様々な場面でつかう「練習」という表現、英語で使いこなせていますか?
ひと口に「練習」と言っても、スポーツや、音楽、勉強の練習問題など様々な練習ありますよね。
そのため、英語でもいくつか「練習」を表わす基礎単語があります。
目次
「練習」は英語でなんて言う?
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「練習」には4つの英語表現があります。
英語の「practice」で「練習」を表現
「練習」の対訳として一番使われるのは「practice」です。
「practice」はスキルなどを習得したり、向上したりするための「練習」を表わす表現です。
スポーツや楽器などに多く使われます。
練習の英語|「practice」の読み方(カタカナ)・発音
「practice」の読み方、発音、発音記号は下記となります。
「practice」は名詞の「練習」という意味と、動詞の「練習する」どちらの意味もあります。英語を練習するという場合は、「practice」を使います。
英語の「exercise」で「練習」を表現
既に身につけているスキルを向上させるために繰り返して行う「練習」を表現する時は「exercise」です。
練習の英語|「exercise」の読み方(カタカナ)・発音
「exercise」の読み方、発音、発音記号は下記となります。
運動や、身体を動かすという意味もあります。
英語の「training」で「練習」を表現
職業やスポーツの技術を習得するために行う「練習」の時は「training」です。
練習の英語|「training」の読み方(カタカナ)・発音
「training」の読み方、発音、発音記号は下記となります。
どちらかというと、「訓練」の意味合いが強く、継続的に行わなければ技術が落ちる物に使われることが多いです。日本語の「トレーニング」と意味合いが違うので要注意です。
英語の「drill」で「練習」を表現
反射的に行えるようにするために行う「練習」は「drill」です。
練習の英語|「drill」の読み方(カタカナ)・発音
「drill」の読み方、発音、発音記号は下記となります。
指導者の監督の元行われ、ある程度手順が決まっている場合が多いです。避難訓練や軍事訓練などや、単純な計算を繰り返す問題に使う「練習」です。
「練習」の関連英語
日常英会話でも使える、「練習」に関連する様々な表現があります。
- 基礎練習:basics(ベーシックス) ※「基本」という英語でもあります。
- 練習問題:quiz, practice exercise ※「quiz(クイズ)」はクイズとしても使われます。
- 練習試合:practice game ※公式戦は「regular game(レギュラー・ゲーム)」です。
- 練習段階:practice stage ※「stage(ステージ)」は「段階」です。
- 練習生:practitioner(プラクティショナー)
- 練習着:workout outfits(ワークアウト・アウトフィット) ※主にスポーツ等で使う表現で、ここでは「workout」が「練習」の意味で使われています。「outfit(s)」は「着る物」などを指します。
- 練習環境:practice environment ※「environment(エンヴァイロメント)」は「環境」で環境問題などでも使う単語です。
- 練習曲:estudio(エストゥディオ) ※ピアノなど音楽の用語です。
- 練習場:practice ground ※練習場の形によって、「practice field」や「practice track」など後ろにつく単語を変えます。
- 練習相手、練習台:trial horse(トライアル・ホース) ※直訳は「試行(するため)の馬」となります。口語で使うフランクな表現です。
- 練習を積んだ:practiced(プラクティスト)
- 練習を積んでいない:unpracticed(アンプラクティスト)
- 練習不足:lack of practice ※「lack of ~(ラック・オブ)」は、「~が不足している」という意味でよくつかわれる表現です。
- 練習を始める:go into practice
- 練習の効果(成果):benefit of practice ※いい意味での効果で「benefit(ベネフィット)」を使っています。
- 練習の必要性:need of practice
- 練習の結果:result of training ※「result(リゾルト)」は「結果」です。
- 練習をさぼる:skip on exercise ※「skip」は「さぼる」の意味でよくつかわれる口語表現です。授業を「さぼる」などよくつかわれるので覚えておくと便利です。
- 練習を怠る:skimp of exercise ※「skimp(スキンプ)」は「(仕事などを)いいかげんにやる」という意味です。けちけちするという意味もあります。
- 全体練習:group rehearsal, rehearsal ※「rehearsal(リハーサル)」は日本語としても使われていますね。
- パート練習:section rehearsal, sectional ※トランペット、バイオリンなど楽器ごとの練習や、金管楽器などの一部のグループに分かれた練習に使います。
- 個人練習:solo rehearsal ※「solo(ソロ)」は「個人の」です。全体練習~個人練習まではオーケストラや吹奏楽の練習でよくつかわれる表現です。
まとめ:基本の4つの「練習」の英語を先ずは押さえましょう!
「練習」はpracticeが一番使われる表現ですが、「練習」の内容によって表現が変わります。
また、基本英語で紹介していない「rehearsal(リハーサル)」や「workout(ワークアウト・運動などのトレーニング)」などのように、場合によって「練習」の意味で使われる表現もありますので、「練習」を英語で使う時は、どんな練習なのかを考えて単語を選びましょう。
しかし、先ずは基本として、ここで紹介した4つを使い分けられるようにしましょう。練習関連の単語は、基本のものだけ覚えてそれ以外は、調べる時の参考にして下さい。
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