著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

「ワーキングホリデー」の条件やコツを5つの国別に紹介!

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ワーキングホリデーとうビザの一種をご存知でしょうか?

海外で働きながら滞在できる制度です。

留学するほどの資金は無いけれど、海外で長期滞在してみたいという人はワーキングホリデー制度を使っての滞在を考えてみるのも1つの方法です。

ただし、ワーキングホリデーには様々な制限やルールがあります。

よってここでは、ワーキングホリデーについてどのような制度なのか、利用できる国などを詳しく解説します。

目次:
1.ワーキングホリデーとは?
2.ワーキングホリデー制度がある国
2-1.オーストラリア
2-2.ニュージーランド
2-3.カナダ
2-4.イギリス
2-5.香港
2-6.英語圏以外のワーキングホリデー受け入れ国
3.ワーキングホリデーの注意点
3-1.現地での仕事をあてにない!資金は余裕を持って用意する
3-2.国ごとのルールを事前にしっかり確認する
3-3.事前に英語学習をしておく
3-4.保険について

1.ワーキングホリデーとは?

ワーキングホリデーはビザの種類のひとつで、働きながら最長1年滞在することができる制度です。(一部、2年が上限の国もあります。)

若者の文化交流や、相互理解を目的としている制度で、働くことができるため、多くの資金がなくても、旅行費など一部費用を稼ぎ名がら長期滞在ができます。

現在、日本は14カ国とワーキングホリデーの協定を結んでいて、年齢制限があります。年齢制限は国によって違いますが、18歳~25歳又は30歳までです。

留学ビザと違い、一定時間学校に通うなどの制限がないため、長期間滞在し自由に旅行することも可能ですし、働くこともできるのでインターンシップなども可能で、様々な体験ができます。

2.ワーキングホリデー制度がある国

ワーキングホリデーができる国(一部は地域)は、日本と協定を結んでいる14カ国のみです。それぞれ、独自のルールがあります。

2-1.オーストラリア

ワーキングホリデーといえば、オーストラリア!というくらい人気の国です。

australia
南半球にあるため、季節が逆で日本が冬の間にあたたかいオーストラリアで働きながら休暇を楽しむこともできます。世界遺産が16もあり、国立公園も500以上あり自然豊かで、日本からの観光客が多い国です。また、親日家が多く、第二言語として学習する言語は日本語とする人が多くいます。日本語を主に使う仕事も多く英語力がそれほど高くなくても仕事を見つけやすい環境であることも人気の理由です。

さらに、最低時給が高く15豪ドル(日本円で約1,300円)で、20豪ドル程度(約1,700円)の時給が発生する仕事もあり、ワーキングホリデーをしながら貯金をするという人もいます。

政府指定地域の農場で3ヶ月以上働くと、2年目のワーキングホリデービザも申請可能で、2年間ワーキングホリデーができるのはオーストラリアだけです。

最近では日本との間に格安航空会社(LCC)が就航していて、渡航費用も時期によっては安く済むため気軽に行くことができるようになっています。

ワーキングホリデーを考えるなら、まずは一番に検討したい国がオーストラリアです。

  • 公用語:英語
  • 年齢条件:18歳~30歳(ビザ申請受理時の年齢)
  • その他の条件:5,000豪ドル以上の預金と、帰国用の航空券代があること。以前に、オーストラリアでワーキングホリデービザを取得していないこと。健康であること。
  • 最大期間:1年間
  • 語学学校に通える期間:最大4ヶ月
  • 労働条件:同じ雇用主の元で働けるのは最長6カ月まで
  • セカンドワーキングホリデービザ制度:オーストラリア政府が指定した地方の地域で季節労働に3ヶ月従事した場合、もう1度ワーキングホリデービザを申請でき、1度目と併せて合計2年間ワーキングホリデーをすることが可能です。

2-2.ニュージーランド

オーストラリアに近く南半球に位置するニュージーランド。人口が約400万人と日本よりも小さな島国です。

new zealand-2
今でも多くの自然が残っていて、その美しさが魅力です。日本と同様に四季がありますが、比較的温暖で過ごしやすい場所です。先住民族のマオリ族の文化を保護していて、現在もその文化に触れることができます。

多民族国家で、外国人や留学生を受け売れる環境が整っていて安心して生活することができます。

  • 公用語:英語
  • 年齢条件:18歳~30歳(申請時点での年齢)
  • その他の条件:滞在費として、4,200NZドル以上所持していること。以前に、ニュージーランドでワーキングホリデービザを取得していないこと。独身者又は、子供を同伴しない既婚者であること。健康で犯罪歴がないこと。
  • 最大期間:1年間
  • 語学学校に通える期間:最大6カ月
  • 労働条件:同じ雇用主の元での雇用期間制限が撤廃されました。
  • ビザの延長:ニュージーランドにワーキングホリデーで滞在していて、期間内に3ヶ月以上国内の農園でアルバイトをした証明がある場合、さらに3カ月の延長の申請が可能です。

2-3.カナダ

アメリカに近く、標準的でキレイな英語を話すカナダはワーキングホリデー先としても人気です。

canada
ナイアガラの滝など豊かな自然があることや、ケベック州などフランス語を公用語とする地域があるなど多文化社会であることがカナダの特徴です。

地理的には北に位置するため、夏は涼しく、冬は寒くウインタースポーツも楽しめます。

半年以内の観光滞在はビザが不要で、留学ビザなどからの切り替えなども比較的柔軟に対応しているため、それらを併せると実質1年以上の滞在が可能です。語学学校で半年間学んで英語力を身につけてからから、1年間ワーキングホリデービザで働いて実践力を身につけるということも可能です。

  • 公用語:英語
  • 年齢条件:18歳~30歳(申請時点での年齢)
  • その他の条件:以前に、ワーキングホリデーの就労許可を受けていない人。2,500カナダドル以上の滞在資金と帰国時の航空券代があること。扶養家族が同行しないこと。カナダ国内での仕事の内定がまだないこと。疾病、障害をカバーする保険に加入すること。
  • 最大期間:1年間
  • 語学学校に通える期間:6か月まで

2-4.イギリス

英語の母国であるイギリス。古くからの歴史がある国で、世界的に有名な博物館や美術館が多くあります。

england
イギリスのワーキングホリデービザは他国と制度が違うので注意が必要です。正式にはYouth Mobility Scheme(YMS)で、毎年抽選が行われ抽選で選ばれた人(1,000人)のみが申請可能です。

最大2年間の滞在期間が認められていて、同じ雇用主の元で働ける期間に制限がない等、他国より魅力的な制度で人気のワーキングホリデー先です。

  • 公用語:英語
  • 年齢条件:18~30歳
  • その他の条件:事前抽選で選ばれた人が申請可能。子供を連れて行かないこと。£1890以上の資金を持っていること。航空券は借り入れではなく自己資金で購入していること。終了後にイギリスを出国すること。
  • 最大期間:2年間
  • 語学学校に通える期間:無制限
  • 労働条件:フルタイムで働く場合は滞在期間の半分まで就労可能
申請のための抽選を代行してくれる業者がありますが、高い手数料がかかる場合があります。受かりやすくなるかのような広告を出している場合がありますが、高い手数料を払っても、当選の確率には全く影響がないので注意しましょう。

2-5.香港

中国の中の特別行政区である香港は中国語と英語が公用語です。

hong kong
通常は英語が多用されていて英語を学ぶこともできますが、それに加えて中国語(広東語)も学ぶことができるのが香港の特徴です。

2012年からワーキングホリデーを導入していて比較的新しいため、オーストラリア等の人気な国に比べあまり知られていません。

狭い地域の中に700万人以上が住み、アジア経済の中心的役割を果たしている場所で、世界中からたくさんの観光客が訪れています。

  • 公用語:英語、中国語
  • 年齢条件:18~30歳(申請時の年齢)
  • その他の条件:滞在中の生計を維持できる十分な資金があること。帰国する際の航空券を購入するための資金があること。健康で犯罪歴がないこと。滞在中の疾病、負傷、死亡に関する十分な保険に加入していること。以前にワーキングホリデーのビザの発給を受けていないこと。扶養するもの(当該者がビザを持つ場合は除く)を同伴しないこと。
  • 最大期間:1年間
  • 語学学校に通える期間:最長6カ月
  • 労働条件:同一雇用主の元では最長3カ月

2-6.英語圏以外のワーキングホリデー受け入れ国

英語圏ではありませんが、他にもいくつかワーキングホリデーを受け入れている国があります。

ノルウェー、デンマーク、ポーランド、ドイツ、アイルランド、ポルトガル、フランス、韓国、台湾などです。

ただし、ビザの条件、申請条件は都度変わりますので申請前に各国の正式なホームページなどで確認してください。

3.ワーキングホリデーの注意点

ワーキングホリデーは海外で働きながら生活ができる魅力的な制度ですが、注意したい点もあります。

3-1.現地での仕事をあてにない!資金は余裕を持って用意する

ワーキングホリデーはあくまでも、「休暇」が目的の制度です。

ワーキングホリデーは少ない資金で、海外に長期滞在できますが、資金が無くても行けるわけではありません。

現地での仕事あてにせず、滞在期間にかかる生活費程度はきちんと事前に準備しておく必要があります。

英語力が高くない場合は、仕事を見つけるのは簡単にいかない場合もあります。現地の人、英語が話せる人が優先的に採用されます。また、同じワーキングホリデーで滞在している人も沢山いるので、その中でうまく仕事を見つけられたらラッキーくらいの気持ちで事前に資金的な準備をしっかりしておきましょう。

3-2.国ごとのルールを事前にしっかり確認する

ワーキングホリデーは国によってルールが違います。

年齢制限が、申請時の年齢の場合や発給時の年齢の場合など細かい差があります。語学学校に通える期間や、同一雇用主の元で働ける期間の制限なども国によって差があります。

外国人が働くということは、基本的に特例なので自国民に不利益にならないように、様々なルールがあります。その条件をしっかり確認して、行く国を選びましょう。

3-3.事前に英語学習をしておく

ワーキングホリデーは英語学校など留学ではないので、渡航のために語学力は必要がありませんが、事前の英語学習はとても大切です。

日本語を使う仕事でも、現地の人と最低限のコミュニケーションをできるくらいの英語力は必要です。

滞在期間はほとんどが1年以内です。その中で、英語力を磨いたり、旅行や現地の人のコミュニケーションを楽しむためには、できるかぎり日本で英語を学んでおいたほうがよいでしょう。

3-4.保険について

ワーキングホリデーに行く場合は海外旅行保険に加入しましょう。

申請時の必須条件になっている国もありますが、そうでない場合も加入することを強くオススメします。

日本での保険が適用されないため、保険に加入せずに病気やけがをした場合、医療費全額負担となってしまいます。医療費は国によって違いますが、最近はかなり高額になるケースも多くあるので万が一のために保険に入っておきましょう。

普段は健康な人でも、環境が変わると体調を崩す可能性があります。また、外務省の発表によると、ワーキングホリデー渡航者がトラブルに遭遇する確率が、一般に比べかなり高くなるようです。

文化が違う国で働くということは、リスクが伴います。もちろん、ほとんどの場合はトラブルなく帰国できますが、万が一の準備はしっかりしておきましょう。

「アメリカのワーキングホリデー?」

留学で人気の国、アメリカはワーキングホリデーで滞在することはできませんが、働きながら滞在する方法があります。

オペアという制度を使えば最長2年間滞在が可能です。

オペアは、ホームステー先の子供のお世話をするかわりに、滞在費と食費が無料になり週200ドル弱のお小遣いがもらえる制度です。空き時間に語学学校に通うことができ、学費の一部をホストファミリーに負担してもらえます。

18歳~26歳までの年齢制限や、喫煙しない人など条件があり、事前に保育に関する経験を積む必要があります。予算を押さえて、アメリカに滞在したい人はオペアを検討してみてもよいでしょう。

ただし、都度制度が変わるので、事前チェックが必要なのは忘れないで下さい。

まとめ:ワーキングホリデーには事前準備が必要!

ワーキングホリデーは、海外で働きながら休暇滞在できる制度です。

若者が文化交流をすることを目的としていて、海外を肌で体験したいという人に最適の制度です。

年齢の制限や、仕事をする上でのルールなど制限はありますが、働きながら滞在できるので、少ない資金で長期滞在ができるのが魅力です。

また、この制度を利用すれば海外で有給のインターンシップをすることも可能で、留学に比べ選択肢が多く、自分にあわせた形を選ぶことができます。

ワーキングホリデーを楽しむためには事前の準備が大切です。ある程度の資金は用意することや、保険や英語の学習など早い段階から計画的に準備を始めましょう。

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