著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー
◆日経HR「英語コミュニケーション in Business」特別講師(2017年8月~)
◆日経メディカル「医師のためのDailyイングリッシュ」特別講師(2019年10月~)
◆公式動画チャンネル:マイスキ英語【たった3分で奇跡を起こす!】(2020年2月~)

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

英語の仮定法|すぐにマスターできる簡単な2つの基本ルール

のべ150,591がこの記事を参考にしています!

英語の仮定法をおさらいしませんか?

時制の中、日本人に一番難しいと言われているのが、英語の仮定法です。

時間的にとらえるのが難しいのになぜか過去で表現するので、わけがわからない!と思ってしまう人も多いかもしれません。

また、中学や高校時代にひたすら仮定法の例文を覚えさせられたという記憶がある人もいるのではないでしょうか。

しかし、仮定法が難しいというのは思い込みです。

なんとなく、いっぱい例文を覚えなきゃいけなくて難しいものだというイメージがついているだけなんです。

仮定法はきちんとルールを理解してしまえばそれほど難しいことではありません。意外とシンプルなので、例文をたくさん覚えるより基本のルールを覚えることが大切です。

正直な話、仮定法を使わずに言いたいことを伝えることや最低限のコミュニケーションは可能ですし、仮定法の時制が間違っていても何とか伝えることはできます。

でも、仮定法がわかるとよりネイティブっぽい表現ができて、英語に深みがでてきます。

折角、英語を学ぶならキレイで正しい英語を覚えたいですよね。

この機会に、仮定法をしっかりと理解してさらにかっこいい英語を話せるようになりましょう。また、最後に仮定法の問題を用意しているので復習用としてトライしてみましょう!

英語の仮定法を使うのはどんな時?

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現実には起こらないだろうなと思っているけれども、そうだったらいいなと思うことってありますよね。そんな時に、仮定法を英語でも使います。

例えば、たまたま、お財布を忘れた時には、「今ここに1000円あったら、ランチが食べに行けるのに」と思うかもしれません。

小さな家に住んでいて不自由を感じたら「大きな家に住めたら」と思うこともあるでしょう。

これらの「~だったら」という願望は、現実には起こらないだろうという前提で話しています。

このような、現実には起こらない仮想と願望や言う場合に仮定法を使います。

もちろん、起こってほしくないことや、そうであってほしくないことにも使うことができます。

どちらにしても重要なのは、「起こらないだろう」と思っていること、起こらない可能性がとても高い非現実的なことに対してこの仮定法が使われるということです。

因みに、「仮定法」は英語で「subjunctive mood(サブジャンクティヴ・ムード)」と言います。

また、後述しますが、「仮定法」とはほぼ真逆で、現実的にあり得る(可能性が高い)ことを表現する時に「直接法」という方法を使います。

例えば、「If you have time now, why don’t we go to the movie?(もし時間があるなら映画に行かない?)」などのケースですね。時間があるかどうかは分からないけど可能性があるので直接法(この場合は動詞の現在形)を使います。

でも、これが相手に今時間がないのは分かっている場合は、「If you had time (now),」などと動詞の時制(haveがhadなど)が変わります。

時制が変わる?

はい、仮定法の基本は動詞の時制が変わるので、その点を次から見ていきましょう!

英語の仮定法の時制と基本の形(作り方)

仮定法 過去

英語の仮定法は時制で、その形が変化していきます。

「仮定法の基本ルール」

  • 現在の事実に反する仮想(願望など) → 過去形で表す(仮定法過去)
  • 過去の事実に反する仮想(願望など) → 過去完了形で表す(仮定法過去完了)

例えば、次のような例文です。

  • 仮定法過去・・・If I had enough money, I would buy the house./もし(今)、十分なお金があったらその家を買います。
  • 仮定法過去完了・・・ I had had enough money, I would have bought the house./もし(過去)、十分なお金があったのだったら、その家を買っていただでしょう。

和訳を見てもらえれば何となく違いが分かりますよね? 仮定法には「仮定法現在」と「仮定法未来」というのも存在します。これも後ほど解説します。

また、英文は上記のように「if節」ともう一つの「主節」という2つの節からなるのが一般的です。(例外は後述します)

※「if節」は、従属節や条件節とも言われる場合もあります。

上記の仮定法過去の英文で説明すると、「If I had enough money」が「if節」で、「I would buy the house」が「主節」となります。

仮定法は2つのパターンで表現できます。

  1. 「if節」, 「主節」. ・・・「if節」のすぐ後ろに「,(コンマ)」で「主節」の後ろに「.(ピリオド)」
  2. 「主節」「if節」.・・・「主節」と「if節」の間に何もなく、最後に「.(ピリオド)」があるのみです ※例:I would buy the house if I had enough money.

ここでは、混乱しないように「パターン1」を中心に例文などを紹介しています。

また、お気付きかもしれませんが、仮定法の主節では、上記の例文のように「would」などの助動詞の過去形を使います。これは、仮定法過去、また仮定法過去完了でも同じです。

助動詞の過去形とは次のような形です。

現在形
過去形
will
would
can
could
may
might
shall
should

などです。

助動詞については、『英語の15個の助動詞が今すぐ分かる一覧と使い方』の記事も参考にしてみて下さい。

「時制の基本ルール」

  • 現在のこと → 「if節」は動詞の過去形、主節は「助動詞の過去形 + 原形」
  • 過去のこと → 「if節」は動詞の過去完了形、主節は「助動詞の過去形 + have + 過去分詞」

この時制の変化を使って距離感を表わしています。

「現実には起こりにくい遠い世界のこと」という距離を時制で距離を作ることによって、表わしています。

仮定法で大事なのが、動詞の変形(現在形/原形・過去形・過去分詞)」であります。

動詞については、『英語の動詞一覧|2種類ある動詞の基本と使い方・活用方法』の記事をご参考下さい。

それでは、上記で説明した2つの仮定法を初めとして、その他の仮定法についても解説します。

英語の「仮定法過去」とは?

英語では「Second conditional」と表現します。知識として知っておくといいでしょう。

現在での理想(願望)を表現する場合に使うのが、この仮定法過去となります。

現在の位置から、例えば「こうだったらいいな」という非現実的な世界の話をします。

距離が遠い離れた世界の話だということを、時制をひとつずらして過去にして表現するイメージです。

また非現実的なことに加えて、自分以外のだれかのことを話す場合もその人との距離を過去形にして表わします。

例えば「もし私があなただったら、・・・」という場合です。

これらのことを仮定法過去といいます。

この文法用語は覚える必要はありませんが、受験などで必要な人のために一応お伝えします。

「if節」の一般動詞の変化例:

  • study(原形)→ studied(過去形)
  • speak(原形)→ spoke(過去形)

など。

このように、動詞が単純に過去形に変化します。

また、「主節」では「助動詞の過去+動詞の原形」でしたね。

「If+主語+動詞の過去形, 主語+would(should / could / mightなど)+動詞の原形」になります。

「仮定法過去」の例文

  • If I had a daughter, I would do the same thing./もし私に娘がいたら、同じことをしているでしょう。 ※主節で、「I think I would do the same thing.」という形を口語では作る場合も少なくなりません。
  • If I were you, I would go to the party./もし私があなたなら、そのパーティーにいくでしょう。

2つ目の例文で少し違和感を感じませんでしたか?

「be動詞」の過去形が「was」ではなく、「were」でしたね。

これは英語の歴史が関係していて、昔は「was」という動詞の過去形がなく、「were」しかなかった名残のようです。これを今でも「仮定法過去」に限定して使っています。それにより「ありえない」という仮定の距離感を出しています。

これは三人称単数の「it」、「he」や「she」などでも同様に「were」を使います。

しかし、実際にあり得るかもしれない仮定法、または口語では「was」を使うことも多々あります。

例えば、「If I was rich(もちお金持ちだったら)」であれば、「If I were you(もしあなただったら)」や「If he were a president(もし、彼が大統領だったら)」よりも、可能性が高いですよね。

その場合は「was」を使うこともありますが、も文法的には「were」としておいた方が無難です。つまり、「If I were rich」としていた方が間違えではありません。

仮定法過去の例文集例文その1:

  • 英文:If I were you, I wouldn’t go to such a place.
  • 和訳:もし私があなただったら、そんな場所には行かないだろう。
  • 解説:私はあなたではないので、現実ではありません。そのためIf I were youとなり仮定法で過去形を使います。

例文その2:

  • 英文:If I knew his address, I would send it to him.
  • 和訳:もし私が彼の住所を知っていたなら、それを彼に送るのだけれど。
  • 解説:この場合も、彼の住所を知らないから言っているので、もし知っていたら…とい仮定法を使い動詞が過去になります。

例文その3:

  • 英文:If you stopped drinking every night, you would save more money.
  • 和訳:もし、あなたが毎晩お酒を飲むのをやめたら、お金をもっと貯められるだろうに。
  • 解説:この場合はお酒を飲むのはやめないだろうけど…という気持ちで言っているため仮定法を使い過去で表わしています。後半は、you willを使ってもいいのですが、確実にお金を貯められるかはわからないので、少し和らげてwouldを使っています。似たような仮定法の文で、この他にもcould(~できただろうに)やmight(~かもしれない)を使うこともできます。

英語の「仮定法過去完了」とは?

英語では「Third conditional」と表現します。

過去のことを表現する場合に使うのが、仮定法過去完了です。

そのまま過去にしてしまうと、距離が出ないのでさらにひとつ時制をずらして過去完了にします。

そのことで非現実であり自分の位置、現実という位置から見ると離れた世界の話だということを表わします。

この過去完了を使った仮定法を仮定法過去完了と言います。

「if節」の過去完了の時制の変化例:

  • study(原形)→ had studied(過去完了形)
  • speak(原形)→ had spoken(過去完了形)

基本はこれだけです。

過去完了形の基本については『英語の過去完了形|訳し方や現在完了形との違い・4つの用法や例文』も参考にしてみて下さい。

また、「主節」は「助動詞の過去+have+過去分詞」ですね。

「If+主語+had+過去分詞, 主語+would(should / could / mightなど)+ have+過去分詞」の形となります。

ここでは、「if節」の過去分詞(past particle/p.p)が重要になりますが、不規則動詞が厄介です。

上述の「spoken」のように、単純に動詞の原形に「ed」が付かなくて、違う単語になるのが不規則動詞と言われています。

それは過去形でも同様です。

英語の過去分詞|4つの使い方・単語一覧の覚え方と例文など』にも書いていますが、下記が重要な不規則動詞の過去形と過去分詞の一覧表となります。仮定法過去にも活用して下さい。

原形
過去形
過去分詞
be動詞(is, are)
was, were
been
bring(持って来る)
brought
brought
buy(買う)
bought
bought
come(来る)
came
come
do(する)
did
done
draw(描く)
drew
drawn
drink(飲む)
drank
drunk
drive(運転する)
drove
driven
eat(食べる)
ate
eaten
fall(落ちる)
fell
fallen
find(見つける)
found
found
forget(忘れる)
forgot
forgotten
get(手に入れる)
got
gotten
give(与える)
gave
given
go(行く)
went
gone
have(持つ)
had
had
keep(保つ)
kept
kept
leave(去る)
left
left
lose(失くす)
lost
lost
mean(意味する)
meant
meant
meet(会う)
met
met
say(言う)
said
said
show(見せる)
showed
shown
sing(歌う)
sang
sung
sit(座る)
sat
sat
sleep(眠る)
slept
slept
speak(話す)
spoke
spoken
stand(立つ)
stood
stood
tell(伝える)
told
told
steal(盗む)
stole
stolen
swim(泳ぐ)
swam
swum
take(持っていく)
took
taken
teach(教える)
taught
taught
think(考える)
thought
thought
understand(理解する)
understood
understood
wake(起きる)
woke
waken
win(勝つ)
won
won
write(書く)
wrote
written
run(走る)
ran
run

「仮定法過去完了」の例文

  • 英文:If it had been raining, the game might have been postponed.
  • 和訳:もし雨が降っていたなら、試合は延期されていただろう。
  • 解説:雨が降っていなかったという現実の過去があり、変えることはできません。よって「仮定法過去完了」を使っています。動詞は「過去分詞」ですね。

お気付きかもしれませんが、「if節」に過去の時を表す「before(以前に)」や「then(その時)」、「yesterday(昨日)」や「last year(去年)」の副詞を最後に追加することもできます。

上記の例文を用いると、「If it had been raining yesterday,・・・」という形ですね。このように「if節」に過去を表す副詞があった場合は、「仮定法過去完了」ということになります。

また、「主節」の助動詞の後ろは「現在完了」と同じ形にみえますね。正確にはこの節も過去完了形なので、混乱しないでください。助動詞の後ろなので原形の「have」になっているだけです。

因みに、現在完了形については、『英語の現在完了形|過去形との違い・4つの用法や例文と時間軸イメージ』でも説明しています。

ここまでの仮定法はどうでしょうか?

とってもシンプルですよね。

なにも、たくさんの例文を覚えなくても、「時制で距離を作る」と覚えれば仮定法の文は簡単につくることができます。

英語の「仮定法未来」とは?

仮定法は未来にも適応されます。

未来を表わす仮定法を仮定法未来といいます。

起こる可能性が低いことについて仮定して話す時が仮定法未来です。

これに相反して、可能性が高い場合は「直接法」を使います。

直接法の例文:

  • 英文:If it is fine tomorrow, we will play soccer.
  • 和訳:もし、明日が雨なら、サッカーをするでしょう。
  • 解説:明日貼れる可能性が高い・ある場合は、「if節」は現在形で「主節」は未来形を使います

「直接法」については後述します。

さて、仮定法未来には基本的に2つのパターンがあります。

「were to」を使うパターン

「if」節は「were to」で、「主節」は「副詞の過去形+動詞の原形」を使って未来を仮定法で表すことができます。

「be動詞 to」の過去形なのですが、主語に関わらず「were to」を使うのが正式な英語です。

しかし、現在では「was to」を使う人も多くなっています。口頭でも同様に「was to」を使う方が多いですが、文法的には「were to」が間違えないと思って下さい。

仮定法未来「were to」の例文

  • 例文:If it were to rain on Sunday, the picnic would be cancelled.
  • 和訳:もし日曜日が雨なら、ピクニックはキャンセルになるだろう。
  • 解説:日曜日は雨の確率が低い場合にこのように仮定法未来が使えます。可能性が高い場合は、直接法になります。

「should」を使うパターン

「should」も未来を表わす仮定法で使うことができます。「if節」に「shall」という助動詞の過去形の「should」を使います。

これも可能性がとても低い場合ですが、「万が一」という条件がつくケースに使います。

「If+主語+should+動詞の原形, 主語+would(could/should/mightなど)+動詞の原形」となります。

仮定法未来「should」の例文

  • 例文:If any problem should occur, the project manager will take care of it.
  • 和訳:もし万が一問題が起きたら、プロジェクトの責任者が対応する予定です。
  • 解説:この英文には「基本的に問題はおこらないけど」というニュアンスが含まれています。

英語の「仮定法現在」とは?

さて、では「仮定法現在」とはどういうものでしょうか?

「現在、実現されていないことへの願望や願い」を表現する仮定法となりますが、「if節」ではなく「that節」を使います。

「提案・命令・要求などの動詞+that+主語+動詞の原形」が基本の形となります。

この「that」以降の英文が「that節」と言います。

下記がその例文です。

「仮定法現在」の例文

  • 英文:He suggested that she go there. ※仮に「He suggests」と現在形でも「that節」の形は同様です。
  • 和訳:彼は彼女がそこに行くべきだと提案しました。
  • 解説:「suggest」が提案の動詞なので、その後の「that節」での動詞は主語が三人称単数でも原形となります。

「that節」の動詞の原形ですが、これは実は「should」が省略されているとお考え下さい。そうすると腑に落ちますね。

つまり、「He suggested that she should go there.」です。

また、「that」も省略されるケースも多々あります(He suggested she go there.)。特に口語では省略する方が多い傾向です。

「suggest」の他にも次のような提案・命令・要求などを表現する動詞があります。その場合の「that節」での動詞は原形になるということを覚えておきましょう。

  • suggest:提案する
  • demand:要求する
  • desire:強く望む(欲求する)
  • insist:主張する
  • propose:(積極的に)提案する ※「suggest」は多少控えめのイメージです。
  • recommend:お勧めする
  • request:要請する
  • require:必要とする
  • advise:アドバイスする

など。

これらの動詞と同じ役割をする形容詞もあります。

  • necessary:必要な
  • essential:必須の
  • important:重要な
  • compulsory:義務の
  • advisable:賢明で
  • imperative:必要不可欠な(緊急を要する)

など。

これらの場合も「仮定法現在」の形と同じになります。

下記がその例文です。

  • 英文:It is necessary that it be corrected.
  • 和訳:それが訂正されることが必要です。(それは訂正されるべきです)
  • 解説:「that節」の「be」は「be動詞」の原形ですね。

英語の「直接法」とは?

仮定法過去、仮定法過去完了、仮定法未来、仮定法現在をここまで学びました。これで仮定法の基本は押さえましたが、その真逆があります。

それが「直接法」というものです。

直接法は、時制を過去にして距離感を表わすほどでもない、比較的現実に近いことや起こるかも知れない(未来)と思える時に使う手法です。

英語では「Fist conditional」という表現をします。

基本的に起こりえる未来の表現ですし、日常英会話で一番使われる方法でもあります。

「直接法」の例文

  • 例文:If you meet Tom, will you give this book to him?
  • 和訳:もしトムに会うなら、この本を彼に渡してくれない? ※「Can you give this book to him?(または、Will you be able to give this book to him?)」としても同様になります。
  • 解説:トムと会うことは可能性が高い(低いわけではない)ので、仮定法未来ではなく直接法を使います。「主節」は「will」などの未来形を使います。

この文の場合、トムに全く会う気配がないのに聞いているわけではなく、ある程度会う可能性があるかも?と思って聞いていますね。その場合には過去形にはせず、そのまま現在形で話します。

多くのケースで「if(もし)」を「when(いつ)」に切り替えられる場合があるのも「直接法」の特徴です。

また、事実の場合は「will」など未来形にしなくても構いません。その場合は「Zero conditional」と英語では表現します。

「もしそれをしたら、必ずそうなる」という場合に使います。

「If Tom sees you now, he definitely gets angry.(トムが今あなたを見たなら、確実に怒るでしょう)」など。

もちろん、未来形(直接法)でも表現可能なのが特徴の一つです。

それと、例外はありますが、仮定法でも直接法でも基本的に「if節」には「will」などの助動詞は使いません。「主節」のみです。

このポイントもついでに覚えておきましょう!

仮定法など英文法が学べるオンライン英会話5選

仮定法などの英文法を身につけ、日常英会話も自由に使えるようになりたい場合には、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。

ここでは、英文法が学べるオンライン英会話を5つご紹介します。

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  • Native Camp(ネイティブキャンプ)
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それぞれ順番に見ていきましょう。

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色々ある!様々な仮定法の作り方と例文

ここでは、今までご紹介した仮定法の形とは違うけど、英会話や英語のテストでもよく目にする仮定をご紹介します。

全ての仮定法を網羅して、完璧にしましょう!

「wish」を使った仮定法

仮定法でよくつかわれるのが「wish(~と望む・切望する)」です。

口語的に和訳すると「~だったらいいのになぁ」というイメージになります。

2つのパターンを見てみましょう。

「wish」+ 過去形のパターン

「I wish + 過去形」が基本形です。

これで仮定法過去と同じニュアンスを出すことができます。

「I wish + 過去形」の例文

  • I wish I had a big house. 大きな家を持っていたらいいのになぁ。
  • I wish I were rich. お金持ちだったらいいのになぁ。

「wish」を使って願望を表わしていています。「だったらいいのになぁ」という願望は今の願望なので過去形で表現します。

また、「I wish I could have a big house.」と助動詞の過去(ここではcould)を使っても同様に仮定法過去になります。

それとこれらの英文を疑問文(質問)にする場合は、次のような形になります。上記の例文をそのまま疑問文にしてみましょう。

  • Do you wish you had a big house?
  • If you were rich, would you buy a big house?

など。覚えておきましょう!

因みに「wish」は「I wish you a good luck.(健闘を祈る)」などの場合に使う単語でもあるので仮定法と混乱しないようにしましょう。

「wish」+ 過去完了のパターン

過去の事実の逆や願望を表す場合は、「I wish + 過去完了」が基本形です。

これで仮定法過去完了と同じニュアンスを出すことができます。

「I wish + 過去完了」の例文

  • 英文:I had headache. I wish I hadn’t drunk so much last night. ※drunkはdrinkの過去完了形(過去分詞)
  • 和訳:頭が痛いよ。昨晩、あんなにたくさん飲まなければよかったよ。 ※昨晩飲み過ぎてしまったことを後悔して、その過去の時点でお酒をたくさん飲まなければよかったと言っています。過去の願望なので、hadn’t drunkの過去完了形で表現しています。

因みにこの形も「could」など助動詞の過去形を使うこともできます。

「I wish I could have done it better way./それをもっといい方法でできていればよかったのになぁ」など。

否定形は「助動詞 not + have + 過去分詞」という形になります。「not」の位置に注意して下さい。

その他に仮定法でよく使う表現

「wish」の他にもいくつか英会話などでも頻繁に使われる表現があります。

これからご紹介する例文は全て仮定法過去(過去形をプラスした形で現在の事)ですが、過去完了(仮定法過去完了)でも表現できます。

「as if/as though」

「あたかも~のように」という仮定法になります。

  • 英文:My friend acts as if she were my parent.
  • 和訳:私の友達は、まるで私の親かのようにふるまう。
  • 解説:「as if」を「as though」に置き換えても同様です。「if節」でのbe動詞の過去形は文法的に「were」とします。仮定法過去完了の場合は「My friends acted(acts) as though she had been my parent.」となります。この場合、親のようにふるまったのは過去の話になりますね。

「if only」

「~でさえあったら」という意味の仮定法で使います。

「wish」の「仮定法」と同じ意味合いとなります。

  • 英文:If only I had five more minutes.
  • 和訳:もしもう5分さえあったら。
  • 解説:「I wish I had five more minutes.」と同じ意味となります。仮定法過去完了の場合(過去の願望)は、「If I had had five more minutes.」となります。

「imagine」

「(もし)~であったと想像してごらん」という意味の仮定法で使います。命令形で使うケースがほとんどです。

  • 英文:Imagine you were a president of the U.S.
  • 和訳:あなたがアメリカの大統領だった想像してみて。
  • 解説:現実はそうではないけど、もしそうだったらという想像をさせる時に使います。「Imagine if you were a president of the U.S.」の「if」を省略した構文だと思って下さい。

「suppose」

「~であったと仮定してみようか」という使い方です。

これは上記の「imagine」と同じ意味合いとなります。

  • 英文:Suppose you had much more money, what would you do?
  • 和訳:もしお金がもっとあったと仮定したら、あなたは何をしますか?
  • 解説:これを仮定法過去完了にする場合は、「Suppose you had had much more money then, what would you have done?」となります。

「would rather」

これは特殊なケースとなります。「むしろ~したい」という時に「I would rather play soccer.」などで使う助動詞的用法ですが、ここでは「wish」や「desire」などに近い動詞のような役割をしていると慣用句の仮定法だと思って下さい。

「主語1 + would rather + 主語2 + 動詞」の形となります。基本的に違う主語を使います。

  • 例文:I would rather you stayed quiet now.
  • 和訳:少し静かにして頂きたいのですが。
  • 解説:仮定法過去完了の否定形の場合は「I would rather she had not been there.(彼女がそこにいなかったならよかったのですが)」となります。

ここでの「would rather」は欲求もあるので、「仮定法現在」の形でも表現できます。

その場合は「I would rather he come here on time.(彼が時間通りにくることを望みます)」で「he」の後ろの「should」が省略された英文となります。

「It’s time」

「It’s time(It is time) + 主語+過去形」の仮定法過去で表現することがあります。

「~する時間だよ(でもまだそれをしていない)」という意味になります。

  • 英文:It’s time you studied English.
  • 和訳:英語を勉強する時間だよ(でもまだあなたはしていない)
  • 解説:基本的に仮定法過去のみで使用します。「It’s high time +主語 + 過去形」となると、「とっくにその時間は過ぎているよ」という強いメッセージになります。

では、よくある「It’s time to 動詞の原形(~する時間だよ)」とはどう違うのでしょうか?

さほど意味は変わらないのですが、微妙なニュアンスの違いがあるでその点を押さえておきましょう。

  • It’s time to get up.・・・さあ、そろそろ起きようか(そろそろ起きる時間だね)
  • It’s time you got up.・・・もう起きる時間だけどあなたはまだ寝ているね

仮定法過去の方が少し強い口調になりますね。

「but for」と「without」

慣用句の「but for~」、「without~」どちらとも「もし~が無ければ(無かったら)」という仮定法となります。

文頭や文の後ろなどに置きます。または、文中で「not for~」として表現するパターンもあります。

  • 英文:But for your help, I couldn’t be here.
  • 和訳:あなたの助けがなければ、私はここにいることはできません
  • 解説:これを「Without your help」しても同様です。また、「If it were not for your help」とすることもできます。しかし、これは直接法の「I can’t be here without your help.」という言い方もできます。

「otherwise」

「もし~でなければ~」という仮定法の場合に使うのが副詞の「otherwise(アザワイズ)」です。

次のようなケースで使います。

  • 英文:I have to see her now; otherwise I would stay home.
  • 和訳:彼女に会いわないといけない。もうそうでなければ、家にいます。
  • 解説:口語では必要ないのですが、文語の場合、最初の文の終わりに「セミコロン(;)」を付けて「otherewise」と続けます。

上記を通常の仮定法(仮定法過去)で表現すると、「If I didn’t have to see her now, I would stay home.」となります。

また、命令形の場合は、直接法で表現するケースが多いです。

「Work hard; otherwise you will lose your job.(一生懸命働かないと仕事を失いますよ)」など。

このように仮定法にするケースが様々な場合があります。

「To hear him speak, ~.(彼の話を聞くと~でしょう)」など文頭で不定詞を使った仮定法や、「A wise man would not do such a thing.(賢い人はそんなことはしません)」など、不定冠詞の主語のパターンなどもありますが、ここでは知識として知っておきましょう。

「if節」を省略した「助動詞の過去形+have+過去分詞」

少しおさらいをしますが、仮定法過去完了の主節は「助動詞の過去形+have+過去分詞」でしたね。

実は、英会話では「if節」を省略して使うケースがとても多いです。というのも「もし~だったら」というところが会話の中ですでに聞き手が分かっているケースが多いからです。あえて「if節」を言う必要がないんですね。

しかし、使う助動詞の過去形により伝わる意味が異なります。

  • should have+過去分詞(~しておくべきだった) ※「I should have watched the movie.(その映画を見ておくべきだった)」となり、過去について後悔の気持ちを表現する時によく使います。
  • would have+過去分詞(~していただろうな) ※「I would have gone there.(そこに行っていただろうな)」など、「もしお金があったらなど」の条件を省略しています。
  • might have+動詞の過去分詞(~していたかもしれないな) ※「I might have failed the exam.(試験に落ちていたかも知れない)」など、「But for your help」や「If you had not helped me」などが省略されています。
  • could have+動詞の過去分詞(~できていたのに) ※「You could have done better.(もっと上手くできていたのに)」という後悔でもありますね。

因みに、「must have+過去分詞(~だったに違いない)」は断言的な言い方なので、仮定法では基本的に使いません。

また、口語では「should’ve ~」などと短縮形で表現するのが一般的です。否定の場合は、「should not have ~」よりも「shouldn’t have」とするパターンがほとんどです。

よく会話で省略するパターンで多いのが、「If I had been you」や「If I were you」を省略するケースです。

その場合は、先ほど説明した「would+have+過去分詞」、または仮定法過去であれば「would+動詞の原形」を使う形です。

  • 英文:I would have studied harder.
  • 和訳:私だったら、もっと勉強したよ。
  • 解説:この場合は「If I had been you」という「if節」を省略しています。

倒置を使った仮定法

上記の「If節」まるまるの省略ではなく、「If」のみを省略して倒置法を使う形もあります。

倒置法のパターンは下記が主となります。

  • Should you have any questions, please come forward.(万が一、質問があるなら、前へ出てきてください)※仮定法現在・仮定法未来の時に「Should」を使った倒置法をよく使います。
  • Were I you, ~.(もし、私があなただったら) ※仮定法過去です。be動詞を前に持ってきて、主語と入れ替えています。
  • Had it been sunny, we could have played the game.(もし、晴れていたなら、試合をすることができたのに) ※仮定法過去完了の倒置法です。否定形は「Had it not been sunny」となります。

倒置法については、『英語の倒置|否定の副詞や目的語・5例文の動詞の形や位置等を確認』の記事もご確認下さい。

知っておくとカッコいい!仮定法を使った名言

仮定法 過去

恋人などに「If I were a bird, I could fly to you right away.(もし鳥だったら、今すぐ君のところに飛んでいくよ)」など、仮定法を使って表現するとちょっとロマンチックですね、かっこいいですね。

過去にも偉人たちが多くの仮定法の名言を残していますが、私個人のお気に入りとなりますが、ここでは3つピックアップしました。

画家のゴッホ(Vincent Van Gogh)の名言

  • 名言:What would life be if we had no courage to attempt anything?
  • 和訳:もし私たちが何もチャレンジする勇気がないとしたら、人生はどうなっているのだろうか?
  • 解説:仮定法過去を使って、何かに挑戦することの大切さなどを訴えているような名言です。「私たちにはそのような勇気があるから、今の豊かな人生になっている」ともとれる仮定法ですね。

アップル創業者スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)の名言

  • 名言:If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?
  • 和訳:もし、今日が私の人生において最後の日だったら、今日やろうとしていることをしているのだろうか?
  • 解説:これも仮定法過去ですね。常に今日が最後だと思ってその一日を過ごしなさいというメッセージが読み取れますね。

インド独立の父であるガンジー(Mahatma Gandhi)の名言

  • 名言:Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.
  • 和訳:明日死ぬかもしらにと思って過ごしなさい。また、永遠に生きると思って学びなさい。
  • 解説:仮定法未来ですね。相反するような2つの英文ですが、一生懸命生きる、そして学ぶことという重要性を訴えているような名言です。

復習しよう!仮定法のおさらい問題集

ここでは穴埋め問題を用意しました。

ここまでの仮定法の説明が分かっていれば簡単です!見返したりしてもいいのでここで基本を押さえておきましょう!

問題:

  1. If I ( ) time, I would play with you. ※「時間があったら」という英文にして下さい。
  2. It’s high time you ( ) to bed. ※「寝る時間」という表現にして下さい。
  3. I wish I ( ) a professional soccer player. ※「プロサッカー選手だっらいいな」という表現にして下さい。
  4. If I had been there, I would ( ) ( ) the same thing. ※「同じことをしていた」という表現にして下さい。
  5. But ( ) you, I might ( ) ( ) ( ) able to pass the exam. ※ノーヒントで解いてみましょう!
  6. If ( ) I had studied harder. ※ノーヒントで解いてみましょう!
  7. He insists that she ( ) English. ※「勉強する」の動詞を入れて下さい。
  8. If she ( ) to move, everyone would be sad. ※「もし彼女が引越しするなから」という仮定法です。
  9. ( ) you have any questions, please contact us. ※「もし質問があるなら」という仮定法です。
  10. I could’ve ( ) your seat. ※「あなたの席を取っておくことができたのに」という表現です。

解答と解説:

  1. If I ( had ) time, I would play with you. ※仮定法過去ですね。
  2. It’s high time you ( went ) to bed. ※「high time」でもうとっくにその時間が過ぎているという表現にしています。
  3. I wish I ( were ) a professional soccer player. ※「be動詞」の「was」ではなく、「were」が文法的には正しいです。
  4. If I had been there, I would ( have ) ( done ) the same thing. ※仮定法過去完了ですね。
  5. But ( for ) you, I might ( not ) ( have ) ( been ) able to pass the exam. ※「Without you」と置き換えてもて構いません。
  6. If ( only ) I had studied harder. ※「I wish I had studied harder.」と同様です。
  7. He insists that she ( study ) English. ※「that節」の主語が三人称単数ですが、動詞の原形となります。「should」が省略されている形です。
  8. If she ( were ) to move, everyone would be sad. ※確率が低い、仮定法未来となります。
  9. ( Should ) you have any questions, please contact us. ※仮定法の倒置ですね。
  10. I could’ve ( taken ) your seat. ※「take」の過去分詞をシッカリと覚えておきましょう!

まとめ:文法的にもとてもシンプルなのが英語の仮定法

仮定法は難しいと言われがちです。しかし、ここでお伝えしたように仕組みはとてもシンプルです。

時制をひとつ前にして、距離感を表現する。基本はそれだけです。

「~しとけばよかった!」「~だったらよかったのに!」など仮定法をコミュニケーションで使えるチャンスは沢山あります。

英会話や文章を書く時にでも、どんどん気軽に使って、仮定法を自然にマスターしましょう。

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