に使う表現です。
まとめ:「不具合」の英語は使いながらマスターしよう!
日本語の「不具合」は様々なニュアンスが含まれるので、どんな不具合なのかを見極めて適切な英語を使いましょう。
しかし、それぞれの「不具合」の英語の意味を学んでも、実際の場面では「これはどっちを使えばいいの?」と思うことがでてきます。
会話の中でも使う機会も多い「不具合」ですが、目に見える確かな形があるものではないので、慣れるまで使い分けが難しいので、実践で使いながら覚えるぐらいの感覚でOKです!
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