「自転車」を英語で表現すると主に3つの単語が出てきます。
後ほど詳しく説明しますが、下記がその一覧です。
- bicycle(バイセコー):口語でも文語でも使える表現です。日本語のカタカナ読みは「バイシクル」なので発音に注意です。
- bike(バイク):「bicyle」の略式的な表現で、一般的に口語では「bike」をネイティブもよく使います。日本人がよく使う「バイク(オートバイ)」とは違います。「pushbike(プッシュバイク)」という表現もあります。
- cycle(サイコー):「輪」という単語で、動詞の「自転車で~へ行く」という場合によく使われます。日本語でも「サイクリング(cycling)」と言いますね。また、カタカナ読みの発音は「サイクル」ですね。
また、「自転車に乗る(降りる)」、「自転車通勤」、「ママチャリ」や「パンクした」なども英語で何と表現するか知っていますか?
それらの表現や英文までマスターすると怖いものなし!
また、自転車を使った英語の名言(格言)/アインシュタインがあります。英語の幅を広げるためにも押さえておきましょう!
目次
「自転車」の英語の発音・違いと例文
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冒頭でも簡単に説明した、それぞれの単語を深堀して見ていきましょう。
bicycle
接頭辞のスペルが「bi」は「2つ」、「cycle」は「輪(車輪)」という意味で自転車をそのままイメージできます。
因みに「bilingual(バイリンガル)」も「bi」が接頭辞としてあり、「2つの言語を話せる人」を指しますね。
「bicycle」の発音と発音記号は下記となります。
自転車の複数形は「bicycles(バイセコーズ」
口語でも文語でも使える「自転車」の英語で、複数形は「bicycles(バイセコーズ」と「s」が「ズ」と濁ります。
下記が例文です。
- 自転車に乗ります:I ride on a bicycle. ※「I get on a bicyle.」だと少しカジュアルです。「自分の自転車に乗る」という場合は、「I get on my bicycle.」と明確にします。
- 自転車で学校に行きます:I go to school by bicycle. ※「~で行く」という手段の場合にこの表現を使います。バスで行く場合は、「by bus」、自動車の場合は、「by car」ですね。
など。
bike(バイク)
「bicycle」よりもネイティブが口語でよく使うのが「bike」です。
「bicycle」の方がよりフォーマルな表現という認識でOKです。よって、先ほどの例文もそのまま「bike」に置き換えて表現できます。
「I get on my bike.」など、よりカジュアルな表現になります。
「bike」の発音と発音記号は下記となります。
複数形は「bikes(バイクス)」
複数形は「bikes(バイクス)」で「s」は「ス」と濁りません。これも「bicycle」との違いです。
「bike」は、日本語のバイクと違う!?
バイクと聞くと、ほとんどの日本人が「オートバイ」や「単車」などを思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし、英語では「自転車」しか意味しないので注意です。
オートバイなどは、「motorbike(モーターバイク)」として、必ず頭に「motor」(エンジン、発動機など)を足します。
よって、モーターと違って、自転車は手押しなので、「pushbike」と表現することもあります。
cycle
「bicycle」の「bi」を省略した、カジュアルな表現です。
また、オートバイを表現する時は「bike」と同様に、頭に「motor」を付けて、「motorcycle」の英語になります。
「cycle」の発音と発音記号は下記となります。
cy(サイ)の箇所のスペルに注意ですね。
この「cycle」ですが、自転車という名詞よりも、「~へ自転車で行く」という動詞で使われることが多いです。
「I go cycling.(自転車でサイクリングに行く) 」という表現もあります。
また、「I cycle to work.(自転車通勤です)」など。
「I go to work by bike.」と全く同じ意味ですが、上記がよりビジネス的な表現で大人らしいです。是非、覚えておきましょう!
「自転車」の部品や関連単語一覧(音声付き)
「自転車」だけの単語を覚えるよりも、それに関連する表現も一緒に覚えたら一石二鳥です。
自転車の種類や部品など、下記に主な関連表現の英語を記載しています。
その他にも押さえておきたいその他の自電車の部品や関連単語をご紹介します。
- サドル:seat ※「bicycle seat」でも同様です。
- 自転車の荷台:carrie(キャリアー) ※「bed」でも通じます。
- 自転車のかご:basket
- チャイルドシート:child seat ※「child safety seat」も同様です。
- 自転車のハンドル:handle bars
- 自転車のギア・変速(ギアチェンジ):bicycle gearshift ※「derailleur」という単語もあります。
- 自転車の車輪:bicycle wheel ※「bicycle tire」でもOKです。
- 折り畳み(折り畳み式)自転車:folding bike ※「fold」は折り畳むという英語です。
- 自転車鍵:bike key
- 自転車のカバー:basket cover(かごのカバー)/seat cover(サドルカバー)
- 自転車の曲がり乗り:trick cycling
- 自転車用の空気入れ:bicycle pump
- スポーツジムの自転車:exercise bike
- タイヤのチューブ:bicycle tube
- サイクリング:cycling
- 自転車保険:cycle insurance ※自転車盗難保険は、「cycle theft insurance」となります。
因みに「自転車操業」は「hand-to-mouth operation(management)」という表現をします。
その他の「自転車」を使った英文・フレーズ一覧
ここからはその他の「自転車」を使った英文・フレーズ一覧をご紹介します。
既に紹介した「自転車に乗る(I get on a bike.)」や「自転車通勤です(I cycle to work.)」以外のフレーズも押さえましょう!
- 英文:I get off my bike.
- 和訳:私は自転車から降りる。
※「get off~」は「~から降りる」となり、「get on~」の逆となります。
- 英文:I applied the brakes.
- 和訳:私はブレーキをかけました。
※appliedは「apply(用いる、適用する)の過去形。「I hit the brakes」でも同様の意味になります。
- 英文:I got a flat tire.
- 和訳:タイヤがパンクしました。
※「平坦(flat)になったタイヤを持った」という直訳ですが、イメージしやすいですね。車のパンクでも使える表現です。
- 英文:I must pump up a tire.
- 和訳:私は空気を入れないといけません。
※口語的です。「pump up~」は、「~を強める」「吹き込む」などに使います。「I must put some air into a tire.」も同様の意味ですが、より丁寧な言い方となります。
- 英文:The chain came off.
- 和訳:チェーンが外れました。
- 英文:I have to fix my bike.
- 和訳:自転車を修理しなくてはいけません。
※「fix」は「修理する」という意味で、どの場面でも使えます。「repair」という動詞でも同様です。
その他の自電車関連の例文やフレーズにも触れておきましょう!
- 自転車にまたがる:ride on a bike ※「自転車に乗る」という表現でOKです。
- 自転車を漕ぐ:peddle a bike ※これも「ride on a bike」でも構いません。「自転車で走る」という表現でも使えます。
- 自転車で散歩する:take a short cycling
- 自転車を押して歩く:walk a bike
- 自転車で転ぶ(こける):fall off a bike
- 自転車を起こす:stand a bike up
- 自転車を借りる:borrow a bike ※レンタルで借りる場合は、「rent a bike」となります。レンタル自転車は「rental bike」となります。
- 自転車貸して!:Let me borrow your bike.
- 自転車、気を付けて!:Pedal safe! ※車、気を付けてね!という場合は「Drive safe!」と言います。
- 自転車が壊れた:My bike broke down. ※「broke」は「break」の過去形です。
- 自転車が盗まれる:My bike is stolen. ※「stolen」は「steal(盗む)」の過去分詞(受け身)です。
- 自転車で坂道を上る(下る):go up the slope by bike.
- 趣味は自転車です:I like cycling. ※「My hobby is to ~.」という表現はあまりしません。「I like ~.」の形がベターです。
- 自転車を立ち漕ぎする:pedal while standing up ※「pedal and stand up at the same time」のニュアンスです。
- 自転車にぶつかる:bump into a bike
- あなたの自転車かっこいいね:Your bike is cool.
「自転車」の豆知識やスラング・格言(名言)
自転車で、英語を表現する「bike」や「bicycle」ですが、頭にある「bi」(バイ)にはちゃんとした意味があります。
文法用語では、「接頭辞」と言われるものですが、実は「bi」は、「2つの~」と表現するものなのです。
よって、「bicyle」は、「bi(2つの)」+「cycle(輪)」から出来ています。
この、「bi」を接頭辞としてもつ英単語には、「bilingual(2つの言語)」や「biceps(上腕二頭筋)」などがあります。
今後新しい英単語に出会った際に、「bi」が付いていたら「2つの~」と表現するものが多いことに気づくでしょう。
因みに「一輪車」、「三輪車」は次のように言います。
- 「一輪車」:unicycle ※「uni」(ユニ)が「1つの~」を表現しています。
- 「三輪車」:tricycle ※「tri」(トリ)は「3つの~」となります。
「自転車」に関連するスラングは?
イギリス英語で「MAMIL」という自転車に関するスラングがあります。
「middle-aged man in Lycra」の略で、「Lycra」は衣類メーカーの名称です。自転車でのサイクリングに夢中な中年男性を指す時に使います。
また、「自転車」を使ったアインシュタイン(Albert Einstein)の有名が名言もあります。
- 英語の名言:「Life is like riding a bicycle. To keep your balance you must keep moving.」
- 和訳:人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには(バランスを保つには)走り続けなければいけない。
それと、外国人に日本の自転車交通ルールを説明する時もあるでしょう。
警察庁が英語でのガイドラインを発行していますので、必要な場合はそちらもご参考下さい。『交通安全教育と交通安全活動』のページでPDFでダウンロードできます。
「自転車」の関連英語や会話表現が上達するオンライン英会話5選
「自転車」に関連する英単語や表現だけを覚えても、英会話にはなりません。日常シーンで使う英語をすらすら話せるようになりたい場合には、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
ここでは、日常会話が上達するオンライン英会話を5つご紹介します。
- レアジョブ
- Native Camp(ネイティブキャンプ)
- クラウティ
- kimini英会話
- hanaso
それぞれ順番に見ていきましょう。
レアジョブ
レアジョブは、講師数6,000名を超える日本最大級のオンライン英会話です。
1レッスンあたりの費用は脅威の約170円〜、毎日1回以上レッスンを受けることができます。
レアジョブで用意されているカリキュラムは幅広く、日常英会話をはじめとして、海外旅行英語、ビジネス英語、その他シーンに合わせた英語など、自分の学びたいカリキュラムを自由に選択できます。
また、講師数6,000名の中には、本場のネイティブ講師も在籍しているため、より本場に近い英語を学びたい方にもぴったりです。
「オンライン英会話を受講したいけど、どのサービスを選んで良いのか分からない」という方は、第一候補としてレアジョブを検討してみてはいかがでしょうか。今なら2回の無料体験レッスンを受講することも可能です。
Native Camp(ネイティブキャンプ)
Native Camp(ネイティブキャンプ)は、業界初のレッスン受け放題システムを採用しているオンライン英会話です。
ネイティブキャンプにログインするだけで、24時間365日、いつでも好きな時間にレッスンを受けることができます。
また、一般的なオンライン英会話は「1回のレッスン時間は25分〜」と制限を設けられていることも多いですが、ネイティブキャンプは5分だけレッスンを受けることも可能。
朝の通勤前にレッスンを受けるも良し、寝る前に少しだけ英語を勉強するのも良し。
さらに、自習用のコンテンツとして「読み放題」「聞き放題」機能も搭載されており、リーディングやリスニングの強化も自由に行うことが可能です。
これだけ充実したコンテンツが用意されているオンライン英会話は他に存在しないため、低価格でボリューム感のあるレッスンを受けたい方はネイティブキャンプを受講してみましょう。今なら1週間の無料体験レッスンを受けられます。
クラウティ
クラウティは、家族でシェアできることで有名なオンライン英会話です。
1つのアカウントで、最大6名までアカウントを共有できます。6名で利用したとしても、かかる費用は1アカウントのみの月額4,950円〜。
レッスン回数は1日2回〜4回を選択できるので、「今日はママが英語を勉強する日」「明日は子どもに英語を勉強させる日」という形で、シェアしながら家族全員で英語を学べるのがクラウティのメリットです。
通常のオンライン英会話は「Zoom」や「Skype」といった外部アプリを使ってレッスンを行いますが、設定をしたことがない人にとっては難易度が高いもの。
その点、クラウティは独自のレッスンシステムを採用しているので、クラウティにログインするだけでレッスンを行うことができます。
圧倒的に低価格で、家族全員で英語を楽しく学びたい方は、一度クラウティの無料体験レッスンを受講してみてはいかがでしょうか。
kimini英会話
kimini英会話は、子どもから大人まで細かにレベルが設定されたカリキュラムで学べるオンライン英会話です。
教育業界で70年以上の実績を誇る学研が運営しており、高校・大学など200以上の教育機関で導入されているレベルの高いカリキュラムが用意されています。
「レベルが高くてついていけないかも」と不安に感じている方も、受講をスタートしたタイミングで、スピーキング力を確かめられるテストを受けられます。
こちらのテストの結果に合わせてカリキュラムを提案してくれるため、自分のレベル以上に難しいカリキュラムでレッスンが進むことはありません。
さらに、月額料金も1,100円(税込)〜と、業界最安値クラスです。
子どもから大人まで、品質が担保されたカリキュラムで英語を学びたい方は、kimini英会話を選んでみてはいかがでしょうか。
hanaso
hanasoは、英語の復習に特化したオンライン英会話です。
- レッスンで学び口になじませる
- 復習システムにより効率よく定着させる
- 音声教材で会話での使い方を練習する
上記3つのステップでレッスンが進むので、日常的に使っている英語を効率よく覚えられるのがhanasoのメリットです。
レッスン教材も豊富に用意されており、日常英会話をはじめとして、おもてなし英会話、特定のシーンに特化したトピックトーク、自由に英語を話すフリートークなどがあります。
「一度覚えた英語を忘れてしまった」「学習の二度手間を減らしたい」と考えている方は、hanasoを選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ:英語の「自転車」から色々な表現を学べる!
英語で単純に自転車の単語だけ調べても、それは単語帳の延長に過ぎません。
ではなく、1つの単語から色々な表現などを同時に身に付けることで、効率よく時間が使えて、また吸収もしやすくなります。
今回は「自転車」の英語をテーマにしましたが、他の英単語でも同様です。
是非、今後の英語学習のヒントにしてもらえればと思います。
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