米国公認会計士(USCPA)の予備校を探しているけど、どの予備校がおすすめなのかわからないという人もいるでしょう。
ここでは、USCPAの予備校の費用、テキスト・教材、サポート体制、合格実績などを徹底比較し、一番おすすめの予備校をご紹介します。
目次
米国公認会計士(USCPA)予備校の候補は4社
まず、米国公認会計士(USCPA)の予備校選びの場合、候補となるのは以下の4社となります。結論から言うと、以下の実績NO1のアビタスがおすすめです。
USCPA合格者実績NO1の予備校|アビタス
アビタスは圧倒的な合格者数を誇る人気のUSCPA専門校です。
合格に直結するカリキュラムを限られた時間の中で効率的に学べる学習ツールを提供しています。
また、忙しい学生や社会人など様々な事情を想定し、サポート期間はUSCPAの標準学習期間の3倍以上の5年間もあります。
USCPAに合格後も、アビタスでは社内に転職エージェント機能を持ち、USCPAに合格した後のキャリアアップもサポート(転職成功者も年間100人以上)。
アビタスなら、初心者でもUSCPAの万全な試験対策からライセンス取得、合格後のキャリア形成まで安心のサポート体制が整っています。
予備校を検討中の方は、下記から資料請求やオンライン説明会に参加したりして、有益な情報を収集するのも近道です。
資格大手の学校|TAC
TACは、会計関連の資格、国家資格をはじめ、様々な資格を取得するための講座を提供している専門予備校です。
TACのUSCPA講座では、世界最大級の受験対策校のBecker社と連携し、Beckerオンライン演習ソフトを使って、本試験と近似したインターフェースでの問題演習ができます。
また、シミュレーションの解き方を動画で解説していますので、効率的な解き方の流れを知ることができます。
資格大手の学校|大原
TACと同じく、資格学校として有名なのが大原です。
大原は、簿記・税理士・公認会計士・公務員・医療事務・医療秘書・基本情報技術者などの資格取得と就職をサポートする専門学校です。
大原の講師による日本語の講義と、アメリカで人気のRoger講師による英語の両方の講義を受講することができます。
安めのUSCPA予備校|プロアクティブ
プロアクティブは、USCPAに特化した専門予備校となります。
バイリンガルのニューヨーク州公認会計士である佐々木講師が、バイリンガルスタイルで英語中心の講義を行います。
単位の追加取得が必要ない人には、プロアクティブの講座がUSCPAの予備校では最安値となります。
米国公認会計士(USCPA)予備校の費用・料金を比較
まずは、USCPAの予備校4社の受講費用について比較します。
注意点としては、プロアクティブなどの最安値となっている予備校では、追加の単位取得費用が入ってなくて、アビタスや大原では追加単位取得の費用まで含まれていたりします。
ですので、トータルの受講費用で考える必要があります。
よって、各予備校の受講料金を追加単位なし・ありで比較しやすいように、同程度の単位数を取得した場合にて、USCPA予備校の受講費用(税込)を比較しています。
予備校 | 追加単位なし | 15単位込みの場合 | 39~40単位込みの場合 |
アビタス | ライトパック 616,300円 ※15単位込み | ライトパック 616,300円 | フルパック 804,300円 ※40単位以上込 |
TAC | 通学:494,000円 通信:535,000円 ※単位取得料含まれない | 通学:584,000円 通信:625,000円 ※15単位,6,000円/単位 | 通学:734,000円 通信:775,000円 ※39単位,6000円/単位 |
大原 | 通学&Web:655,000円 Web:635,000円 ※24単位込み | 通学&Web:655,000円 Web:635,000円 ※24単位込み | 通学&Web:754,500円 Web:734,500円 ※39単位,19,900円/3単位 |
プロアクティブ | eラーニング:319,000円 通学:385,000円 通信:385,000円 ※単位取得料含まれない | eラーニング:504,000円 通学:570,000円 通信:570,000円 ※15単位,37,000円/3単位 | eラーニング:800,000円 通学:866,000円 通信:866,000円 ※39単位,37,000円/3単位 |
※各予備校の料金は変動する場合があります
追加単位なしでの受講費用で一番最安値は、プロアクティブとなります。ただし、単位取得の追加料がかかっていくと、他の予備校と変わらないもしくは高くなる場合があります。
また、単位を追加取得する場合には、予備校4社ともそこまで費用の差はありません。
単位認定試験の受験可能な場所が違う
なお、単位認定試験の場所に違いがあります。
アビタス、大原、プロアクティブは自宅で受験可能でテキストも見れます。一方、TACはテストセンターに足を運び、何度も受験する必要があり、テキストも見れない為、その分の負荷がかかります。
以上、予備校各社の料金を比較しました。
なお、予備校選びで受講費用も大事ですが、一番の目的はUSCPAの合格率が高くなる予備校選びが重要です。USCPAは難関資格ですので、安さだけで判断しないようにしましょう。
米国公認会計士(USCPA)予備校の問題集・テキスト・教材を比較
次に、USCPA予備校4社のテキスト・教材を比較します。
違いは、予備校オリジナル教材を使用しているか、提携先のテキストを使用しているかになります。
予備校 | テキスト | 言語 |
アビタス | オリジナル | 日本語+英語 |
TAC | Becker+オリジナル | Becker:英語 オリジナル:日本語 |
大原 | Roger | Roger:英語 レジュメ:日本語 |
プロアクティブ | オリジナル | 全て英語 |
アビタス|口コミでも評判!完全オリジナル教材
1000時間で全範囲カバー
アビタスのテキスト・教材は、日本のビジネスパーソンが短期合格するための完全オリジナル教材を開発し、提供しています。
アビタス内のUSCPAホルダーが、本試験や洋書を日々研究し、アップデートし続けているものになります。
アビタス教材の最大の特徴は、インプットとアウトプットの効率的な反復を可能にする「スモールユニット方式」です。
その結果、1,000時間で全試験範囲をカバーでき、忙しい社会人にも学習継続できるプログラムになっています。
効率的なインプットを実現する日本語解説、全問題動画解説あり
各トピックは、日本語に英語を併記する形で詳細な解説が加えられています。
この日本語を中心とした解説は、インプットを格段に効率化させ、図解も豊富に盛り込まれ、ポイントを一目でつかめるように工夫されています。
索引は日本語/英語の対訳形式となっており、単語帳としても活用できます。
また、「悩む時間」「調べる時間」を短縮させ、学習効率に直結させるために、アビタスでは全ての問題に「動画解説」が付いています。アビタスはUSCPAのテキスト・教材で一番良い口コミが多いです。
TAC|Becker社とのコラボ教材
TACのテキストや問題集は、世界最大級の受験対策校のBecker社との連携によるコラボレーション教材になります。
TACのHPによると、日本語と英語併記のテキスト・問題集になっていて、基礎から合格レベルの知識を無理なく習得でき、「初学者の方がこれだけで合格できる」をコンセプトにしています。
日本語で丁寧かつ分かりやすい解説として参考書・辞書としても使用できるとのことです。
口コミではボリュームの多さで挫折者も
Beckerは、本場アメリカで成績優秀者の9割が使用している教材と言われていますが、TACのテキスト・教材を使用した人の中には、テキスト・教材のボリュームが多いため、相性が悪い人もいるようです。
大原|Rogerテキストを使用
大原のテキスト・教材はRogerのテキストが使用されていて、全て英語となります。
ただし、英語力に不安がある人のために、講義内で出てくる難しい英単語や専門用語を和訳した「KEY TERMS」や、英語での理解が難しい問題の日本語解説など、各講義には日本語のレジュメがついています。
テキストの特徴として、過剰な情報を排除し、USCPA試験に合格するために必要な情報を正確に提供するように構成され、カラーで見やすくデザインされています。
プロアクティブ|全て英語のオリジナルテキスト
プロアクティブは、全て英語のオリジナルテキスト・教材を使用しています。
USCPAの本試験とのギャップをなくすために、英語のみのテキストを使用しているのですが、英語が苦手な人や日本語でUSCPAの知識を理解しながら進めたい人には不向きです。
ただし、テキストは英語ですが、講義自体は、バイリンガルでニューヨーク州公認会計士の佐々木洋和氏が日本語で授業を行います。
書き込み式によるテキスト
プロアクティブのテキストの特徴として、講義を聞きながら書き込みをしていくことです。
重点ポイントの解説のために例題が掲載され、講義を聴きながらキラーフレーズや仕訳を書き込みます。
以上、予備校4社のテキスト・教材を紹介しました。実際にUSCPAに合格して使用した人の声や口コミを見ると、合格率も圧倒的に多いアビタスの教材が評判が良いです。
米国公認会計士(USCPA)予備校のサポート体制を比較
次に、USCPA予備校各社のサポート体制を見ていきます。
USCPA予備校のサポート体制で見るべきポイント
まず、USCPAは一発で合格できるかわかりませんし、4科目の全てに合格するまでに数年かかる場合もあります。
そんな時でもサポート期間が十分な期間があり、受験資格を得るための単位取得のサポート、受験の申込手続きなど様々なサポートがあることは重要です。
さらにはUSCPA試験を受ける州によって受験資格が異なるため、細かい部分までサポートしてくれる予備校なのか、USCPAに合格し、自力では手続きが煩雑なライセンス取得の際のサポート、その後の就職・転職までのサポート体制までもあるかなど、予備校各社で違います。
よって、これらの部分はしっかり見ておく必要があります。
USCPA予備校4社のサポート体制比較
予備国 | サポート期間 | 無料受講可能期間 | 質問対応 | 自習室 | 受験手続/ライセンス取得サポート | 転職支援 |
アビタス | 5年間 | 5年間 | 無制限 | あり | あり | あり |
TAC | 2年間 | 2年間※5年間継続再受講制度有(有料) | 50件 | あり | あり | あり |
大原 | 2.5年 | 1年間 | 無制限 | あり | あり | なし |
プロアクティブ | 5年間 | 5年間 | 無制限 | なし | あり | あり |
USCPA予備校各社を比較すると、TACは2年、大原は2.5年(無料受講可能期間は1年)に対して、サアビタスとプロアクティブの5年間とサポート期間が長いです。
共にサポート5年のアビタスとプロアクティブを比較した場合、その違いとして自習室がアビタスにはあって、プロアクティブにはありません。
質問対応に関しては、TACは総合本科生コースで50件、科目別本科生・講義セット20件/科目、Becker30コース30件, Becker会計士専用コース30件,Becker日本語講義10件など制限があります。
一方、TAC以外のUSCPA予備校では質問は無制限となります。
米国公認会計士(USCPA)予備校の合格実績を比較
そして、最も大事な予備校比較として、合格者数や合格実績でしょう。
合格実績が高い予備校に行くほど、あなた自身のUSCPA試験へ合格率も高まるはずです。
NO1の合格実績はアビタス
なお、合格実績を掲載しているのは、アビタスで2023年2月末時点で合格者数は5761名となっています。
アビタスは圧倒的な合格者数を誇り、年々合格者数も増えています。アビタスの入会理由では、合格実績を重視する人がダントツで多く、次いで手厚いサポート体制を理由に挙げている人が多いです。
まとめ 一番おすすめの予備校はアビタス
以上を踏まえ、一番おすすめはアビタスです。
USCPA取得を検討している方は、まずはリアルな情報を収集しておくことです。
アビタスでは、無料で資料請求やオンライン説明会が開催されていますので、気になる方は資料請求や無料説明会に参加してみましょう。