英語の「請求書」が届いたり、作成の必要ができて困っていませんか?
英語の「請求書」と聞くとすごく難しいように思うかもしれません。
しかし、「請求書」などのフォーマットが決まっている書類は、使われる単語も限られているので、一度学んでしまえば難しくはありません。
また、ここでは初めて英語での請求書を発行する方のためへ、テンプレート(フォーマット)をご用意しておりますので、参考にして是非使ってみて下さい。
目次:
1.「請求書」の英語
1-1.英語の「bill」で「請求書」を表現
1-2.英語の「invoice」で「請求書」を表現
2.英語での「請求書」の書き方
3.今すぐ使える!英語の「請求書」のテンプレート
4.英語の「請求書」に欠かせない表現
1.「請求書」の英語
※このページには広告が含まれています。
先ずは「請求書」そのものを表現する英語を見てみましょう。
「請求書」の基本単語は2つあります。
1-1.英語の「bill」で「請求書」を表現
「bill」の発音と発音記号は下記となります。
|
日常生活で「請求書」として、良く使われる表現です。
提供したサービスとその価格が明記されていているもので、それに対して「支払い」が求められている書類です。
レストランなどで食事して、お会計の時に明細として渡されるものも「bill」と言います。特にアメリカでは、「bill」は、飲食店の「勘定書」というイメージが強い表現です。
電気や携帯電話の請求書など、一般家庭に毎月届く請求書も「bill」です。ただし、これらの場合は、書類には「billing statement」と表記されていることが一般的です。
1-2.英語の「invoice」で「請求書」を表現
「invoice」の発音と発音記号は下記となります。
|
納品した物、サービスとその価格が明示されています。
「invoice」は、主に企業間のやり取りで使われることが多い書類です。貿易でも使う書類です。
買い物をした時にレシートの代わりに「invoice」と書かれたものを渡されることもあります。
「bill」と大きく違うのは、「送り状」と言われることもあり、支払いが伴わない場合もあるということです。
2.英語での「請求書」の書き方
英語の「請求書」は、大よそフォーマットが決まっているので、そのフォーマット通りに作成するだけです。
ここでは「絶対に記載する重要事項」を紹介します。
「請求書」の基本の書き方のポイントを順番に解説します。
その1.「タイトル」
一番上のタイトル部分に「Invoice」と「請求書」であることを明記します。
その2.「請求書番号」
右端に「Invoice Number(請求書番号)」を記載します。
この「請求書番号」は、省略も可能です。請求書を複数発行する場合は番号があると、問い合わせがあった時などやりとりがスムーズです。
その3.「発行元」
請求書の発行元の会社、つまり自社の情報を記載します。
記載位置は右側が一般的で、順序は会社名、住所、電話番号となります。
※住所の書き方は、『英語の住所表記|名刺や郵便物で使える8つの書き方』で詳しく説明しています。こちらも、参考にして下さい。
振込先など口座情報は、上記の自社情報の下かページの最後の余白などに「Bank Details」として記載します。
その4.「日付」
会社名と同じラインの右端に日付を書きます。
※日付の書き方は、『英語で日付の書き方|順序や4つのパターンを覚えるだけ!』で詳しく説明しています。こちらも参考にして下さい。
その5.「顧客情報」
請求先の情報はタイトルの下の段の左上に書くのが一般的です。
記載の順番は、担当者名、役職、会社名、住所です。
その6.「請求内容」
顧客情報まで記載したら、請求詳細、単価、個数。金額などを表にして記載します。
「請求書」の書き方はフォーマットによって書き方が変わるので、必ずしもこの書き方でなければならないということはありません。
インターネット上に、様々な英文請求書のテンプレートがあります。それらを活用するととても簡単に作成できます。※様々な種類のフォーマットがあり必ずこれ!というものはありません。また業種、請求内容によって変わってきますので、あえてここでテンプレート紹介は控えさせて頂きました。ご了承下さい。
英文で「請求書」を送付する場合は、カバーレターを添えるのが一般的です。メールの場合も本文中に一言添えて、「請求書」添付します。
カバーレターには、購入や取引のお礼の一言を記載します。
この他にも英文の書類について記事で詳しく解説しています。
3.今すぐ使える!英語の「請求書」のテンプレート
初めて英での請求書を書かれる方に、簡易的なテンプレート(フォーマット)をご用意いたしました。
色付けや項目の削除や追加など自由にアレンジできますので是非ご活用ください。
※下記の画像をクリックするとテンプレート(エクセル形式)がダウンロードできます。
「請求書」など英語文書が学べるオンライン英会話3選
英語の請求書など、文書作成からビジネスシーンで使われる英語などを覚えたい場合は、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
ここでは、英語文書の書き方やビジネス英語が学べるオンライン英会話を3つご紹介します。
- Bizmates
- ベストティーチャー
- EFイングリッシュライブ
それぞれ順番に見ていきましょう。
Bizmates
Bizmatesは、ビジネス特化型オンライン英会話でNo.1の実績を誇るオンライン英会話です。
「世界で活躍できるビジネス英会話スキル」を身に付けることが目的であり、独自カリキュラムと実際のビジネスシーンで使われる英語を網羅的に学ぶスタイルとなっています。
レッスン満足度は脅威の97.9%、上達実感は91.1%とこちらも圧倒的です。
レベルが30段階に分かれているので、英語がまったくできない初心者の方でも安心して受講できます。
初月が実質無料になるキャンペーンも用意されているので、Bizmatesが気になる方は公式サイトで情報をチェックしましょう。
ベストティーチャー
ベストティーチャーは、実際の場面を想定したリアルなレッスンが受けられるオンライン英会話です。
ライティング、実践を想定したトレーニング、スピーキングの3つを中心に英語力を強化でき、外国人講師による英作文の添削や、24時間場所や時間を選ばずに回数無制限でレッスンを受けられます。
実際に、ベストティーチャーの受講生も「2ヶ月間受講しただけで海外企業に転職できた」「仕事と育児を両立しながら英検1級を取得できた」と非常に良い評判が見られます。
ライティングとスピーキングを同時に強化したい方は、ベストティーチャーを受講してみてはいかがでしょうか。
EFイングリッシュライブ
EFイングリッシュライブは、世界の大企業でも採用されているカリキュラムを個人でも受講できるオンライン英会話です。
プライベート(1対1)レッスン、グループレッスンの好きなほうを選ぶことができ、12週間(3ヶ月間)でのレベルアップが約束されています。
また、英語レベル診断も用意されているので、自分の英語レベルが分からない方や、診断によって自分のレベルに合わせたカリキュラムを受講したい方にもぴったりです。
EFイングリッシュライブも無料体験が用意されているので、下記の公式サイトから無料体験を受講してみてはいかがでしょうか。
4.英語の「請求書」に欠かせない表現
「請求書」に使われる英語表現を確認しましょう。
請求書を読む時や、作成する時の参考にして下さい。
- 「顧客名」:Customer’s Name
- 「御社名」:Your Company’s Name
- 「会社住所」:Company Address
- 「株式会社」:Share Limited Company
- 「ご担当者」:Company Representative
- 「請求書番号」:Invoice Number
- 「支払期日」:Payment Deadline
- 「銀行詳細(振込先詳細)」:Bank Details
- 「銀行名」:Bank Name
- 「口座番号」:Bank Account Number
- 「口座名義」:Bank Account Name
- 「日付」:Date
- 「価格」:Price
- 「単価」:Unit Price
- 「数量」:Quantity
- 「小計」:Sub Total
- 「合計金額」:Amount
- 「詳細」:Description
- 「消費税」:Sales Tax
- 「税率」:Tax Rate
まとめ:英語での「請求書」はポイントを押さえるだけ!
英語で「請求書」を表わすのは、基本の単語「bill」と「invoice」を覚えておきましょう。
それぞれ、ニュアンスの違いがありますが、厳密に使い分けられていない場合もありますのであまり神経質にならなくても大丈夫です。
「請求書」の基本的な書き方はそれほど難しくありません。海外の人が来ることや、インターネットでの国際取引も増えています。英文の「請求書」が必要になったら、フォーマットなども活用しながら、作成してみてくださいね。
コメント