この記事では海外ドラマや会話のシーンで使われる「get to the point」の意味や解説、例文、どんな感じで使わるのかなどをご紹介します。
日本語脳のまま直訳する癖があると、せっかく覚えたフレーズが実際の英会話では使えないという事が多々あります。
単に単語を暗記するのではなく、ニュアンスの背景情報や会話、ストーリーの流れから理解しておくと、記憶に定着しやすく、とっさに使える英語として自分の英会話ストックが増えていきます。
「get to the point」の意味:はっきり言う、要点をつかむ、核心をつく
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先ずはこの熟語をバラバラにして解説してみます。
- get to:「~に達する」「~に着く」という意味
- the point:「(話や考えなどの)要点、核心、真意」という意味
よって、「get to the point」は、「はっきり言う、要点をつかむ、核心をつく」となります。
例えば、「Please get to the point.」は次のような和訳になります。
- 結論をお願いします。
- 要点をおっしゃってください。
- はっきり言ってください。
「get to the point」の会話シーン・例文
【Netflixドラマ「新聞記者/The Journalist(主演:米倉涼子)」シーズン1より引用】
※松田役(米倉涼子):東都新聞のジャーナリスト
- 松田:The minister contends that his secretary did it.(秘書がやったと 大臣は主張されていますが)Are you sure it wasn’t done on the minister’s orders?(大臣本人の指示は本当になかったのでしょうか?)
- 官邸報道室長:Please get to the point.(結論をお願いします。)
その他の関連単語、フレーズの意味・例文
下記が意味と例文です。
- get the point:要点をつかむ
- I couldn’t get the point of what they said.私は彼らが言ったことの要点をつかむことができなかった。(私は、彼らの話が理解できなかった。)
など。
英熟語だけで覚えるのではなく、上記のように例文を塊として覚えるのが効率的ですね。