著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

「履歴書」の書き方|7つの基本ルールと使えるテンプレート

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就職活動で必ず必要になるのが「履歴書」です。

アルバイトでも仕事をした事がある人なら、だれもが一度は書いたことがあるのではないでしょうか。

この「履歴書」、あなたは正しく書けているでしょうか?

多くの会社では、採用の一次審査でこの履歴書などの書類をもとにした、書類選考を行います。そのため、履歴書があなたの代わりに採用試験を受けてくれる大切な書類となります。

採用試験を、あなたという商品を売り込む営業だと考えれば、履歴書はあなたと言う商品を知ってもらうためのパンフレットのようなものです。このパンフレットを見て、興味を持ってもらえれば、「実物を見せてほしい」となるでしょう。そのように考えると、写真や文字の書き方ひとつひとつ丁寧に、どう見えるかを考えながら書くことができると思います。

しかし、履歴書の書き方は難しいことはありません。

それぞれの項目で、基本ルールがあります。実は、企業の採用側になってみると、意外にこのルールを守れていない履歴書も多くあります。そのため、まずここをきちんと守るだけで、面接してもらえる確率がかなり上がります。

ここでは、履歴書の書き方について詳しく解説します。これを見れば、履歴書の基本的な書き方が理解できるように網羅しています。履歴書の書き方で悩んだら、まずはこれを読んでみてください。

因みに、履歴書を英語では「resume(レジュメ)」や「curriculum vitae(略:C.V.)」という表現をします。

ここでは英語ではなく、日本国内企業、また日本語での「履歴書」の書き方やすぐにでも使える!見本やテンプレートをご紹介しています。

目次:
1.「履歴書」の書き方の基本ルール
「履歴書」基本ルールその1.手書きが基本
「履歴書」基本ルールその2.黒のペンで書く
「履歴書」基本ルールその3.修正はしない
「履歴書」基本ルールその4.西暦か元号か統一する
「履歴書」基本ルールその5.全ての項目に記入する
「履歴書」基本ルールその6.丁寧に書く
「履歴書」基本ルールその7.応募する会社ごとに作成する
2.履歴書の内容
2-1.履歴書での「基本情報」の書き方
2-2.履歴書の「押印欄」
2-3.履歴書の「写真」
2-4.履歴書の「学歴」の書き方
2-5.職務経歴(職歴)の書き方
2-6.「免許・資格」の書き方
2-7.「志望動機」の書き方
2-8.「本人希望欄」の書き方
2-9.性格(長所・短所)の書き方
2-10.「自己PR」の書き方
2-11.趣味・特技・スポーツ・得意科目などの書き方
2-12.「健康状態」の書き方
2-13.「扶養家族」の欄
2-14.「通勤時間」の欄
3.「履歴書」の用紙の選び方や印刷
3-1.履歴書の「サイズ」
3-2.パソコンで作成する場合の「印刷」について
4.履歴書の「添え状(カバーレター)」
5.履歴書を入れる「封筒」
5-1.封筒の「宛名」の書き方
5-2.履歴書を封筒に入れて送る前に!
6.履歴書の「送り方(郵送)」
7.就活生と転職者の「履歴書」の書き方に違い!?
8.履歴書の「見本」と「無料テンプレート」

1.「履歴書」の書き方の基本ルール

履歴書の細かい書き方を見る前に、履歴書を書く時に気をつけたい基本的なルールを確認しましょう。

「履歴書」基本ルールその1.手書きが基本

履歴書の作成は手書きが基本です。


手書きは丁寧で、熱意が感じるという採用担当者も多くいます。また、「手書きが基本」とされている常識を知っているかを見ている担当者もいます。全ての担当者が、手書きがよいとしているわけではありませんが、多くの場合手書きにしたほうが無難です。

特に新卒の場合、郵送や手渡しが多いため指定がなければ手書きで作成します。中途(転職)の場合も手書きが一般的です。

ただし、中途(転職)の場合応募方法も様々です。

Web上で書類を提出する場合や、メールに添付する場合などはパソコンで作成します。データでの提出を求められた場合は、企業はパソコンで作成したものを求めています。手書きで作成したものをスキャンして提出するのはNGです。

この他に、外資系の企業、ベンチャー企業など文化が若い会社、IT企業やWeb関連の企業などは、パソコンでの作成のほうが良い場合もあります。応募する企業の社風や求めている人材などを考えながら、手書きにするかパソコンで作成するか選びましょう。

「履歴書」基本ルールその2.黒のペンで書く

履歴書は黒色のペンで書きます。


シャープペンや鉛筆はもちろん使いません。

また、消せるボールペン(フリクションペン)も履歴書作成には使用できません。履歴書は正式な書類で、契約書などと似た性質のものです。

そのため、後で誰かが消して訂正できてしまうペンは使うべきではありません。

さらに、消せるボールペンは熱に弱いという性質があります。採用担当者がパソコンやコピー機など熱を発する機械の上に置くと、色が消えてしまう可能性があります。そのようなことを防ぐためにも、消せるペンの使用はやめましょう。

ペンのインクは水性、油性などがありますが、ゲルインクタイプを使います。このタイプは水に強く滲みにくいためです。

ペンの太さは、統一するなら0.7mmがおすすめです。メールアドレスなど細かい部分は0.3mmなど細いペンを使ってもよいですが、名前や見出しなどに細いペンを使うと文字が貧弱に見えてしまいます。

「履歴書」基本ルールその3.修正はしない

履歴書の文字の修正はNGです。

横線で消すことはもちろん、修正液で消すのもだめです。書き間違いがあれば、一から書き直しましょう。

書き直しをできるだけ少なくするために、書くことをまとめて一度下書きして、それを見ながら清書するのがおすすめです。

「修正はしない」が基本ですが、企業から応募書類を指定されていて、1枚しかない場合もあるでしょう。
そのような書類で、どうしても修正しなければならない場合は、間違った部分に定規を使って横2本線を引きます。

その上から修正印を押して、文字の上のスペースに訂正後の文字を記入します。訂正する時に押すのは、サイズが小さい「修正印」が基本ですが、なければ認印でもよいです。

「履歴書」基本ルールその4.西暦か元号か統一する

生年月日、学歴、職歴、資格などの欄に書く日付は西暦か元号どちらかを選び統一します。

西暦か元号かはどちらを選んでもよいですが、外資系等の場合は西暦のほうがよいでしょう。

下記は通常の卒業年月の早見表となります。


※後ほど学歴のところで詳しく説明します。

「履歴書」基本ルールその5.全ての項目に記入する

履歴書の項目は全て記入します。

趣味や自己PRなども「特になし」とせず、アピールできることを書きます。記入していない項目があると、「相手の企業に自分の良さをしって採用してほしい」という熱意が伝わりません。

「履歴書」基本ルールその6.丁寧に書く

手書きで書く場合、丁寧に書くことを意識しましょう。

字の上手い下手はすぐには変えることができません。

しかし、字を書くのが苦手な人でも、時間をかけてゆっくり書けば、その気持ちは文字に現れます。ひとつひとつ丁寧に書けば、「仕事も丁寧にする人」という印象になります。

「履歴書」基本ルールその7.応募する会社ごとに作成する

履歴書は応募する企業ごとに内容を変えて作成します。

会社ごとに求めている人材が違うため、履歴書でアピールすべき内容も違います。志望動機や、通勤時間といった内容を変えるのはもちろんのことですが、職務経歴なども企業ごとにアピールするポイントを変えます。

当たり障りのない内容で1枚作成して、何度も使いまわす人もいます。

しかし、そのような内容は採用担当者が見ればすぐにわかります。使いまわしで具体性のない内容の履歴書だと、「熱意がない」「やる気がない」と思われてしまいます。

2.履歴書の内容

履歴書の各項目の書き方を確認しましょう。それぞれ、間違えやすいポイントなども解説しています。

2-1.履歴書での「基本情報」の書き方

基本情報の書く内容は簡単です。

しかし、簡単だからこそ記入漏れが多いのがこの部分です。以下の内容がしっかり書かれているか確認しましょう。

2-1-1.「氏名」

戸籍に記載されている名前を書きます。

普段、「沢田」という名前を使っていても、戸籍の字が「澤田」であれば、「澤田」の方を記載します。

姓と名の間に一文字分スペースを空けて書きます。

名前のスペースは大きくとられているのが一般的ですので、他の文字にくらべて、少し大きめに書きましょう。

注意する点はふりがなについてです。履歴書のふりがな部分に「ふりがな」と書かれていれば平仮名で、「フリガナ」と書かれていればカタカナで書きます。

2-1-2.「住所」

住所は都道府県からマンション名なども省略せずに書きます。

「東京都 港区」などのように、単語ごとに少しスペースを空けて書くと読みやすくなります。郵便番号やふりがなもしっかり書きます。

連絡先は現住所と違う時のみ書きます。現住所と同じ場合は「同上」と記入します。実家や親戚宅を連絡先に記入する場合は、応募先の会社から連絡がくるかもしれない旨をその家族に伝えておきましょう。

2-1-3.「電話番号」

固定の電話が無い場合は携帯電話のみの記入で問題ありません。

企業から電話連絡がかかってくるかもしれないので、日中連絡がつきやすい番号を選びます。

固定電話の番号を記載する時は市外局番から記入します。

2-1-4.「メールアドレス」

メールアドレスはデータを添付して送ってきてもいいように、パソコンで使えるアドレスを記入します。

転職で履歴書を書いている場合、今現在の会社で使っているアドレスは記入してはいけません。会社のアドレスは、あくまで職務で使用するものです。職務に関係ない、転職の採用試験に会社のアドレスを記入すると「公私の使い分けができない人」という印象がついてしまいます。

注意したいのはアドレス名です。あからさまにペットや子供の名前などだとわかるようなアドレス名など、仕事用に適していないものは避けるべきです。Gmailなどフリーメールを使ってもよいので、仕事用に適したアドレス名のものを取得して記入しましょう。

2-1-5.「生年月日」と「年齢」

生年月日の生まれた年は、西暦か元号か履歴書全体で統一します。

履歴書に書いてある日付時点での年齢を記入します。

2-1-6.「性別」

性別は男女どちらかに○をします。

書き忘れが多いので注意しましょう。

2-1-7.「日付」

日付は提出日を記入します。

郵送の場合は、投函する日付を記入します。西暦か元号か履歴書全体と統一しましょう。

2-2.履歴書の「押印欄」

現在市販されている履歴書は押印欄があるものと無い物があります。

どちらを使っても問題はありません。履歴書に押印欄がある場合は認印で捺印します。文字が縦にまっすぐ見えるように、

押印欄があるのに、捺印しないのはNGです。

押印欄がある場合は、まず一番はじめに押印をします。

全て書き終わってから捺印すると、綺麗に押せなかった場合、一から書きなおすことになり時間の無駄です。そのようなことがないように、履歴書はまず捺印から始めましょう。

以前は、履歴書には必ず押印欄がありました。しかし、現在では押印欄がないものが一般的です。平成9年に政府が「押印見直しガイドライン」を発表して、履歴書は押印がなくても支障がないものに分類されたことを受けてのものです。

しかし、歴史が長い企業などは「履歴書に押印してください」と指定することがあります。そのような指示があれば、捺印したものを用意しましょう。

また、提出後捺印を求められる企業もあるので、面接時には印鑑を持参しましょう。

2-3.履歴書の「写真」

履歴書の中で、多くの採用担当者がまず見るのが写真です。

写真は、文字情報ばかりの履歴書の中で唯一、ビジュアルがわかるものなのでとても大切です。

履歴書があなたという商品を伝えるカタログのようなものだと考えれば、写真の大切さを理解しやすいのではないでしょうか。明るい人なのに、光が足りない状態で下を向いて映っていたら、「暗い人」という印象がついてしまいます。あなたの良さをアピールできる写真を貼りましょう。

履歴書の写真は以下の5つのルールがあります。

その1.サイズは「縦40 mm×横30mm」

履歴書には一般的に36〜40mm×24〜30mmと書かれていますが、外枠は40 mm×30mmです。

ぴったり収まるサイズで作成しましょう。

その2.背景は「ブルー(水色)」か「白(薄いグレーも可)」

最近は証明写真用でも様々な背景の色が選べますが、オーソドックスな背景の色はブルーと白です。この2色から選ぶと無難です。

履歴書用の場合シャツが白なので背景が白だと見えにくいというデメリットがあります。

また、ブルーは顔色が良く見えるというメリットもあるため、ブルーがおすすめです。

その3.「3ヶ月以内」に撮影したもの

履歴書には現状のあなたがわかる写真を貼ります。そのため、最低3ヶ月以内に撮影したものを使用します。できれば、1ヶ月以内など直近のものが好ましいです。もし、撮影後に、髪型が変わったり、体型に大きな変化があった場合撮り直します。履歴書で見た印象と、面接時のあなたの印象が大きく変わらないようにするのが原則です。

その4.胸上と無帽で目線ありの写真

履歴書の写真は、胸から上でカメラ目線で撮影します。

帽子は脱いで撮影します。眼鏡は普段着用していて、面接時も着用して行く場合のみかけて撮影してOKです。それ以外は、眼鏡やサングラスなどはNGです。

その5.写真の裏に名前を記入する

写真は糊で貼りますが、万が一履歴書から剥がれてしまった時の為に写真の裏面に名前を記入しておきます。

尚、写真を貼るのは履歴書が完成してからにしましょう。先に貼ってしまって、記入ミスがあると写真が無駄になってしまうからです。

また、下記は履歴書の「写真」を取る際のその他のアドバイスとなります。是非参考にしてみて下さい。

  • 写真館で撮影する:スピード写真でも証明写真が取れますし、最近は自分で撮影して印刷することも可能です。しかし、スピード写真や自分で撮影したものでは「会社に入りたい」という熱意が感じられません。特に、自分で撮影して印刷したものを貼った履歴書を送ってきた人とは会いたくないという採用担当者もいるので注意が必要です。履歴書の写真はあなたの良さを伝えるための大切なツールなので、写真館でプロに撮影してもらいましょう。プロが撮影した場合、カメラやライトなどの機材はいいものを使います。また、姿勢や表情など細かなところに気遣って撮影してくれるため、印象がよく写ります。写真館で撮影した場合、プリントに2~3日かかる場合もあるので早めに撮影しましょう。
  • 服装や髪型:履歴書の服装は就職活動にふさわしいスーツで撮影します。襟やネクタイなどが乱れていないか撮影前に確認しましょう。前髪は目や眉にかからないようにします。長い場合は横に流すなど顏が隠れない工夫をします。女性で髪が長い場合は1本にまとめるか、まっすぐにして後ろに流します。男性も清潔感を感じる髪型にします。口角を少し上げて、微笑んでいる状態だと印象が良いです。

2-4.履歴書の「学歴」の書き方

学歴と職歴は分けて書きます。

学歴では以下のポイントに気をつけて書きます。

ポイントその1.1行目に「学歴」と記入

「学歴・職歴」の欄の一番上の行の中央部分に「学歴」と記入します。「学」と「歴」の文字の間には1文字分スペースを空けて書くと見やすくなります。

ポイントその2.西暦か元号で統一する

履歴書全体で決めた西暦か元号にあわせて、学歴の年月も書きます。

ポイントその3.学校名は省略せずに書く

記入する学校名、学部名、コースなどすべて省略せずに書きます。応募する職種に生かせる専攻や研究テーマであれば、それらも記載します。

「都立」の場合は「東京都立」、「高校」は「高等学校」と正式名称で記入します。「私立」はそのまま「私立」でOKです。

  • 記入例:東京都立 ○○高等学校 普通科卒業
  • コツ:上記のように、間にスペースを入れると見やすくなります。

※学校名に旧字が使われていて、それが正式名称の場合は、旧漢字で書きます。

ポイントその4.就活生は中学卒業、転職者は高校卒業年から書く

就活生の場合は中学校の卒業年から記載します。

就活生の場合、最終学歴はまだ卒業していないので「卒業見込み」と記載します。

転職者は高校の卒業年から記載します。

ポイントその5.学歴は正直に書く

履歴書は公的な書類です。中途退学や休学など、採用時に不利になる学歴でも正直に記載しましょう。

嘘を書くとやましい気持ちがつきまとい、面接でも自信を持って話せなくなります。

また、うまく採用されても「いつかばれてしまうのではないか?」とドキドキしながら仕事をすることになり自分にとってもよくありません。採用後に見つかった場合、解雇されるケースもあります。

中退した場合でも、中退した理由や、その後の経験をしっかり話して採用担当者を納得させることができれば挽回が可能です。

勿論、特別な場合の学歴の書き方もあります。

《中途退学や休学した場合》
中途退学した場合は「卒業」の代わりに「中途退学」と記載します。

休学の場合は、入学の次の行に休学を開始した年月と学校名(学科等も含む)を書きその横に「休学」と記載します。休学から復帰した年月は書く必要はありません。

どちらの場合も、経済的事情など特別な事情がある場合はそれを記載します。

下記がその例となります。

  • 例1.家庭の経済的事情により退学
  • 海外留学のため休学

この理由がないと、単に続かなかったり、休んだだけと思われてしまう可能性があります。その場合、「会社で長く働けないのでは?」と相手に不安を与えてしまうので、可能な限り理由を書きましょう。

《転校した場合》
高校などで転校した場合は、最初の学校の「入学」の次の行に、転校先の学校名と「転入学」と記載します。

《浪人や留年した場合》
浪人や留年は記載する必要がありません。

卒業と次の入学までに1年以上間があれば浪人とわかりますし、卒業までの期間が通常より長ければ留年とわかります。

※この場合は、卒業年月だけではなく、入学年月も書くようにしましょう。

《留学した場合》
短期の語学留学や研修留学等の場合は学歴には記載しません。

語学留学の場合1年以上、それ以外の正規留学の場合は単位を取得した長期の留学のみ学歴に記載します。

短期の留学の場合は、自己PR欄などに記載してアピールします。

《通信制大学(高校)の場合》
通信制大学(高校k)で通っていた場合も大卒(高卒)として学歴に記入できます。

通信制大学等では学校に通う時間が少ない分、通学していない時間に何をしていたかを面接で聞かれることがあるので、理由を説明(または、アピール)する内容を事前に考えておきましょう。

2-5.職務経歴(職歴)の書き方

転職者の場合は、職歴が大切な要素です。

中途採用の場合、職務経歴書を別途作成しますが、応募者が多数の場合はまず履歴書だけ見て審査することがあります。あなたの職歴に興味をもって、職務経歴書まで見てもらうためにも、職歴はしっかり書きましょう。

新卒の就活生の場合も、アルバイトやパートなどで応募職種に役に立つ実務経験があれば記載しましょう。

職歴を書く際に気をつけるのは以下のポイントです。

ポイントその1.学歴のあと1行あけて「職歴」と記入

最終学歴の行から1行あけて中央に「職歴」と記載します。

「職」と「歴」の文字の間には1文字分スペースを空けて書くと見やすくなります。

ポイントその2.西暦か元号で統一する

履歴書全体で決めた西暦か元号にあわせて、職歴の年月も書きます。

ポイントその3.会社名は省略せずに書く

「株式会社」を「(株)」にするなど省略はNGです。

会社名だけで業種がわからない場合は、「○○株式会社 入社」と記入した次の行に業種と従業員数を「業種:従業員数約○○名」と記載します。その次の行には、部署や、担当業務などを簡潔に書きます。

注意したいのは事務所、製作所、病院、学校などに勤務した場合です。

この場合、「会社」ではないので「入社」という表現は使いません。「入社」の部分には「勤務」と記入します。また、公務員の場合は「奉職」と記入します。

ポイントその4.退職理由は説明不要

職歴の欄では、退職の行には会社名などは書きません。

また、退職理由を詳しく書く必要もありません。

自己都合で退職した場合は「一身上の都合により退職」、会社都合で退職した場合には「会社都合により退職」と記載します。

倒産の場合は「倒産により退職」と記載します。

リストラで希望退職をした場合は、「人員整理のため希望退職」ではなく、「会社業績不振により希望退職」とします。会社が積極的にリストラ候補として選んだという印象を与えないため、自ら希望して退職したことを強調します。

この他の退職の詳しい理由は、退職理由の欄か職務経歴書で詳しく説明します。

現在、在職中で退職時期が決まっている場合は、「一身上の都合により退職予定」と記載し、次の行に(○月○日まで在職予定)と退職予定日を記入します。

ポイントその5.締めは「現在に至る」と「以上」

最後の職歴の次の行に「現在に至る」と記載します。その次の行の右端に「以上」と書きます。

ポイントその6.職歴が無い場合も「職歴」は記載

新卒で職歴が無い場合も「職歴」と記載して、次の行の左端に「なし」、さらにその次の行の右端に「以上」と書きます。

下記に挙げるような特別なケースの場合も対応も必要です。

《社名が変わっている場合》
会社の合併などで入社時と社名が変わっている場合は、入社時の会社名を記載して、「(現○○会社)」と横に書きます。

《出向した場合》
出向した場合は「グループ会社(株式会社○○に出向)」などと記載します。

《雇用形態が変わった場合》
契約社員から正社員になるなど、雇用形態が変わった場合は新たに1行を使い年月と「正社員として登用」などと記載します。

《派遣社員の場合》
派遣会社に登録して数社に派遣された場合、下記の例ように記載します。

平成○年○月 派遣会社:株式会社○○に登録
   以後、派遣社員として以下の2社で勤務。
平成○年○月 ○○株式会社(業種:部署)
  ・仕事内容/受発注業務、帳票作成管理、在庫表の作成など
平成○年○月 株式会社○○(業種:部署)
  ・仕事内容/受発注業務、Word Excelによる各種文章作成など
平成○年○月 期間満了につき退職、現在に至る

2-6.「免許・資格」の書き方

免許・資格欄には取得年月順に正式名称で記載します。また、年(または年月)もしっつかりと書きましょう。

この欄で特に気をつけたいのは、正式名称についてです。

例えば「英検」も「実用英語技能検定」など正式名称があります。資格は特に、普段略称でいうことが多いので注意が必要です。

主な資格の正式名称は下記となります。

  • 運転免許:普通自動車第一種運転免許 ※「普通自動車運転免許」でもOKです。オートマ限定の場合は「運転免許」の後ろに(AT限定)と記入します。
  • 英検:実用英語検定
  • 漢検:日本漢字能力検定
  • 秘書検定:秘書技能検定
  • 簿記:日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験 ※長いため、「日本商工会議所主催 簿記検定試験」か「日商簿記検定試験」の略称で記載しても問題ありません。
  • 珠算:日本商工会議所珠算検定、または全国珠算教育連盟珠算検定
  • 宅建:宅地建物取引主任者試験 ※宅建の場合は「宅地建物取引主任者試験合格」と記載します。主任者証交付済みの場合は「宅地建物取引主任者試験合格(主任者証交付済)」と記載します。
  • MOS:Microsoft Office Specialist
  • TOEIC:TOEIC公開テスト ※「TOEIC公開テスト スコア700点取得」などと書きます。TOEICに関しての書き方については、『TOEICの点数を履歴書に記入する3つの正しい書き方』の記事にて詳しく説明しています。
  • FP:○級ファイナンシャル・プランニング技能士
  • 衛生管理者:第一種衛生管理者免許、または第二種衛生管理者免許

取得時と資格の名称が変わっているものは、取得時の名称を記載します。

また、資格には有効期限があるものもあります。記載する前に、公式ホームページなどで確認しましょう。

資格や免許は、たくさんの種類を持っている人もいるかもしれませんが、業務に関連するものに絞って書きましょう。そのことで、アピールしたい資格を強調することができます。

業務に関連する資格で取得に向けて勉強中であれば、「現在、○○取得に向けて勉強中」と記載してもよいです。また、受験する時期が決まっていれば「○月に受験予定」など具体的に書けばさらに効果的です。

級やスコアが低い場合は記載しないほうが良い場合もあります。TOEICは最低600点以上からから履歴書に書けるスコアといわれていますが、英語を使う部署や外資系の企業の場合、最低でも700点以上は必要です。志望する会社や部署ではどれくらいが一般的なのか、調べてから記載しましょう。

資格がなくてもセミナー受講歴などもアピールできる場合もあります。その場合は、特記事項の欄に書きますが、その欄が無い場合は、資格の欄に書きます。

これから資格を取りたい!という方は、『24個のおすすめ「資格」|人気ランキング一覧や難易度』の記事も参考にしてみて下さい。

2-7.「志望動機」の書き方

採用担当者が履歴書の中で、職歴の次に重視するのがこの志望動機の欄です。

履歴書のスペースにもよりますが、4~5行で150~250文字程度書くのが一般的です。文の量は多いほうがいいですが、文章が無駄に長いだけだったり、文字が小さすぎたり、枠からはみ出してまで書くのは逆効果で、印象はよくありません。

志望動機の欄を適切に書くためには、まず企業のことをよく知る必要があります。企業の強みや特徴を知り、どんな人材を求めているかを考えて、そこに自分がどのような貢献ができるのか、どのような仕事がしたいのかを交えて書きます。転職する理由なども、ここに入れてもよいです。

単に「自宅から近いから」や、「給料が高いから」などの一方的な理由はNGです。「貴社に将来性を感じる」等の場合も、もっと具体的にどのような点に将来性を感じるのかを書きます。

豆知識:「貴社」と「御社」はどちらが正しい?

志望動機は敬語で書きますが、応募先企業のことを書く時は「貴社」とします。

「御社」は口語で使う表現なので、履歴書で書くのは間違いです。

2-8.「本人希望欄」の書き方

本人希望欄は職種や勤務地に関する希望を記入します。

基本的に給与に関しては、ここには記載しません。「月給○○万円以上希望」としてしまうと、それ以下で働く気はないと思われて面接してもらえない可能性もります。

勤務地や希望給与額の欄がある場合は、特別な理由がない限り「貴社の規定に準じます」と記載します。親の介護など特別な理由がある場合は、「高齢の親と同居のため首都圏勤務を希望します。」などと記載します。

職種は単に「営業職」と書くのではなく、前職での経験など営業職を希望する理由も書いて、アピールします。

通信欄がないタイプの履歴書の場合は、面接や連絡の希望時間があればここに記載します。

2-9.性格(長所・短所)の書き方

性格は、「長所」、「短所」、「短所を補う努力」の順番で書くのが鉄則です。

人は文章でもスピーチでも最初と最後の部分が印象に残るという性質があります。そのため、マイナス部分の短所を間に挟んで、前後はいい話しでまとめると印象が良くなりやすいです。

長所は、単に「行動力がある」「忍耐力がある」「責任感がある」などひと言で書くのではなく、それを表すエピソードなども一緒に書きましょう。

エピソードは、趣味や普段の生活のことでもいいですし、前職で長所を生かして成功した例でもよいです。具体的なエピソードがあることで、長所の部分に客観性が出ますし、どのように仕事に生かせるのが採用担当者もイメージすることができます。

長所は裏返すと短所にもなります。

例えば、行動力がある人は時に計画性なく行動してしまう場合もあると思います。短所にはその部分と、改善するために心がけていることを書くと短所があまり強く強調されずに好印象です。

【例文】
私は友人から行動力があるとよく言われます。大学2年生の時には、アルバイトでお金を貯めて世界一周旅行をしました。計画よりも行動を先にしてしまうこともあり、失敗もしました。その失敗経験をもとに、今後は周りの方に相談しながら、計画的にかつ行動的に仕事に取り組んでいきたいです。

2-10.「自己PR」の書き方

自己PRでは仕事の実績や経験、それによって身についた力、資格やスキルなどをアピールします。

ここの欄は、自由に自分の強みを書くのではなく、応募先企業が求めている人材を考えながら、それにあてはまる強みをアピールします。

自己PR文では、最初の1行で結論を書きます。

どのような強みをアピールしたいのかを1行にまとめます。たくさんある履歴書のなかで、隅から隅まで履歴書を読んでもらえる可能性は低いです。一番印象にのこる、最初の行で言いたいことを伝えます。その後、その強みを生かした具体的な経験や、応募先企業でどのように生かせるのかを書きます。

PRする内容はたくさん入れず、本当にアピールしたいことに絞り伝えましょう。言いたいことを盛りだくさんにしてしまうと、結局何が強みなのかが相手につたわりません。

2-11.趣味・特技・スポーツ・得意科目などの書き方

趣味や特技は採用に直接関係がある内容ではありませんが、人間性を見ることができるので意外に採用担当者が見ているポイントです。

「特になし」とはせずに、必ず何か記入しましょう。

趣味の欄で多いのが「読書」や「映画鑑賞」ですが、これらが本当に好きでよく本を読んでいたり、映画を見る場合は問題ありませんが、書くものがないからと選ぶのはよくありません。面接で深く聞かれたときに、答えられない可能性があります。

「読書」とするなら、「月に8冊ほど読みます。特に海外の小説が好きで多く読みます。」など具体的にイメージできる内容にしましょう。

得意なスポーツが「野球」なら、「小学校から15年間続けていて、今も草野球をしています。高校時代はキャプテンをしていました。」など、具体的に記載すると「野球」というキーワードから、「物事を長く続ける人」「キャプテンをしていてリーダーシップを発揮できる人」というアピールができます。

2-12.「健康状態」の書き方

健康状態は普通に仕事上問題なければ「良好」と書きます。

アレルギーなど持病があっても、業務をする上で支障がなければ記載しなくてよいです。病気療養したことがあっても、今、健康状態が問題なければ書く必要はありません。

ここで企業が知りたいのは、健康状態で業務に支障がないかです。わざわざ、ここに記載すると「仕事に影響がでるのでは?」と心配して採用を見送ってしまう可能性もあります。

業務に支障がないが、通院で業務に影響がある場合はトラブルを避けるために記載します。その場合は「業務に支障なし(普段は業務に支障なく勤務が可能ですが、年4回通院のために早退を希望します。)」などと記載します。

健康に自信がある場合「きわめて良好(前職場では5年間無遅刻・無欠勤でした)」などと書いてアピールしてもOKです。

2-13.「扶養家族」の欄

履歴書のなかで「扶養家族」の欄は小さいため、記入漏れをしてしまいやすい部分です。

しかし、ここは意外に採用担当者が見ている部分です。というのも、扶養家族の有無や人数は家族手当や税金の手続きなどお金に直結する部分だからです。この部分は、事実のままを記入しましょう。

家族名については、最近はプライバシーの観点から記入する履歴書は少なくなっています。記入欄がある場合は、同居する家族を年齢順に上から記入します。この時に、本人の名前は書きません。また、親元を離れて一人暮らししている場合は、実家の家族を書きます。

2-14.「通勤時間」の欄

通勤時間も、記入欄は小さいですが採用担当者が見る項目です。

通勤時間は自宅から会社までの通勤時間の片道最短時間です。時間は5分単位で記入します。12分であれば10分、13分であれば15分です。

ここの時間は、徒歩時間や電車時間などをしっかり調べて正確に書きましょう。万が一、近くに同じ会社の社員がいる場合、通勤時間に差があるとトラブルのもとです。

通勤時間は、わざわざ実際に動いて調べなくても、Googleマップなどで簡単に調べることができます。ネットで調べる際は、電車であれば特急を使わず、車では有料道路を使わない設定にして調べましょう。これは、ほとんどの企業が、通勤にこれらの使用を認めていないためです。

朝に道路が込み合うので時間がかかるという場合も、それらの混み具合を考慮しなくてOKです。通勤時間は1時間程度が目安で、それ以上だと「長い」「遠い」と感じる採用担当者が多くなります。

長い場合は、面接時に「自宅から遠いけど大丈夫?」などと聞かれる可能性があります。通勤時間を資格取得の勉強に使っているなど、長い時間を有効に使っていることをアピールしましょう。

3.「履歴書」の用紙の選び方や印刷

履歴書を手書きする場合は、基本的は市販の履歴書用紙を購入して記入します。

市販の履歴書の左半分は内容がほぼ同じですが、右半分は様々なタイプがあります。効果的に企業にアピールするためには、履歴書選びも大切なポイントです。

おすすめはJIS規格の履歴書です。

このタイプがベーシックなタイプですが、学歴と職歴の欄の行数が多いので社会人経験が少ない人がこのタイプを使うと、空欄が多くなってしまいます。

職歴が少ない場合は、自由に記入ができる志望動機、趣味、特技などの自己PR欄が広くとられているものを選んで全体的に空欄が少なく見えるように工夫しましょう。

3-1.履歴書の「サイズ」

市販の履歴書のサイズは二つ折りでB5とA4の2サイズのみです。

B5判は開くとB4サイズ、A4判は開くとA3サイズです。

手書きの履歴書はB5サイズの二つ折りタイプが一般的ですが、最近ではA4タイプの履歴書も販売されています。特に企業が指定していなければ、どちらのサイズを使っても構いません。

B5判とA4判を比べると、A4判のほうが、用紙が大きいため書くスペースも広くなります。書きたい情報が多い場合は、A4を使うことがおすすめです。

しかし、職歴が少ない人やバイトなどでアピールする内容が少ない場合はB5を選ぶのがおすすめです。スペースが小さい分、余白が少なくなり見た目で情報の不足感を感じにくいというメリットがあります。

3-2.パソコンで作成する場合の「印刷」について

パソコンで作成したものを印刷して提出する場合は、上質紙を使います。

一般的なコピー用紙は薄く履歴書用には適していません。「A4サイズで厚さは0.2mmで光沢感が無い用紙」がおすすめです。

最近はA4が一般的ですが、B5の二つ折りでもよいです。履歴書印刷専用用紙も市販されています。

印刷した時に見た目がよくなるように、文字のフォントと大きさも統一します。また、印刷した後は、面接前など確認できるようにデータを保存しておきましょう。

履歴書を「ワードで作成する」場合

  • フォント:明朝体
  • 文字サイズ:10.5か11pt

※氏名など大きな文字は14~18ptをお勧めします。

履歴書を「エクセルで作成する」場合

  • フォント:MS Pゴシック
  • 文字サイズ:10.5~12pt

※氏名など大きな文字は14~18pt

4.履歴書の「添え状(カバーレター)」

履歴書を郵送する場合、必ず添え状を入れます。A4サイズの紙に1枚にします。

メールで書類を送るときに、あいさつ文や何の書類なのかをメールに書いて添付しますよね。

それがないと、添付されたものが何のファイルなのかわからず、あやしくて開けないという人もいるでしょう。封筒で書類が送られてきた場合、添え状がないと中身を見ないという人はいないですが、それでも、なんのひと言もなく書類だけが入っているととても不躾に感じます。

添え状は、手書きでもパソコンで作成してもよいですが、パソコンで作成して印刷する人が多いです。

横書きで、ですます調で書くのが一般的です。書類を送付すること以外にも、簡単な自己PRを書いてもよいです。

ただし、くどくなりすぎないように注意しましょう。

5.履歴書を入れる「封筒」

履歴書を入れる封筒は、指定がなければ角2サイズの白封筒を使います。


角2サイズはA4サイズの用紙を折らずに入れることができます。

色は茶封筒でもマナー違反ではありません。しかし、白封筒のほうが厚みがありますし、相手に届いたときに他の郵便物に紛れ込みにくいという利点があります。

また、茶封筒より、白い封筒のほうがカッチリとした印象なので履歴書を送る場合はできれば白がよいでしょう。

5-1.封筒の「宛名」の書き方

封筒には黒のサインペンで記入します。

ボールペンだと、大きな封筒では細すぎますし、油性ペンなどは後ろまで滲んでしまう可能性があります。

「履歴書在中」の文字だけは赤いボールペンで書きます。

大きい封筒にバランスよく書くのは難しいので、鉛筆と定規を使って薄くラインをひいてまっすぐ書けるようにしましょう。

1文字ずつのスペースに○で印をつけて、書く場所を決めておくとバランスよく書けます。鉛筆で書いた部分は書き終わって文字が乾いたら、消しゴムで消すので、あとが残らないくらい薄く書きましょう

封筒の【表】

封筒の表に書くのは以下の3点です。

  • 宛先の住所-黒色
  • 宛名-黒色
  • 「履歴書在中」-赤色

郵便番号を枠内か、枠がなければ通常枠がある位置に書きます。宛先の住所は封筒の右端に上から縦書きで書きます。都道府県名から書き、建物名まで書きます。

建物名の省略や「株式会社」を「(株)」に省略するのはNGです。

全て略さず正式名称で書きます。

宛名は封筒の真ん中より少し右に会社名から書きます。

部署宛に送る場合は会社の次の行に「○○部御中」(人事部御中など)と書きます。担当者名がわかる場合は「○○部~様」です。担当者名がわからない場合は「採用ご担当者様」と書いてもよいです。

ここで注意したいのは、「御中」と「様」の使い分けです。

会社や部署宛にする場合「御中」を使い、人宛にする場合は「様」を使います。これらを両方1度に使うことはできません。

封筒の左下に「履歴書在中」と赤ペンで書き、その字を四角く囲います。囲う線は定規を使ってまっすぐ書きます。「応募書類在中」と書く場合もあります。これを書くことで、重要書類が入っているとわかるため、すぐに開封してもらえます。

この「履歴書在中」は、スタンプもあります。100円ショップでも買えるので、綺麗に書く自信がない人や、いくつか応募先がある人はスタンプを使ってもよいでしょう。

この後裏面も書きますが、全て書き終わったら切手を貼ります。切手は1枚で収めるのが理想ですが、多くても2~3枚までです。斜めにならないようにまっすぐ綺麗に貼ります。

封筒の【裏】

裏には以下の3点を記入します。

  • 自分の郵便番号、住所、名前
  • 投函する日付
  • 「〆」マーク

自分の郵便番号、住所、名前は封筒の左下に書きます。住所は都道府県から書き、建物名も省略せずに書きます。

住所の上に縦書きで投函日の日付を「平成○年○月○日」とかきます。

最後に糊付けして封をしたら、真ん中に「〆」マークを書いて完成です。

5-2.履歴書を封筒に入れて送る前に!

送る前に以下の点をもう一度チェックしましょう。

記入漏れや空白はないか?

特に、捺印や日付の書き忘れがないかチェックします。写真も貼ってあるか確認しましょう。

誤字や脱字はないか?

あわせて、文字表記の統一や、汚れがないか、バランスよく書いているかもチェックします。

書き終わってから少し時間をおいて、冷静に見直すと書いている時には気づかなかったミスも見つけることができます。

コピーを1通作成して保存してあるか?

重要な書類なのでコピーは保存しておきましょう。

面接は、履歴書を見ながら行われるので、面接前に書いた内容を一度確認してから望みましょう。

必要書類は揃っているか?

履歴書と職務経歴書以外に指定された書類があれば、その書類も揃っているか確認します。

通常、封筒には以下の書類を入れます。

  • 添え状(1通)
  • 履歴書(1通)
  • 職務経歴書(1通)

※この他に、エントリーシートなど指定の書類がある場合は、その書類も同封します。

上記の書類を添え状が一番上にくるように、上記の書類の順番に重ねてクリアファイルに入れます。もちろん、クリアファイルは新品で色がついていない透明が望ましいです。

【豆知識】
市販の履歴書には、長封筒がついていて、三つ折りにして入れて送れるようになっています。

しかし、正社員に応募する場合は、この封筒は使いません。添え状、履歴書、職務経歴書の3点を三つ折りにすると、分厚くなってしまうからです。また、折り目が付くと見た目にきれいではないですし、採用担当者も折り目を開く手間がかかり印象がよくありません。

6.履歴書の「送り方(郵送)」

締め切りがある場合、早めに相手の会社に届くように送ります。


天気や災害など様々な理由で数日配達がおくれることもあるので、それを計算して早めに出します。

締め切りに余裕があれば、普通郵便(定型外)で送ります。

郵送で気をつけたいのが料金不足です。

添え状、履歴書、職務経歴書だけであれば、100グラム以内におさまるはずなので、定型外郵便であれば140円(2017年現在)で送れます。

ただし、封筒の重さや、ファイルの重さなどで前後することがあります。また、不安だからと多く貼り過ぎても「調べるのが面倒なのか?」「お金の感覚は大丈夫か?」など印象はよくありません。過不足がないように、必ず郵便局で計ってもらいましょう。

締め切りに近い場合は、宅急便か速達で送ります。また、直接相手に届ける場合は簡易書留がおすすめです。郵送料金に310円が+でかかります。

書留は採用担当者が直接受け取る必要があり、手間がかかるため使わないほうがいいという意見もありますが、一般的に「簡易書留でもいい」とする担当者が多いようです。

履歴書は書いて終わりではありません。

特に封筒や、履歴書が封筒に入った状態は、採用担当者が一番初めにあなたの情報に触れるポイントになります。どんな場面でも第一印象は大切ですよね。

宛名の書き方、切手の張り方など様々なポイントに気をつける必要があります。

7.就活生と転職者の「履歴書」の書き方に違い!?

就活生と転職者では履歴書の書き方も違います。

就活生は「学歴や自己PR」が重視されますが、転職者の場合は「職歴や志望動機」を重視する傾向があります。

そのため、転職者は履歴書の他に職務経歴書を作成し提出します。

履歴書のフォーマットは転職者向けのものもあるので、必要に応じて選びましょう。

また、それぞれの項目でも就活生と転職者の書き方が違うものもあります。上の項目でご紹介した内容を参考にしてください。

8.履歴書の「見本」と「無料テンプレート」

パソコンで履歴書を作成する人は以下のテンプレートを活用してください。

※下の画像をクリックするとエクセルでの「見本」と「無料テンプレート」が入手できます。

まとめ:「履歴書」を書く時は基本をシッカリ押さえて焦らない!

履歴書1枚でも、企業の情報を調べてアピールする内容を考えながら丁寧に書くと時間がかかります。

写真の撮影もあるので、少し早めに作成しましょう。時間に余裕があると、落ち着いて書くことができ、見直しもゆっくりできるのでミスの可能性が少なくなります。

内容以前の、記入漏れ、誤字や脱字、基本的な内容などがきちんとできていない人も多いので、最低限その部分はしっかり確認しましょう。

履歴書を作成する時には自己分析をしっかりして、自分の「売り」を伝えられる履歴書を作成しましょう。自己分析に時間をかけ、しっかりした内容の履歴書を書くことは面接の準備にも繋がります。

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