著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー
◆日経HR「英語コミュニケーション in Business」特別講師(2017年8月~)
◆日経メディカル「医師のためのDailyイングリッシュ」特別講師(2019年10月~)
◆公式動画チャンネル:マイスキ英語【たった3分で奇跡を起こす!】(2020年2月~)

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

語学留学では英語は話せない?メリットやデメリットなど徹底検証!

のべ11,054がこの記事を参考にしています!

英語の語学留学を考えていますか?

  • 「英語を学び始めたら、もっと英語を話せるようになりたい!」
  • 「本場で英語を学びたい!」
  • 「英語漬けの生活を送って、自分の英語を試してみたい!」

と考え、そのために「いつか留学できたら!」と考える人も多いのではないでしょうか。

よってここでは、海外で英語力を試したい人や、海外の生活を実際に体験したい!という人のための、実語学留学についてご紹介します。

目次

英語の語学留学とは?

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留学と一口に行っても、様々な留学方法があります。

一般的な留学の中で、一番条件面でのハードルが低くだれでも気軽に挑戦できるのが語学留学です。

語学留学はアメリカなど英語を母国語とする国にある、語学学校で学ぶ留学です。

現地の高校や、大学に入学する場合は、現地のネイティブと一緒に学ぶため入学のためのハードルも一般的に高くなってしまいますが、語学学校の場合は外国人でネイティブではない人を対象にしているため、入学基準が比較的低く設けられている場合が多いです。

語学留学は、1週間程度の短期から留学可能なのもハードルが低いといわれるポイントでもあります。短期から、英語力に関わらず留学できる語学留学は、留学の中でもとても人気で毎年多くの日本人が語学留学をしています。

語学留学で英語は話せる?話せない?

「留学をした人は英語が話せる人」というイメージがなんとなくあると思いますが、留学をしたからと言って英語が話せるようになるかと言えばそうでもありません。

この点は留学をする方には特に知っておいていただきたいです。

とても残念なことですが、1年以上の長期留学をして帰国したけれど英語力が英検2級にも満たないという話しはざらです。

日本で英語の基礎学習をせず、「留学すれば英語が話せるようになる!」なんて思って留学しても、現地で結局は遊んでしまいあっという間に留学期間が過ぎてしまったと言うパターンが多いです。

「私は大丈夫」と思うかもしれませんが、多くの留学生が英語を身につけられずに帰ってきている現実があります。

もし、英語を身につけたいと思って留学するなら、強い意志を持って、日本文化や環境と違う現地で生活できる覚悟があるのか?、一度じっくり考えたほうがよいでしょう。

語学留学しても英語が話せない理由

多くの人が語学留学しても英語が話せないまま帰国している現実があります。その理由は主に以下です。

英語のインプット量が不足している

あまりにも基礎英語の知識がないまま、外国人との会話でアウトプットしようとしてもなかなか流量な英語が話せるようにはなりません。

語学留学しても英語が話せないをなくすには、ある程度、留学前に英語のインプット量を増やしておく必要があります。

英語のリンキングの基礎がない

英語の単語と単語のつながった音をリンキング(リエゾン)といいます。例えば、

・in and out

を英語のリンキングの知識が不足している日本人が読むと、「イン・アンド・アウト」と呼んでしまいます。正しくは「イネ・ナウ」のような2音くらいで読めないとネイティブの会話は聞き取れません。

英語を話すアウトプット量不足

そして、上記の正しい音と英語のインプットを増やしても英語が話せない場合には、次はまだまだアウトプットの量が不足していることになります。

最初は意識しながら英語を話す形が多いかもしれませんが、日本語と同じように、無意識で英語が出てくる状態になるまで話す量と慣れが必要になります。

英語の語学留学におすすめの相談先・留学エージェント5選

そして、語学留学や留学先の大学を選ぶ際には、留学エージェントに事前相談したり、どこが自分にベストな学校なのかを事前に知っておくことが大切です。

ここでは、語学留学や大学進学の相談先としておすすめの留学エージェントを5つご紹介します。

  • U-LABO
  • 夢カナ留学
  • スマ留
  • StudyIn(スタディーイン)
  • 留学情報館

それぞれ順番に見ていきましょう。

アメリカ名門大学進学なら「U-LABO」

U-LABOは、世界トップレベルのカリフォルニア大学(UC)への編入学を実現するための留学サポートを行うエージェントです。

編入制度を熟知した専門カウンセラーが的確なアドバイスやフォロー、保護者への定期報告、UC編入後から就職までをもカバーするトータルサポートを強みとしています。

また、合格率でも7年連続でカリフォルニア大学(UC)の合格率100%・UCトップ校合格率89%と圧倒的な合格実績を誇っています。

U-LABOでは無料カウンセリングを実施していますので、気になる方はぜひ相談してみてください。

U-LABOの無料カウンセリングはこちら

安い!実質0円留学|オーダーメイド留学なら「夢カナ留学」

夢カナ留学は、安い費用でかつ自分の目的に合うようにオーダーメイドの留学・ワーホリプランを提案してくれる留学エージェントです。

一般的な留学エージェントでは、語学学校先からの紹介報酬(日本人が多く、授業料も高い学校など)で収益を得たりしているケースがあります。

その点、夢カナ留学は紹介報酬に依存していないため、余計な費用負担がかからない分、

  • 安くてオーダーメイド型の留学プラン
  • 実質0円の留学プラン
  • 日本人割合が15%以下の語学学校先

など、それぞれに合う留学プランを提案してくれます。

留学費用を安く抑えたい方、実質0円の留学プランが気になる方などは、無料カウンセリングを受けてみましょう。

夢カナ留学の無料カウンセリングはこちら

安い・格安留学なら「スマ留」

スマ留は、留学のクオリティはそのままで従来の最大半額の費用で最短1週間から行ける、格安留学エージェントです。

スマ留の料金プランは、全てがパッケージになっていてシンプルです。授業料・滞在費・教材費・入学金・諸手続き費用込みで他社と比べて最大半額。25週間以上の留学であれば、最低価格保証サービスを行っています。

さらに他社であれば、別途20~30万のサポート料金がかかる所もありますが、スマ留では一切追加費用がかかりません。

クオリティは確保しながら格安料金や最安値で留学したい人は、一度、スマ留の無料カウンセリングに相談してみてはいかがでしょうか。

スマ留の無料カウンセリングはこちら

SNS登録者170万人で人気!StudyIn(スタディーイン)

StudyInは、公式YouTubeやTikTokなどSNS登録者数が170万人以上、著名人や有名大学・企業から紹介など口コミでも人気の留学エージェントです。

StudyInの特徴は多くのコンサルタントが海外留学や海外就労を1年以上経験しているため、全員の英語力がビジネスレベルという日本でも稀な留学サポート会社である点です。

そんなコンサルタントが海外視察を繰り返し、選び抜いた5%のトップスクールのみ紹介することで結果にコミットし、短期間で圧倒的に英語が話せるようになるための海外留学をサポートしています。

また、StudyInのスタッフは2年以上のアメリカ大学留学経験に加え、ニューヨーク・ハワイ・オーストラリア・マレーシアにて1年以上の就労経験を持っています。

アメリカ留学の様々な相談をしたい方は、留学説明会(1回につき先着6名)や資料請求をしてみてはいかがでしょうか。

StudyIn(スタディーイン)の無料説明会・資料請求はこちら

現地オフィスがあるエージェントなら「留学情報館」

「留学情報館」は、2005年にロサンゼルスで設立された留学エージェントです。2010年からは日本を拠点にしていて、海外で設立されたからこそのリアルな情報・充実のサポートを行っています。

留学情報館の特徴は、

  1. 手数料無料のサポート
  2. 出発前英会話レッスンが無料
  3. 帰国後の英会話レッスンも1年間無料
  4. 現地オフィス利用が無料(ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、ラスベガスなど)

帰国後も、資格を持ったキャリアコンサルタントがキャリアプランニングシートの作成方法などをレクチャーし、サポートしてくれます。

気になる方は、無料カウンセリングがあるので相談してみてください。

留学情報館の無料カウンセリングはこちら

社会人が語学留学して英語を学ぶのはどうなの?

日本で仕事をしている社会人が語学留学を考える場合、今の仕事を辞めたり、収入がなくなったり不安がありますが、社会人が留学するのはどうなのでしょうか?

社会人が語学留学を検討する際には、慎重に計画を立てる必要がありますが、以下のメリット・デメリットがあります。

社会人が語学留学するメリット

語学力の向上

現地で言語を使うことで、効果的かつ迅速に語学力を向上させることができます。英語が話せるようになって、仕事の武器になれば、その後の転職活動や仕事の幅が今まで以上に広がる可能性が出てきます。

異文化理解

留学先での生活や仕事を通じて、異なる文化に触れ、異文化理解が深まります。その結果、仕事や収入面とは別に、人生や生き方に関する考え方や視野も広がります。

国際的なビジネスネットワーク

留学先でのビジネス環境や人脈、新たな出会いを通じて、国際的なビジネスネットワークを構築できる場合も出てくるかもしれません。

社会人が語学留学するデメリット

経済的な負担

まずは、仕事を辞めて留学する場合、収入がなくなりますので生活費や留学費用が課題となります。

仕事・キャリアへの影響

一時的に仕事を離れることで、仕事面やキャリアに影響が出る可能性があります。一方で、英語を新たな武器にできればプラスに働くこともあるでしょう。

再就職の難しさ

留学後、再び職場に戻る際に、スキルや経験の評価が難しくなる場合もあります。こちらも語学留学してステップアップする人もいるので人それぞれ状況は変わります。

以上を踏まえ、社会人で語学留学する場合には、可能なら留学計画を職場と相談して、留学期間や復帰後のキャリアプランがどうなるのか話し合ったり、共有することが大切になります。また、資金面でも留学費用や生活費を事前に計画し、資金調達の方法を検討し、留学後のキャリア目標や将来の展望を考慮しながら計画を立てておくのも安心材料になっていくでしょう。

後悔しないためにも、確固とした計画や十分な情報収集を行うことで、リスクを最小限に抑えながら留学実現を検討しておくことです。

なんとなく社会人から語学留学したいと考えている場合は情報収集が足りていないので、上述で紹介したような留学エージェントの無料相談で情報を集めるのも有益です。

語学留学でどのくらいの英語力が身に付くのか?

語学留学で身につく英語力は、個人の能力や取り組み方、留学先の環境などによって異なります。一般的な傾向としては、以下のようなポイントが挙げられます。

ただし、あくまで目安であり、個人差が大きいことを理解してください。

語学留学の期間|数週間(2週間から4週間)

初級者や基本的な英語能力を持つ人が、基本的な日常会話や簡単なフレーズを身につけることが期待されます。

語学留学の期間|数ヶ月(3ヶ月から6ヶ月)

中級者が、会話能力やリスニングスキルを向上させ、比較的複雑なトピックにも対応できるようになることがあります。

語学留学の期間|半年から1年

中級者から上級者が、より高度なコミュニケーションやビジネス英語、アカデミックなスキルを向上させることが期待されます。

語学留学の期間|1年もしくは2年以上

上級者が、高度なビジネス英語や専門的なトピックに対応できるようになり、ネイティブスピーカーと同等の能力を持つことが目指されます。

なお、これらの期間は一般的な傾向であり、毎日積極的に言語に触れ、コミュニケーションをとりながら学習することが重要です。また、言語留学だけでなく、日常生活での実践や現地の人々との交流も英語力の向上に寄与します。

英語の語学留学生を受け入れる学校の形態

国によっても様々ですが、語学学校の形態は大まかにわけて3種類あります。

大学付属の語学学校

大学進学を目的とした語学学校です。

大学入学のための基準はクリアしているけれど、英語力だけが足りない場合に、このタイプの語学学校で学び英語力とカレッジスキルを学びます。

大学のキャンパスに併設されていることが多く、大学の寮に住み、図書館やジムなど大学キャンパスの設備を使える場合も多いです。

授業は、リーディングやライティング、スピーキングなど、大学へ入学して現地の学生と一緒に学ぶためのスキルを身につけるため、レベルが高いものが多いのが特徴です。クラスはレベル分けされていますが、問題がなければ学期ごとにレベルが上がり、卒業すれば大学入学が可能となる場合が多いです。また、上級クラスでは大学の単位を取りながら語学学校で学べる場合もあります。

基本的には大学進学を目的としていますが、最終的に大学進学をしない人でもこの大学付属の語学学校で学ぶこともできます。リーディング、ライティング、スピーキングなどのスキルはビジネスなどの場面でも基礎的な英語スキルですし、大学付属の語学学校は比較的ハイレベルの場合が多く、また現地で学んでいるうちに大学や大学院で学びたいという思いが出てきた時にも、その選択肢も選べるので大学付属の語学学校は人気です。

私立の語学学校

私立の語学学校もあります。

私立の語学学校の特徴としては、プログラムが柔軟だという点が挙げられます。

短期の留学者でも入学が可能で、入学日も比較的柔軟に対応してくれる学校が多いです。また、語学留学の学生をメインで受け入れているため、大学付属の語学学校に比べ様々なニーズに対応したプログラムが開校されているのが特徴です。

私立の語学学校でも大学のキャンパス内の施設を間借りして授業を行っているタイプもあり、その場合はキャンパス内の施設が利用でき、キャンパスライフを体感することができます。その他には、都市部のビル内などで開講している語学学校もあります。立地がよく、通いやすいのが特徴です。

英語の語学留学のための学校選び

語学留学をする時に一番迷うのは学校選びではないでしょうか。

同じ国の語学学校でも、学校によって提供しているプログラムや授業の質が違います。

どの学校を選ぶかは留学準備の中でもとても大切なもので、それによって留学生活が大きく左右されます。留学斡旋業者を通して留学する場合も、人任せにせず自分が留学する先の学校はどのような学校なのかをご自身で一度確認しておくことをオススメします。

そこで、語学学校を選ぶ時に最低限チェックしておきたいポイントをまとめました。

授業

語学学校によって、授業時間数や提供している授業の内容が様々です。

自分のスタイルやニーズにあっているか確認しましょう。また、授業以外にもピクニックなど、課外授業を提供している学校も多くあります。その内容も事前にチェックしておきましょう。

入学条件

語学学校の場合、英語力の入学基準を設けていない場合が多いですが、学校によっては一定基準の英語力を求める場合もります。

またビザの条件など、事前に確認しておく必要があります。併せて、入学できるタイミングはいつなのかも確認しておきましょう。

留学期間

学校によって、クラスの開校期間が異なります。

大学付属の語学学校であれば、大学が開校されるシーズンにあわせて開校していて比較的長期間の留学になることが多いです。短期間であれば、私立の語学学校を調べてみることをオススメします。

費用

留学を考える上で避けて通れないのが費用の問題です。

アメリカではレベルが高い学校ほど費用が高くなる傾向にあります。ただ、費用が比較的安くてもクオリティーが高い語学学校もあります。予算などを考えて、ご自身にあった学校を探しましょう。

学生

語学学校を決める時に、必ずチェックしておきたいのが学校に通っている学生についてです。学生の数から規模を判断することができます。あわせて、先生の数と生徒数の割合や、1クラスあたりの人数をチェックしておきましょう。

また、学校によって学生の出身国にばらつきがあります。日本人が多いところ、中国人、インド人などアジア系が多いところ、ヒスパニックの移民が多いところなど様々です。理想的なのは様々なバックグラウンドの学生が集まっている学校です。

あまりに、ヒスパニック系の移民が多く偏っている場合などは、治安などに問題がある地域に学校がある場合もあります。学生の数や種類はそれを見極めるためのヒントになるのでチェックしましょう。

日本人が多すぎると留学をしているのに日本語ばかりを話してしまって英語が伸びないということもありますが、全くいないほうが良いかと言えばそうでもありません。ホームシックになったり、体調を崩した時に現地の日本人に助けてもらったという話はよくききます。

立地

語学学校を選ぶ上では立地も大切な条件です。

特に、アメリカは土地が広大で田舎も多いです。短期間で観光を兼ねて留学する場合などは、都市部がよいでしょう。また、じっくり語学学校で英語漬けの日々を送りたい人は、誘惑が少ない田舎の学校がよいでしょう。

滞在施設

語学学校によって寮を提供している場合や、自分でアパートを探す場合など滞在方法が様々です。この点も語学学校を選ぶ場合には大切なポイントです。

対応

語学学校によって対応の善し悪しも様々です。

1人1人の学生ときちんとカウンセリングをしてクラス分けを決めて、授業開始後も先生やスタッフなどがきちんとサポートする学校もありますが、全く放置状態になってしまう学校もあります。

その対応をチェックするために、事前にメールなどで学校について質問をして確認してみましょう。

英語の語学留学にかかる費用

語学留学にはどれぐらいの費用がかかるのでしょうか?

語学留学の費用は、現地での語学学校の授業料、滞在費、食費、小遣いなどに加えて、パスポートやビザ取得などの準備にかかわる費用、航空券代などの渡航費、保険代等の費用がかかります。

滞在する場所や国、語学学校、期間によって費用は様々なので一概に費用を言うことはできないのですが、3ヶ月程度の留学でも50~60万円程度~の費用がかかると言われています。

メジャーな国の中ではオーストラリアやニュージーランドの留学費用が比較的安いです。また、最近では費用を抑えた留学を望む人が、フィジーやフィリピンなど東南アジアへ留学する人もいます。

期間が長くなれば、授業料や滞在費が増えるので留学費用も多くなります。1年で200万円程度~くらいが目安です。ただ、3ヶ月以下で期間が短くなっても、滞在費が短期の方が高額になりますし、渡航費や準備費用は変わらないため、留学費用はそれほど安くならないと考えておいたほうがよいでしょう。

英語の語学留学先の国選び

留学先の国選びも迷う人が多いのではないでしょうか。

それぞれの国に特徴があり、メリットやデメリットがあります。どのような留学をしたいのか、ご自身のニーズにあった国を選びましょう。

アメリカの場合

アメリカは留学先としては一番人気の国です。

人種のるつぼと呼ばれ、世界中から人が集まる国で、様々な文化に触れることができます。世界中から留学生を受け入れてきているので英語を教える環境が整っていて、経験豊富な先生も多くいます。

また、世界中で標準的に話されている英語はアメリカ英語で、一般的にビジネスなどのマナーも標準はアメリカです。実践で使える英語を学ぶには最適な場所です。

カナダの場合

アメリカに近く人気なのがカナダです。

英語はアメリカに近く、また留学費用もアメリカに比べ若干安いため人気です。北に位置しているために、時期によっては寒いですが、国民性もおおらかで過ごしやすい国です。国土が広いので田舎が多く、交通が不便なのが難点です。

イギリスの場合

英語の母国ともいえるイギリスも根強い人気があります。

大学付属のクオリティーが高い語学学校が多く、英語を学ぶ環境としては最高です。歴史ある国で、観光地も多いので、英語を学びながら観光をしたいという人にもオススメです。ヨーロッパのさまざまな国へのアクセスもよく、週末の休みを使って様々な国へ行き、文化に触れると言うことも可能です。

デメリットとしては、標準とされるアメリカ英語と比べるとアクセントや単語の違いがある点です。

オーストラリアやニュージーランドの場合

英語留学でメジャーな国の中で比較的安く留学できるのがオーストラリア、ニュージーランドです。

また、学生ビザでアルバイトをする場合の就労条件が他国に比べて緩く、金銭的なメリットが大きいと言えます。南半球に位置していて季節が逆なので、日本が冬の時期に、温かい国で英語を学ぶこともできます。

イギリスなまりの英語なのでその点は少し考慮する必要があります。

フィリピン・東南アジアの場合

最近、新たな留学先として人気なのが東南アジアのフィリピンやフィジーなどです。

物価が安いため、費用を安く抑えられて、さらにプライベートレッスンや、少人数のグループレッスンが受けられるために人気です。フィジーで観光をしながら、英語を学ぶという人も多くいます。

ただ、英語としてはアジア独特のなまりがあることや、英語教育のクオリティーや経験と言う点では、他の国と比べて劣る点があります。本格的な英語をマスターしたい人よりは、遊びながら英語に触れたい!という場合にオススメです。

英語の語学留学を最大限に生かすために

留学は費用と時間がかかります。

費用はほとんどの人にとって、簡単に払える金額ではないはずです。

それだけの費用と時間を費やして留学をするのだから、最大限の効果を得て帰ってこられるようにしたいものです。

語学留学で英語力を身につけて帰ってきたいなら、事前の準備が大切です。英語力は基礎を身につけるまでが時間がかかります。ある程度の基礎が身についたら、応用なので、英語力の上昇率はどんどん速くなります。

そのため、一番時間がかかる基礎力に限られた留学の時間を使ってしまってはとてももったいないです。

日本で基本的な英語をきちんと習得してから留学することをオススメします。

最低限中学レベルの英語を、できれば高校レベルの英語を身につけてから留学するだけでもかなり結果が違います。

中学レベルの英語は、できていると思っている人でも普段の会話や簡単な作文が難しければどこか忘れてしまっている部分が必ずあるので、1からおさらいしてみましょう。

日本で英語を学習している中でどうしても不足してしまうのがリスニングとスピーキングです。リスニングは聞いた英文を書きだすディクテーションを繰り返すことで、基礎力が上がります。

またスピーキングは、最近ではオンライン英会話など手軽に英語を話せる機会が増えているので、活用して思っていることを口に出す練習を重ねましょう。

ただし、リスニング力が付いていないと、スピーキング力はいつまでたっても見に付かないので注意が必要です。

英語の語学留学で得られるメリット

上述では、社会人の語学留学のメリット・デメリットとしてお伝えしましたが、日本人が語学留学する際には、英語力を身につける以外にも多くのものを得ることができます。

コミュニケーション能力

異文化を肌で感じ、世界中から来る留学生と交流する中でコミュニケーション能力を磨くことができます。

また、限られた英語の知識を総動員して、相手に伝えたり、相手が言いたいことを聞くことを繰り返すうちに英語だけでなく日本語でのコミュニケーション能力も向上します。

行動力

自ら考え行動する力が身に付きます。

見知らぬ土地で、わからないことが多い中で生活するためには、自分から相手に声をかけて聞くこと、お願いすることが必要です。初めは、人に聞くのもドキドキしますが、留学では毎日、その繰り返しなので留学を終える頃には行動力がある人になっています。

日本を外側から見る体験

留学では異文化を体験すると同時に、日本を外側から見ることができます。

日本で暮らしている時には当たり前すぎて気にすら留めなかったことが実は日本独自のことで海外では当たり前ではないということがあります。

例えば、郵便ですが日本では送った荷物が当たり前に届きます。誤配はごくわずかです。でも、海外の多くの国では、送った荷物は届かないことはしょっちゅうで、そのリスクを常に考えて送らなければならないんです。「アメリカから、日本に荷物を送ったのに、3ヶ月経っても届かないので調べてみたら、フランスにあった!」という友人がいましたが、それほど稀な話ではありません。

また、海外に出ると「日本人の代表」として見られることが多くなるので、歴史や地理、文化など調べて学ぶ機会も多くなります。

ここでは、多くの人が得てくることをご紹介しましたが、その他にも自立心がついたり、感謝できるようになったり、家族を大切にできるようになったり、たくさん留学で得られるものがあります。

アメリカの大学を卒業した友人の話ですが、帰国してから10年経っても日々の中で留学の経験が生きているなと発見することがあるそうです。

留学で得られるものは、その人次第で無限大にあります。「留学=英語」と限定してしまうのではなく、たくさんのものを見聞きして、多くの人と交流して経験してくることで、あとあと人生の役に立つことが多くあるでしょう。

英語の語学留学のデメリット

ここまで、留学の良い点をたくさんご紹介してきましたがもちろんデメリットも沢山あります。

デメリットもちゃんと理解して考慮した上で留学を決断する必要があります。

時間が必要

当たり前ですが、留学するためには日本から一定期間離れる必要があります。

学生であれば、その期間休学をする必要がありますし、社会人の場合はその期間仕事をすることができません。そのブランクは就職、再就職の際に、かならず聞かれますので、きちんとした結果がなければ、留学したけれど時間をロスしただけと言うことになりかねないので要注意です。

費用が高額

留学は多額の費用がかかるため、その点もデメリットともいえます。

社会人の場合は、留学期間中、日本では仕事ができないのでその点でいうと、留学費用+αで費用の損失があることを考慮にいれる必要があります。

就職や再就職の際に不利になる場合も

キャリアアップのために留学を考える方も多いともいますが、ある程度の時間を使って留学したのならば結果が求められます。

日常生活程度の英会話であれば、留学していない人でも話せる人は沢山います。その中で、なぜあえて時間を使って留学したのか、国内で英語を学んだ人と何が違うのかそれを説明できるくらいの濃い体験をして帰ってくる必要があります。それができない場合は、就職や再就職の際に逆に不利な材料として見られる場合もあります。

治安の問題

日本は世界でも有数の治安がいい国です。

そこから出て、文化を知らない中で生活することで、トラブルに巻き込まれる危険性は多少上がります。そのリスクはある程度学んで、予防することで回避できますが、それでもリスクはゼロにすることはできません。治安の面でのデメリットも知っておいたほうがよいでしょう。

精神面で不安定になる!?

異文化の中で言葉があまり通じない中で生活することは、ストレスフルです。

それを楽しみに変えて自ら行動できる人は留学に向いていますが、自分を追い込んでしまう人、一人で考え込んでしまう人は精神的に不安定になってしまう場合があります。留学中に、鬱になったり、精神的疾患を発症してしまう人も少なからずいます。

困ってしまっても、家族などすぐに助けてくれる人が周りにいないので、そういうリスクもあることは知って、自分が留学に向いているのが考えて計画を立てる必要があります。

語学留学には早めの準備を!

留学をすると決めたら早めの準備を心がけましょう。

国選び、学校選びから始まって、入学手続き、ビザの手続きなど様々な手続きがあり思っているより時間がかかります。

できれば1年くらい前から準備を始められるとベストです。特に情報不足な場合には、複数の留学エージェントで無料相談を利用しながら自分に合うプランを考えるのも効果的です。

留学が決まると、保険の準備、健康診断、航空券の手配など細々とした準備がたくさんあります。

仕事や学校に通いながら準備をすると、意外と時間がかかってあっという間に月日が経ってしまいますので、早め早めの準備を心がけましょう。

語学留学前に英語力を伸ばしておこう!おすすめオンライン英会話6選

語学留学前にも少しでも英会話を上達させておきたい場合には、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。今のうちに少しでも英会話に触れておくと、留学した後の上達スピードも違ってくるでしょう。

ここでは、留学前に英会話力を上達させるのにおすすめのオンライン英会話を5つご紹介します。

  • レアジョブ
  • Native Camp(ネイティブキャンプ)
  • クラウティ
  • kimini英会話
  • hanaso
  • EFイングリッシュライブ

それぞれ順番に見ていきましょう。

レアジョブ

レアジョブは、講師数6,000名を超える日本最大級のオンライン英会話です。

1レッスンあたりの費用は脅威の約170円〜、毎日1回以上レッスンを受けることができます。

レアジョブで用意されているカリキュラムは幅広く、日常英会話をはじめとして、海外旅行英語、ビジネス英語、その他シーンに合わせた英語など、自分の学びたいカリキュラムを自由に選択できます。

【おすすめレッスン・教材】
・実用英会話レベル3 ※チャプター4「Vacations」(旅行に関する内容)
・実用英会話 レベル5 ※チャプター4「Travel」(旅行に関する内容)

また、講師数6,000名の中には、本場のネイティブ講師も在籍しているため、より本場に近い英語を学びたい方にもぴったりです。

「オンライン英会話を受講したいけど、どのサービスを選んで良いのか分からない」という方は、第一候補としてレアジョブを検討してみてはいかがでしょうか。今なら2回の無料体験レッスンを受講することも可能です。

レアジョブ英会話の無料体験はこちら

Native Camp(ネイティブキャンプ)

Native Camp(ネイティブキャンプ)は、業界初のレッスン受け放題システムを採用しているオンライン英会話です。ネイティブキャンプにログインするだけで、24時間365日、いつでも好きな時間にレッスンを受けることができます。

また、一般的なオンライン英会話は「1回のレッスン時間は25分〜」と制限を設けられていることも多いですが、ネイティブキャンプは5分だけレッスンを受けることも可能。

朝の通勤前にレッスンを受けるも良し、寝る前に少しだけ英語を勉強するのも良し。

【おすすめレッスン・教材】
・旅行英会話(シチュエーション別の英会話を学びたい人のための内容)

さらに、自習用のコンテンツとして「読み放題」「聞き放題」機能も搭載されており、リーディングやリスニングの強化も自由に行うことが可能です。

これだけ充実したコンテンツが用意されているオンライン英会話は他に存在しないため、低価格でボリューム感のあるレッスンを受けたい方はネイティブキャンプを受講してみましょう。今なら1週間の無料体験レッスンを受けられます。

ネイティブキャンプの無料体験はこちら

クラウティ

クラウティは、家族でシェアできることで有名なオンライン英会話です。

1つのアカウントで、最大6名までアカウントを共有できます。6名で利用したとしても、かかる費用は1アカウントのみの月額4,950円〜。

レッスン回数は1日2回〜4回を選択できるので、「今日はママが英語を勉強する日」「明日は子どもに英語を勉強させる日」という形で、シェアしながら家族全員で英語を学べるのがクラウティのメリットです。

【おすすめレッスン・教材】
<旅行で使える英会話 シリーズ>

  • はじめての旅行英会話シリーズ
  • 海外旅行に役立つ便利フレーズシリーズ
  • 接客の英語シリーズ
  • 観光客へのおもてなし英会話シリーズ

通常のオンライン英会話は「Zoom」や「Skype」といった外部アプリを使ってレッスンを行いますが、設定をしたことがない人にとっては難易度が高いもの。

その点、クラウティは独自のレッスンシステムを採用しているので、クラウティにログインするだけでレッスンを行うことができます。

圧倒的に低価格で、家族全員で英語を楽しく学びたい方は、一度クラウティの無料体験レッスンを受講してみてはいかがでしょうか。

クラウティの無料体験はこちら

kimini英会話

kimini英会話は、子どもから大人まで細かにレベルが設定されたカリキュラムで学べるオンライン英会話です。

教育業界で70年以上の実績を誇る学研が運営しており、高校・大学など200以上の教育機関で導入されているレベルの高いカリキュラムが用意されています。

【おすすめレッスン・教材】

  • 絵で見てパッと英会話 海外旅行編1・2
  • フリートークコース 旅行について
  • 接客英語コース レストラン編
  • 海外旅行直前!特訓コース 移動編
  • 海外旅行直前!特訓コース 食事編
  • 海外旅行直前!特訓コース 観光編
  • 海外旅行直前!特訓コース ホテル・ショッピング編

「レベルが高くてついていけないかも」と不安に感じている方も、受講をスタートしたタイミングで、スピーキング力を確かめられるテストを受けられます。

こちらのテストの結果に合わせてカリキュラムを提案してくれるため、自分のレベル以上に難しいカリキュラムでレッスンが進むことはありません。

さらに、月額料金も1,100円(税込)〜と、業界最安値クラスです。

子どもから大人まで、品質が担保されたカリキュラムで英語を学びたい方は、kimini英会話を選んでみてはいかがでしょうか。

kiminiオンライン英会話 公式サイトはこちら

hanaso

hanasoは、英語の復習に特化したオンライン英会話です。

  1. レッスンで学び口になじませる
  2. 復習システムにより効率よく定着させる
  3. 音声教材で会話での使い方を練習する

上記3つのステップでレッスンが進むので、日常的に使っている英語を効率よく覚えられるのがhanasoのメリットです。

レッスン教材も豊富に用意されており、日常英会話をはじめとして、おもてなし英会話、特定のシーンに特化したトピックトーク、自由に英語を話すフリートークなどがあります。

【おすすめレッスン・教材】

  • 旅行英会話ステージ1・2
  • おもてなし英会話

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まとめ:語学留学のメリットとデメリットを見極める

語学留学は全ての人にオススメなものではありませんが、条件が整って留学できれば、とても良い体験になるでしょう。

日本にいても英語はマスターできますが、それでも文化的背景など現地でしか体感できないことも沢山あります。

現地で生の英語を体験することで、これから先の英語学習のモチベーションも変わってくることでしょう。

ただ、語学留学にもデメリットがありますし、留学に向いていない人もいます。条件がそろわなくて留学できない場合も、日本にいても英語力を身につける方法はあるので、自分にあった方法で英語を学ぶことをオススメします。

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