「失敗」を英語で言えますか?
日々の生活、仕事をしていると必ずあるのが「失敗」ですよね。「失敗は成功のもと」という言葉もあるくらい、日常会話でも、ビジネスシーンでも使われる英語です。
その「失敗」素直に認めて、状況を打開したり、次に繋げるためにも「失敗」についての英語のフレーズを知っていたほうがいいですよね。
「失敗」は英語でなんて言う?
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失敗は英語で様々な表現がありますが、「mistake」と「failure」の2つが、基本の単語です。
失敗の英語「mistake」「failure」|読み方(カタカナ)と発音
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失敗の英語|mistakeの名詞や動詞、過去形
「mistake」は、英語で「誤り」や「間違い」といった意味の名詞です。これは何かを誤って行ったり、誤解や誤算が生じたりした場合に使用されます。例えば、間違った情報を提供したり、誤った判断を下したりすることが「mistake」と呼ばれます。
また、「mistake」の動詞形は「mistake」で過去形は「mistook」です。例えば、「I mistook the time and arrived too early」(私は時間を間違えて早すぎて到着しました)といった形で使われます。和訳としては、「誤り」や「ミス」、「間違い」といった意味合いがあります。
失敗の英語|fail、failed,fault,failureの動詞や名詞、過去形は?
failには、fail、failed,fault,failureなど似た単語がありますが、
- Fail (動詞):
- 「失敗する」という具体的な行為を指します。
- 例: He failed the exam.(彼は試験に失敗した。)
- Failed (過去形):
- 「fail」の過去形で、何かが以前に失敗したことを指します。
- 例: The project failed last year.(そのプロジェクトは去年失敗した。)
- Fault (名詞):
- 「過失」や「誤り」を指し、責任があることを示すことがあります。
- 例: The accident was caused by human fault.(その事故は人為の過失によるものだった。)
- Failure (名詞):
- 「失敗」という出来事や状態を指します。具体的な行為ではなく、結果や状態を表す用語です。
- 例: The plan ended in failure.(その計画は失敗に終わった。)
簡潔にまとめると、「fail」は動詞で失敗の行為を指し、「failed」はその過去形です。一方で、「fault」は過失や誤りを指し、責任があることを示し、「failure」は失敗の結果や状態を指します。
「失敗してしまった」の英語表現
一般的に「失敗してしまった」と言いたい時は下記が基本となります。
- 英語:I made a mistake.
- 解説:mistakeにつく動詞はdoではなくmake(過去形:made)なので、この点は要注意です。沢山の失敗(ミス)をした時は、複数形で、「I made mistakes」となります。
カジュアルな「失敗しちゃった」の英語表現
同じ失敗でも、「やっちゃった!」とカジュアルに言いたい時は下記の表現でもOKです。
- I messed up.
- I screwed up.
- I blew it.
カジュアルな口語なので、友達同士や、仲のいい同僚に対して使いましょう。正式な場面では使えません。
失敗はすべて過去に起こったことなので、過去形で表現するのが通常です。
失敗に関する英語表現:「mis」がつく単語
日本語でミスという失敗を表わす言葉がありますが、その「ミス」がついた失敗に関連する単語がたくさんあります。
これらの単語で何を失敗したのか、わかりやすい形で失敗を伝えることもできます。
- misread:誤解する、読み違える
- misunderstanding:誤解、間違った理解
- miscalculation:計算間違い
- miscount:数え違えること、誤算
- misinterpretation:誤解、語訳、間違った解釈
- misconception:思い違い、誤解
- misjudgment:誤審、誤った判断
- misestimation:計算間違い
- misapprehension:思い違い、誤解
- misrepresentation:不正確な説明、誤って伝えること
「mis」の部分を外した元々の単語を知っていると、これらの単語は簡単に覚えられます。
しかし、これらは無理に全て覚える必要はありません。
一度見ておくと、リーディングなど出てきた時に「mis」がつけば、「失敗」に関する表現かも?と判断して、意味を想像することができますね。
「失敗」に関する英語表現
ネイティブとの会話の中でも使えたり、また聞いたりする「失敗」に関連するフレーズなどをピックアップしてみました。
- 「失敗から生じる」:come out of failure
- 「失敗に終わる」:end in failure
- 「失敗から立ち直る」:bounce back from failure
- 「失敗から得る」:draw from failure
- 「失敗から学ぶ」:learn from a mistake
- 「失敗ができない状態(許されない状態)」:without a net ※高いところから落ちても、落下防止用の安全ネットが無いことから、「失敗できない状態」の時に使われます。
- 「失敗した人」「失格者」:failure
また、日本語には「失敗は成功のもと」という格言がありますが、英語では何と言えばよいでしょうか。
そのまま表現したり、「失敗」の単語はないものの、同様の意味を含む表現があります。
- 「Failure teaches success.」:直訳は「失敗が成功を教えてくれる」です。
- 「You learn from your mistakes.」:直訳は「失敗から学ぶ」です。
- 「No pain, no gain.」:直訳は「痛みがなければ、得るものはない」です。失敗は成功のもと、という場合よりも「努力に勝る天才なし」という場面でも良く使われます。
- 「Every failure is a stepping stone that leads to success.」:「全ての失敗は成功へと続く布石である」これも「失敗は成功のもと」に近いですね。
「失敗した時の「I’m sorry.」は最小限に抑える」
失敗した時についつい出てしまうのが “I’m sorry.”で、日本人は結構この言葉を連発してしまう傾向がありますが要注意です。
日本では「ごめんなさい」「すみません」と非を素直に認めて謝るのが美徳とされています。
完璧に自分の非ではなくても、自分にも悪いところがあったなと思ったら、お互いに「すみません」と謝ることが多いですよね。
しかし、英語圏では自分に非がないのに謝ったりはしません。
後々裁判沙汰や、責任問題になった時に非を認めてしまった人が責任を取ることになるので、その点に関してはかなり慎重です。
“I’m sorry.” と相手が言ったとしても、それは「すみません」という謝罪ではなく、「お気の毒に」「残念です」とあなたの失敗について同情しているいる場合もあります。
また、“I’m sorry.” を、連発していると自信が無い人、プロフェッショナルではない人に見えてしまって、相手の信頼を失うこともあります。
では、どう対応したらいいのでしょうか?
“I’m sorry.”を使う場合は、“I’m sorry for ~.” と何について、謝りたいのかを明確して謝るか、間違ってしまったことや、思い通りに行かなかった結果は何なのかを明確にして、どう対処するか、次にどうするかを伝えるのがよいでしょう。
- 英語:I’m sorry for what happened.
- 日本語:起きてしまったことに対して、残念に思います。
このように、「残念に思う」という意味で、責任については明確にしないでその場は切り抜けるという方法もあります。
失敗の責任が明らかに自分にあり、謝りたい場合は「I’m sorry.」 よりビジネスライクなapology(謝罪)を使った謝罪がよいかもしれません。
- Please accept my apologies.:「大変申し訳ございませんでした。」 ※直訳では「私の謝罪を受け入れてください」です。
- My apologies for the mistake.:「失敗してしまい申し訳ございませんでした。」 ※apologyが複数形の「apologies」になる点は要注意です。
「失敗」などの英語表現が学べるオンライン英会話5選
「失敗」に関する英語を覚えるだけでなく、日常シーンでよく使う英語を話せるようになるには、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
ここでは、日常英語が上達するおすすめのオンライン英会話を5つご紹介します。
- レアジョブ
- Native Camp(ネイティブキャンプ)
- クラウティ
- kimini英会話
- hanaso
それぞれ順番に見ていきましょう。
レアジョブ
レアジョブは、講師数6,000名を超える日本最大級のオンライン英会話です。
1レッスンあたりの費用は脅威の約170円〜、毎日1回以上レッスンを受けることができます。
レアジョブで用意されているカリキュラムは幅広く、日常英会話をはじめとして、海外旅行英語、ビジネス英語、その他シーンに合わせた英語など、自分の学びたいカリキュラムを自由に選択できます。
また、講師数6,000名の中には、本場のネイティブ講師も在籍しているため、より本場に近い英語を学びたい方にもぴったりです。
「オンライン英会話を受講したいけど、どのサービスを選んで良いのか分からない」という方は、第一候補としてレアジョブを検討してみてはいかがでしょうか。今なら2回の無料体験レッスンを受講することも可能です。
Native Camp(ネイティブキャンプ)
Native Camp(ネイティブキャンプ)は、業界初のレッスン受け放題システムを採用しているオンライン英会話です。ネイティブキャンプにログインするだけで、24時間365日、いつでも好きな時間にレッスンを受けることができます。
また、一般的なオンライン英会話は「1回のレッスン時間は25分〜」と制限を設けられていることも多いですが、ネイティブキャンプは5分だけレッスンを受けることも可能。
朝の通勤前にレッスンを受けるも良し、寝る前に少しだけ英語を勉強するのも良し。
さらに、自習用のコンテンツとして「読み放題」「聞き放題」機能も搭載されており、リーディングやリスニングの強化も自由に行うことが可能です。
これだけ充実したコンテンツが用意されているオンライン英会話は他に存在しないため、低価格でボリューム感のあるレッスンを受けたい方はネイティブキャンプを受講してみましょう。今なら1週間の無料体験レッスンを受けられます。
クラウティ
クラウティは、家族でシェアできることで有名なオンライン英会話です。
1つのアカウントで、最大6名までアカウントを共有できます。6名で利用したとしても、かかる費用は1アカウントのみの月額4,950円〜。
レッスン回数は1日2回〜4回を選択できるので、「今日はママが英語を勉強する日」「明日は子どもに英語を勉強させる日」という形で、シェアしながら家族全員で英語を学べるのがクラウティのメリットです。
通常のオンライン英会話は「Zoom」や「Skype」といった外部アプリを使ってレッスンを行いますが、設定をしたことがない人にとっては難易度が高いもの。
その点、クラウティは独自のレッスンシステムを採用しているので、クラウティにログインするだけでレッスンを行うことができます。
圧倒的に低価格で、家族全員で英語を楽しく学びたい方は、一度クラウティの無料体験レッスンを受講してみてはいかがでしょうか。
kimini英会話
kimini英会話は、子どもから大人まで細かにレベルが設定されたカリキュラムで学べるオンライン英会話です。
教育業界で70年以上の実績を誇る学研が運営しており、高校・大学など200以上の教育機関で導入されているレベルの高いカリキュラムが用意されています。
「レベルが高くてついていけないかも」と不安に感じている方も、受講をスタートしたタイミングで、スピーキング力を確かめられるテストを受けられます。
こちらのテストの結果に合わせてカリキュラムを提案してくれるため、自分のレベル以上に難しいカリキュラムでレッスンが進むことはありません。
さらに、月額料金も1,100円(税込)〜と、業界最安値クラスです。
子どもから大人まで、品質が担保されたカリキュラムで英語を学びたい方は、kimini英会話を選んでみてはいかがでしょうか。
hanaso
hanasoは、英語の復習に特化したオンライン英会話です。
- レッスンで学び口になじませる
- 復習システムにより効率よく定着させる
- 音声教材で会話での使い方を練習する
上記3つのステップでレッスンが進むので、日常的に使っている英語を効率よく覚えられるのがhanasoのメリットです。
レッスン教材も豊富に用意されており、日常英会話をはじめとして、おもてなし英会話、特定のシーンに特化したトピックトーク、自由に英語を話すフリートークなどがあります。
「一度覚えた英語を忘れてしまった」「学習の二度手間を減らしたい」と考えている方は、hanasoを選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ:「失敗」の英語はカジュアルからフォーマルまでを覚えよう!
「失敗」の英語は名詞で「mistake」や「failure」ですが、場面や失敗の内容に応じて様々な言い方で表現しましょう。
カジュアルな表現も覚えておくと便利で、ネイティブもよく使う表現です。友達同士の会話ではサラッと言えるようになると会話もスムーズになります。
ここで説明したように、失敗した時の謝り方は、文化の違いもあるので注意しましょう!
このように、英語を学ぶ時は、考え方、文化も一緒に学ぶと正しい使い方ができるようにもなるので、是非参考にしてみて下さい。
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