「客」を英語で言えますか?
「客」とひと言で言っても、様々な意味がありますよね。「訪問客」や「顧客」など。
英語では「客」の意味がある表現が複数あり、場面や伝えたいニュアンスに応じて使い分ける必要があります。
目次:
1.様々な「客」の英語と発音
1-1.英語の「customer」で「客」を表現
1-2.英語の「guest」で「客」を表現
1-3.英語の「visitor」で「客」を表現
1-4.英語の「client」で「客」を表現
1-5.英語の「audience」で「客」を表現
1-6.英語の「passenger」で「客」を表現
2.「(お客の)クレーム」は和製英語!?
3.「客」の関連英語
1.様々な「客」の英語と発音
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日本語では「客」や「お客様」などどの場面でも基本は同じ表現で使いますが、英語ではシチューエーションで異なる英語を使います。
それぞれを見てみましょう!
1-1.英語の「customer」で「客」を表現
お店などで商品を買ったり、サービスを利用したりする「顧客」が「costumer」です。
「customer」の発音は下記となります。
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1-2.英語の「guest」で「客」を表現
「guest」は「招待客」です。
パーティーなどに招待された「客」が「guest」です。また、ホテルやレストランでも「guest」を使います。
「guest」の発音は下記となります。
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招待する側、もてなす側の主催者は「host(ホスト)」です。2つセットで覚えましょう。
1-3.英語の「visitor」で「客」を表現
「visitor」は訪問客です。
会社や学校などや、社交場などへの「来客」や「訪問客」に使う表現です。
「visitor」の発音は下記となります。
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「guest」と違うのは、「visitor」は「招待」ではなく、「客」が自発的に来る場合が多いという点です。
商談の目的で、個人宅や会社に訪問する場合も「visitor」です。また、「観光客」、「来場者」、「見舞客」等の意味でも使える表現です。
1-4.英語の「client」で「客」を表現
「client」は医師、弁護士、会計士、トレーナーなど専門的な職業の「顧客」に多く使う表現です。
「client」を使う場合は上記の職種のように、長期的に関係性がある「顧客」のイメージです。
「client」の発音は下記となります。
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意味は日本語の「クライアント」に近いニュアンスです。
相手が、個人ではなく企業の場合も使います。
1-5.英語の「audience」で「客」を表現
「audience」は、コンサート、映画、舞台などの「観客」です。
「audience」の発音は下記となります。
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ラジオやテレビの「視聴者」も「audience」です。
「視聴者」は英語でも「listener」が使われることも多いですが、本来は「audience」が正しい表現です。
「audience」は、日本語の「観客」と同様に集合体での意味合いが強い表現で、複数の人数でも単数形の「audience」となります。
しかし、スポーツイベントやショーなどの「観戦客(見物人)」は「spectator(スペクテイター)」となります。ここで覚えておきましょう。
1-6.英語の「passenger」で「客」を表現
「passenger」は、「乗客」です。
飛行機、船、電車、バスなどの乗り物の「客」で使う表現です。
「passenger」の発音は下記となります。
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イギリス英語では「お荷物(のような人)」の意味で使われる場合もあるので、要注意です。
2.「(お客の)クレーム」は和製英語!?
お客様からの「苦情」を日本語でも「クレーム」といいますよね。
カタカナなので、英語でも「claim」だと思っていませんか?
「claim」は「(当然のこととして)要求する」「(正しいこととして)主張する」という意味です。名詞でも使えますが、「主張」「要求」という意味で、日本語の「クレーム」とは意味が違います。
「苦情」や「不平」は、英語で「complaint」です。
「complaint」の発音は下記となります。
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「苦情を言う」は、「make a compliant」です。「言う」ですが、「say」ではなく「make」を使うのでセットで覚えておきましょう。!
3.「客」の関連英語
「客」の関連表現を見てみましょう。
- 「既存客」:existing customer ※「existing(イグジスティング)」は「現存の」です。
- 「お得意様」「常連客」「固定客」:regular customer(レギュラー・カスタマー), steady customer ※「steady(ステディー)」は「安定した」や「(基礎などが)しっかりした」という意味です。
- 「見込み客」:potential customer(ポテンシャル・カスタマー), prospective customer(プロスペクティヴ・カスタマー)
- 「リピーター」:repeat customer(リピート・カスタマー)
- 「ロイヤル・カスタマー」:loyal customer
- 「観光客」:tourist(ツーリスト) ※先に紹介した、「guest」でもOKです。
- 「客員教授」:guest professor(ゲスト・プロフェッサー)
- 「客に対応する」:serve a customer ※「serve(サーヴ)」は「仕える」という英語です。
- 「顧客第一(優先)」:customer first(カスタマー・ファースト)
- 「カスタマー・サービス」:customer service
「客」に関する英語表現が学べるオンライン英会話3選
仕事の顧客対応やビジネスシーンでの「客」に関する英語などを覚えたい場合は、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
ここでは、「客」に関するビジネス英語が学べるオンライン英会話を3つご紹介します。
- Bizmates
- ベストティーチャー
- EFイングリッシュライブ
それぞれ順番に見ていきましょう。
Bizmates
Bizmatesは、ビジネス特化型オンライン英会話でNo.1の実績を誇るオンライン英会話です。
「世界で活躍できるビジネス英会話スキル」を身に付けることが目的であり、独自カリキュラムと実際のビジネスシーンで使われる英語を網羅的に学ぶスタイルとなっています。
レッスン満足度は脅威の97.9%、上達実感は91.1%とこちらも圧倒的です。
レベルが30段階に分かれているので、英語がまったくできない初心者の方でも安心して受講できます。
初月が実質無料になるキャンペーンも用意されているので、Bizmatesが気になる方は公式サイトで情報をチェックしましょう。
ベストティーチャー
ベストティーチャーは、実際の場面を想定したリアルなレッスンが受けられるオンライン英会話です。
ライティング、実践を想定したトレーニング、スピーキングの3つを中心に英語力を強化でき、外国人講師による英作文の添削や、24時間場所や時間を選ばずに回数無制限でレッスンを受けられます。
実際に、ベストティーチャーの受講生も「2ヶ月間受講しただけで海外企業に転職できた」「仕事と育児を両立しながら英検1級を取得できた」と非常に良い評判が見られます。
ライティングとスピーキングを同時に強化したい方は、ベストティーチャーを受講してみてはいかがでしょうか。
EFイングリッシュライブ
EFイングリッシュライブは、世界の大企業でも採用されているカリキュラムを個人でも受講できるオンライン英会話です。
プライベート(1対1)レッスン、グループレッスンの好きなほうを選ぶことができ、12週間(3ヶ月間)でのレベルアップが約束されています。
また、英語レベル診断も用意されているので、自分の英語レベルが分からない方や、診断によって自分のレベルに合わせたカリキュラムを受講したい方にもぴったりです。
EFイングリッシュライブも無料体験が用意されているので、下記の公式サイトから無料体験を受講してみてはいかがでしょうか。
まとめ:「客」の英語は実践の会話で使う機会が多い!
「客」の英語表現は、場面によって使い分ける必要があります。
どれも、良く使う表現なので違いを理解して、外国人との英会話で使い分けられるようにしましょう。
「クレーム」の英語も、間違いやすい表現なのであわせて覚えておきましょう。和製英語には常に注意ですね。
【会話の中で単語がパッと出てこない方へ】
「客」を含んだ単語だけでも様々でしたね。これだけでも覚えないといけない似た単語も多かったり、場面に合った単語が浮かんでこない方もいらっしゃるでしょう。そんな方には、単語を覚える効率的な方法を下記にまとめています。一度読んでみてください。
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